読者の皆さん、こんにちは!
なおちんこと井上直美です。
第9回なおちゃんねるは外房大原港の富久丸さんにお世話になって今が旬の寒ビラメ釣りを楽しんできました。
実は隔週刊つり情報で過去3回ほどヒラメの取材をさせてもらっているのですが、恥ずかしながらいまだ釣れたことがありません。
だから今回はなんとしても釣り上げたい!
しかもこの時期のヒラメは身が引き締まり脂も乗ってとってもおいしいので、色んな料理にもチャレンジしたいです。
富久丸さんはノーマル、ライトどちらでもよいそうですが、最近はライトのお客様のほうが多いようです。
私も今回はライトタックルで、オモリは40号と60号、念のため80号も用意していきました。
プロフィール
井上 直美(いのうえ なおみ)
アルファタックルフィールドスタッフ。
ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ~ル。
“なおちん”の愛称で親しまれる。
イワシ狙いは誘いも有効
船長さんに最近の状況などを聞くと、ちょうど2日前くらいから浅場にイワシの群れが入ってきたので、今日は浅場を探っていくとのことです。
5時半過ぎに出船、25分ほど走って釣り場の太東沖に到着。
このポイントは数は釣れるけど、サイズは小さめが多いとのこと。
海面をのぞくとベイトとなるイワシがピチピチと跳ねて大群で泳いでいて、状況はよさそうです。
水深は5~10m。
こんなにも浅い場所でヒラメを狙ったことはなかったのでとっても楽しみ♪
まずは仕掛けを海底まで下ろして、オモリがたまに海底をトントンとたたくくらいで待つ基本的な釣り方を試すもののなかなかアタリがありません。
周りではポツリポツリと釣れているので船長さんにアドバイスをいただくと、イワシの反応を狙うときは待つだけではなく、ゆっくり竿を上下させて誘いを入れたり、やる気のあるヒラメは宙層まで上がってくることもあるので、たまに仕掛けを回収して入れ直すと回収時に食ってきたり、仕掛けを落とし直した直後にアタリが出ることがあると教えてくれました。
船長さんのアドバイスどおりにこまめに誘いなど入れてみると、すぐにアタリがありました。
しかしなかなかしっかりと食い込んでくれません。
ゆっくり聞き上げると強めの引き込みがあったので、合わせを入れてリールを巻き始めたのですが、途中でスッポ抜けてしまいました。
浅場のヒラメは元気一杯駆け回るため、強引に巻くとハリスが切れるなどバレる率が高いそうで、慎重なヤリトリが必要なんだとか。
ちょっと夢中で巻きすぎたかしら。
アタリは少ないからチャンスは確実に物にしたい
出典:
イワシの群れを狙うときや潮の流れがないときは積極的に誘いを入れるのも有効とか
出典:
このサイズなら1枚でも釣れれば十分
出典:
大きいだけでなく、今の時期は肉厚で食味も抜群
出典:
イワシ着きの良型狙いはもうしばらく楽しめそう
出典:
浅場の釣りはエキサイティング
中盤以降は少し北寄りのポイントへ移動。
ここはアタリは少ないけど、釣れればサイズがいい本命場所だとか。
しばらくして、誘い下げた瞬間にゴゴッと大きなアタリがありました。
少し待ってみても次のアタリがないので、ゆっくりと聞いてみるとまたゴゴゴッと竿先が入りました。
そしてさらにゆっくり聞いてみると強い引き込みに!
今度はうまく合わせも決まって無事ハリ掛かりしたようです。
巻いている途中でも引きがとても強く、横走りもするのでうまく竿のしなりとドラグを利用して、少しずつ巻き上げていきました。
やがて海面に浮いたのは、待ちに待った本命!
ヒラメにはここ何年もやられっぱなしだったので、顔が見られて泣けるほどうれしかった♪
初めてチャレンジした浅場のイワシパターン。
数はトップで2枚とのびませんでしたが、船中で釣れたヒラメのサイズはほとんどが3kg級、最大4.7kg!
エキサイティングで面白かったな♪
富久丸さんは船長、若船長、おかみさん、そして常連さん、みんな優しくて親戚のお家に遊びに来たような癒しの船宿さんでした。
ヒラメ釣りはゴールデンウイークまで楽しめますので、みなさんもぜひ遊びに行ってくださいね。
実はこの前に2度バラしていたなおちん、三度目の正直でタモ入れ成功
出典:
この1枚を皮切りに良型ラッシュが始まった
出典:
隔週刊つり情報でもおなじみ地元勝浦の釣具店いわせの唐鎌さんも良型をゲット
出典:
当日最大は丸まるした魚体の4.7kg!
出典:
3kg級を2枚そろえた人も
出典:
沖揚がり直前に良型ゲット
出典:
良型ヒラメが海面に浮上してくる様は圧巻
出典:
大原のヒラメは5月の大型連休まで楽しめる
出典:
良型ヒラメはしっかり浮かせてタモ取りしてもらおう
出典:
若船長の健太さんが釣れたヒラメを絞めてくれる
出典:
なおちんのライトヒラメ仕掛け
富久丸ではノーマル、ライトどちらでもOK。船宿仕掛けも両タイプ用意してある
出典:
Nao's Kitchen
富久丸さんでは釣ったヒラメをおいしく食べてもらおうと船長さんが船上で血抜き、神経絞めをして、帰港してからは氷が直接魚に触れないよう袋に入れて渡してくれます。
おかげで料理にも気合が入りました。
お寿司やフレンチなど色いろ作ってみましたが、一番のヒットは高級フィッシュバーガー!
サクサクでフワフワでこんなにもおいしいフィッシュバーガー食べたことない! !
釣り船予約サイト「釣割」のスタッフがオススメする釣り船はこちら!
富久丸に乗船してみたい方はこちら!
【外房(千葉県)ヒラメ船】人気ランキング
【外房(千葉県)ヒラメ船】価格ランキング
隔週刊つり情報(2021年2月15日号)※無断複製・転載禁止