宮澤さんの連載「令和も釣りは楽しく真剣に!」。
今回は巻頭特集連動企画としての特別編。
関西へ遠征し、本場明石の餌木タコと大阪湾のテンヤタチウオを楽しんできた模様をお届けしよう。
まず初日は明石のマダコで、7月20日に兵庫県明石浦漁港の丸松乗合船より5時過ぎに出船。
マダコの湧きは全国的にいいようで、ここ明石でも東京湾を上回る釣れっぷりで連日盛り上がっているとのこと。
今回は宮澤さんのfacebookグループ 「極鋭友の会」を中心としたメンバーの貸し切り船で取材させていただいた
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屋根付きの船に両舷ギッチリの釣り人が関西に来たことを感じさせてくれる
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PROFILE
みやざわ ゆきのり
1966年大阪生まれ、三重大学水産学部卒。
釣り全般を愛好するが、陸っぱりのエギング、船のカワハギ、マルイカのエキスパートとして雑誌、新聞、テレビ、Webで最先端の情報を発信する。
グローブライド・ダイワ社員。
まず初日は明石のマダコ
航程30分ほどの明石沖、水深10m前後からスタートすると、さっそく船内入れ乗りモードに突入する。
釣れるタコは300g前後の小型主体に時どき500g~1kg前後が交じってくる感じ。
しばらく釣っているうちに乗りが途絶えることはあるが、そうなるとすかさず船長がポイントを移動してくれ、再び入れ乗りが繰り返される。
ウワサどおり明石のタコの濃さは圧倒的で、12時過ぎに沖揚がりとなったときにはほとんどの人が50~60杯をキープ。
宮澤さんも数が分からなくなるほど夢中になって釣りまくり、帰港後計量してみれば、総重量は約8.5kgであった。
ガシッと乗せたときの手応えが餌木タコ釣り最大の魅力
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今年は明石のマダコも絶好調!
明石のタコは餌木を使った竿釣りが主流
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関西出身の西村豪太さんも釣りまくって3ケタ達成!
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(左)郷原未来さんも 九州より参戦!(右)写真だと分かりにくいが、清水恭仁さんはテンヤでマダコのダブル!
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たま~に2~3kgの良型もくる
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大阪湾のタチウオもシーズンイン
遠征2日目の7月21日は大阪府泉佐野市に移動し、北中通漁港の上丸よりシーズンが開幕したばかりのタチウオ狙いで出船。
このところは関東でもテンヤの釣りをする人が増えてきたため注目度は上がっているが、大阪湾はその本場。
釣り人の人気も関東のタチウオファンを上回る熱さで、この日も満船にて午前6時に出船。
村上船長が最初に目指したのは大型が期待できる洲本沖。
午前7時に水深90m前後でスタートとなった。
(左)テンヤによってもアタリの数は変わるという。宮澤さんが使っていたタングステン製テンヤには村上船長も太鼓判を押していた(右)上丸では上質なイワシエサを用意してくれている
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サンマエサを持ち込んで使う人もいる
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シーズン初期だけに模様は不安定のようだが、底上5mほどをじっくり探っていた宮澤さんが掛ける。
取り込んだのは指幅3.5本ほどのまずまずサイズ。
が、船長に言わせれば当地のタチウオはこんなもんじゃないらしい。
船中ではポツポツと1mクラスが上がっていたが、潮変わりを迎えたため神戸沖へ大きくポイント移動。
水深70m前後で釣り始めると、平均サイズは若干落ちたものの、次から次へとアタリが出て、宮澤さんもタチウオとの熱いバトルを堪能する。
やがて午後3時に沖揚がり。
宮澤さんは15本と数こそのばせなかったが、テンヤならではの釣趣を満喫。
大満足で2日間の関西遠征を終えたのであった。
夏休みあるいは秋休みを取って、今、関西で最も熱い2大ターゲットを狙ってみてはいかがだろう。
大阪湾のタチウオは明石のタコと双璧をなす関西の人気ターゲット
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テンヤならではの釣趣を満喫!!
宮澤さん、高槻さんともテンヤのタチウオ釣りにゾッコン!
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(左)このくらいのサイズは普通に釣れるらしい(右)当地では120cm以上ないとドラゴンとは呼ばない。この日の最大は110cmほど
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(左上)この日は主に底からタナを探っていった(右上)この日のトップは20本ほど(左下)最盛期には大型ばかりが入れ食いになるシーンもあるとか(右下)関東のタチウオファンもテンヤの魅力にイチコロ
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今回の釣行を動画でチェック!
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隔週刊つり情報(2019年9月1日号)※無断複製・転載禁止