6月26日、ショウサイフグを狙って東京湾奥金沢八景の野毛屋の午後船へ。
11時半ごろ受け付けを済ませ、空いていた左舷胴の間に入り、仲乗りさんからエサのアルゼンチンアカエビが10匹入ったカゴを受け取る。
乗船者6名で12時半ごろに出船、30分ほどで大貫沖の水深10メートル前後に到着する。
アンカーが打たれ、船が潮になじんだところで、「準備ができた方からどうぞ」のアナウンスでスタート。
頭を取って殻をむいたエビの身を3等分に切り、3本のエサバリに付けて投入。
ウネリが高く船が上下動し湾フグの繊細で微妙なアタリの察知が難しいため、アタリが分からないときは3秒に1回のペースで空合わせを入れていた。
タイム釣りからゼロテンへ
すると数投目で穂先がモタレたので、スッと竿を立てて合わせると竿先が曲がった。
一定の速さで巻き上げると20cm級のヒガンフグがエサバリに掛かって上がってきた。
エサを付け直して再投入すると、すぐにアタリ。
合わせるとズシッと手元に重さが伝わってきた。
テンションを保ったまま慎重に巻き上げて25cm級のヒガンフグを追釣。
しばらくすると船の上下動に慣れ、ゼロテンションを保つことができるようになってきた。
竿先に集中しているとコツンとアタリ。
スッと手首を返して軽く合わせるとうまくハリ掛かり、ショウサイフグをキャッチする。
船中を見回すとショウサイフグとヒガンフグの両方がポツポツと釣れている。
中でも左舷トモのベテランが仕掛けを投げて広く探りテンポよく釣り上げていた。
相変わらず海況が悪い中、コツコツと明確で強いアタリがきた。
巻き上げ中もグイグイ引くので、良型のフグか? と期待したが、釣れ上がったのはエサバリに掛かった2尾のクサフグ。
気を取り直して再投入。
頻繁に誘うとクサフグが寄ってくる気がしたので、オモリを底に着けて待つ時間を長くしてみたところ、ショウサイフグを5尾追加できた。
その後もアタリが途切れることなく、ベテランの方がたは強風とウネリをものともせずバリバリと数をのばしていく。
そして15時半の沖揚がりを迎えた。
当日は20~38cmのショウサイフグとヒガンフグを合わせて7~32尾。
私はショウサイフグ6尾とヒガンフグ2尾だった。
船長にフグをさばいてもらうと3尾のショウサイフグが白子持ちで半分の確率。
ショウサイフグの白子は、例年8月上旬ごろまでの期間限定とのこと。
帰宅後、船長がブログで紹介しているレシピどおりに作って、ゆで白子と焼き白子の2種類を堪能。刺身とともに家族に大好評だった。
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隔週刊つり情報(2020年8月1日号)※無断複製・転載禁止