読者のみなさんこんにちは!
なおちんこと井上直美です。
第5回なおちゃんねるは外房大原港の敷嶋丸さんにお世話になって、9月に解禁したばかりのフグ釣りに行ってきました。
フグ釣りは一見難しい釣りと思われがちですが、タックルや仕掛けもシンプルなのでビギナーさんにもオススメできる釣り物です。
また、フグを釣ってもさばけないからと心配する方もいると思いますが、フグ船を出す船宿では免許を持った船長さんたちがフグを処理してくれるので安心して持ち帰れます。
プロフィール
井上 直美(いのうえ なおみ)
アルファタックルフィールドスタッフ。
ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ~ル。
“なおちん” の愛称で親しまれる。
合わせが決まると気持ちいい~!
外房のフグ釣りは5年ぶりだったので、出船前に大船長に色いろ教えていただきました。
エサのアオヤギの付け方は様ざまあるようですが、大船長のおすすめはアオヤギのベロから刺してワタで止める方法で、3~4個をタップリと付けます。
釣り方も簡単で、あまり波がなく船が上下しないようなら仕掛けを底に着けたままゼロテンションで、根が荒い場所や底が取りにくい場合はオモリを少し離した状態でアタリを待ちます。
5秒ほど待ってアタリがなければ空合わせを入れるのも有効だそうで、これが誘いにもなるので積極的に入れていくといいとのこと。
アタリはしっかりと穂先が動くときもあるのですが、微かに穂先が震えたりモゾモゾするだけのことがほとんどなので、慣れないうちは少しでも違和感を感じたら合わせを入れるようにするとハリ掛かり率がアップするそうです。
当日は4時半過ぎに出船、まずは近場の大原沖、水深15m前後からスタートしました。
開始直後からすぐにアタリがあり、しばらくして掛かった念願の1尾目は本命のショウサイフグ!
サイズは少しかわいかったけど元気一杯、怒って体がパンパン膨らみとっても愛らしかった♪
しばらくコンスタントに釣れていましたが、アタリが遠のいたところで太東沖の根周りへ移動となりました。
水深は17mくらい。
根掛かりを避けるために少しオモリを底から浮かせた状態でアタリを待っていると、突っ込むような大きなアタリがありました。
巻き上げ中も左右に泳ぎ回っているので青物かな?
残念ながら海面でバレてしまったのですが、正体はショゴ(カンパチの若魚)でした。
今年も大原のフグ釣り、始まりました
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当日は大原~太東沖の水深14~19m前後を狙いました
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アタリを逃すまいと瞬きを忘れて竿先を見つめてしまいます
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セイヤッ!思わず声が出ちゃいます
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続いてまたまた大きなアタリがあり、なんと今度は巨大なヒガンフグ!
あまりの大きさにビックリです。
船内ではカワハギやカサゴなどなどたくさんのゲストも釣れていました。
アタリが減ったところで根掛かりのない水深17m前後のポイントへ移動、ポツポツとショウサイフグを追加します。
入れ食いとはいきませんでしたが、時どき穂先に出る微細なアタリにうまく合わせが決まったときは快感です。
11時半に沖揚がり。
釣果はショウサイフグ19尾にヒガンフグ1尾で合計20尾。
たくさんのフグを釣ることができました。
しかも竿頭だったみたいでうれしい~♪
船長によるとこれからますます盛り上がる時期だそうですが、なんと!私が釣行した翌週からは規定の80尾に到達する日もあるなど大爆釣!
連日トップで50~70尾ほど釣れています。
迎える10月も期待大ですね♪
こんな巨大なヒガンフグ、初めて釣りました~
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きた~またきた~! ! 連発すると最高です
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こう掛かっていればまず逃げませんね
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30cmオーバーの良型もよく交じります
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根周りではヒガンフグがよく交じりました
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フグ釣りって、マルイカ釣りも好きな方が多いみたいです
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この日は15尾前後の人が多かったようです
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常連さんの話では近いうちにXデーがくるとのことでしたが、1週間後にきたとか
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なおちんのカットウフグ仕掛け
動画も公開中!
Nao's Kitchen
敷嶋丸さんでさばいていただいたフグは血合などもていねいに洗い落としてくれたので、帰宅してからの調理や保存がすごく楽でした。
高級食材のフグが自宅で食べられるなんて本当にぜいたくですよね。
この日釣ったショウサイフグは空揚げに♪
ヒガンフグは釣りたては硬いので冷蔵庫で熟成中です。
てっさで食べるのが楽しみだな~♪
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【外房(千葉県)ショウサイフグ船】人気ランキング
隔週刊つり情報(2020年10月15日号)※無断複製・転載禁止