相模湾のルアーキハダが今年もいよいよ開幕。
迫力満点のナブラにルアーを撃ち込む瞬間は緊張と興奮で胸が高鳴り、うまくヒットに持ち込めたらキハダ対人間の熱い戦いが始まりやす。
今回はルアーキハダ船で出船している相模湾小田原早川港・平安丸の小林哲郎船長に色いろとお話を伺ってみやしたよ。
ノブ「7月に入って相模湾のルアーキハダが上向いたようですね?」
船長「ウチでは7月3日に今期初の22kgが上がって、その後22、24・5kgがキャッチされれました。まだ魚が素直な感じで目の前にルアーを通せれば食ってくる感じですね」
ノブ「昨年と比べて模様はどうでしょう」
船長「昨年と比べると今年はキハダの群れが近くを回遊しているので手応えはいいです。8月に期待ですね」
ノブ「平安丸のルアー船は人数限定なんですよね」
船長「12名までです。皆さんにチャンスがくるようローテーション制で釣ってもらっています。ナブラやトリヤマなどのチャンスがあるたびに交代で3名ずつミヨシの突き出しに移動してもらいますが、私がアナウンスするのでそれに従ってください」
ノブ「キャストの注意点などを教えてください」
船長「キャストするときは必ず後方確認をして『投げまーす』と言ってから投げるようにしてください。それと事故防止のためにルアーのフックは必ずバーブレスにしてください」
![釣行の写真]()
▲ヒットすると強烈な引きと疾走がたまらない
出典:
ノブ「キハダ用ルアーはどんなものを用意すればいいッスか?」
船長「14~20cmのフローティングペンシルベイトと14cm前後のシンキングペンシルベイトですね」
ノブ「それぞれのルアーの使い分けを教えてください」
船長「フローティングタイプはナブラ撃ちやソナーに映るキハダを誘い出し(ジャーク)で釣るときに使います。ナブラ撃ちではルアーを投げて着水したら動かさずに放っておくのも効果的です。シンキングタイプはソナーに映るキハダのタナが深いときや、イワシ団子があるときなどにフォールさせます」
ノブ「ナブラ撃ちのコツを教えてください」
船長「とにかく焦らず落ち着いてキャストしてください。キハダの動きをよく見て進行方向の先にルアーを撃ち込むようにしてください。キハダの後方に投げても釣れません」
ノブ「ファイトはどんな感じで行えばいいですか?」
船長「まずドラグ設定ですが、タックルにもよりますが4~6kgといった感じです。最近はパワーのあるタックルでガンガン上げちゃう人もいますが、基本は走ったら走らせて、止まったところでポンピング。これで寄せてきます」
ノブ「キハダ用の大きなクーラーを用意して船に積んだほうがいいッスか」
船長「釣れたキハダは船の大きなクーラーに入れるのでいりません。飲み物や食料用のクーラーだけでOKです」
ノブ「そのほかに注意点があったら教えてください」
船長「キハダを掛けると船上を走り回ることもあるので、滑りにくいシューズを必ず履いてください。それと頭と目を守るキャップと偏光グラスもお願いします。熱中症対策の飲み物を多めに用意してください」
ノブ「わかりました、ありがとうございます」
船長「いえ、こちらこそ。今年は出足からいい感じなので竹田さんもキハダに挑戦してみてください。お待ちしていますよ!」
ノブ「ハ~イ!」
![釣行の写真]()
▲ペンシルベイトはフローティングとシンキングの両タイプを用意しておく
出典:
INFORMATION
相模湾・小田原早川港
平安丸
0465・22・0676
▼備考=予約乗合、5時集合、集まり次第出船。
JR早川駅より徒歩約5分
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隔週刊つり情報(2023年8月15号)※無断複製・転載禁止