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[大物釣りビギナーのドリームチャレンジ(第5回)]パヤオに群れが着く好期、相模湾のカツオ・キハダは視界良好!

隔週刊つり情報編集部

読者を代表してミクちゃんがコマセ釣りのキハダに挑むドリームチャレンジ企画の第5弾。

今回はキハダがヒットした後、体力に自信がない人や初心者が釣り上げるためのアドバイスをお届けします!

コマセキハダドリームチャレンジャー中尾未来(なかおみく)

職業OL。

おいしいアジが食べたくて6年前にアジ船デビューをした食欲先行型アングラー。

以来、アジ、一つテンヤ、タチウオジギングをメインに沖釣りに傾倒。

大物釣りは未経験だが「キハダは釣って食べてみたかった憧れの魚。目標は30kg級です!」と気合十分。

サポート内山高典 本誌編集部

キハダ専門船がスタートした2012年以降、毎年8月1日のコマセ釣り解禁からシーズン終了まで相模湾に通うキハダばか。

掛ければ捕れる!?“置き竿+電動巻き上げ釣法”

★今回はキハダを掛けた後のファイトスタイルの一つ、大型電動リールが可能にした“置き竿+電動巻き上げ釣法”を紹介します!

釣行の様子

(左)船長は魚探やソナーの計器類と肉眼を駆使して群れの動向を見極める(右)通称「パヤオ」は、カツオやマグロなどの回遊魚の蝟集(群れを寄せる) を目的として相模湾の水深1000m付近の海域に設置した浮魚礁

9月上旬現在、相模湾内に設置されたパヤオ(浮魚礁)にカツオやキメジの群れが着いており、早朝の数時間はパヤオ周りでお土産をキープし、その後は20~40kg級の「デカ」を狙って広範囲で群れを追いかける、相模湾のキハダ・カツオの必勝パターンといえる好況が続いている。

三浦半島葉山あぶずり港・秀吉丸に乗船した当日もパヤオ周りに数十隻の船団が形成され、早朝のチャンスタイムにミクちゃんに待望のヒット(上写真)。

ダイワ・シーボーグ800MJのパワーに物をいわせてガンガン巻き上げ、あっという間に船に寄せた相手は中型のシイラ。

ところが、ミクちゃんは電動リールの船ベリ停止機能で巻き上げが止まったときに仕掛けをたぐれず、再びシイラが疾走。

すぐにドラグを目いっぱい締め込み対応したものの、オマツリしてしまいハリスが切れた。

「やっちゃった~、チョーくやしい!」

実戦3回目で訪れたファーストヒットはシイラに翻弄されて終わった。

釣行の様子

待望のファーストヒットに喜んだのもつかの間、痛恨のバラシに絶叫するミクちゃん。がんばれ!

キハダマンが相手の釣り方シミュレーション(8月15日号参照)と本物の魚の引きは勢いが違うのか・・・。

いずれにせよ、ごついキハダタックルを使いこなし、スタンディングファイトで魚を釣り上げる難しさを痛感したミクちゃんであった。

「体力に自信がない私でもキハダを釣り上げる方法って、ありますか?」

あるんだなコレが!

それが“置き竿+電動巻き上げ釣法”だ。

この方法は、大型電動リールの長所を生かす釣り方。

体力いらずで年齢を問わないこの方法は、沖釣りビギナーでもキハダにトライできるうえ、シーズン後半になると増えるサメによる横取りを防ぐ方法としても有効だ。

置き竿+電動巻き上げ釣法の手順は図1のとおりで、タナの取り方などの基本はスタンディングファイトと同じ。

図1 ビギナーでも釣れる!?「置き竿+電動巻き上げ釣法」

あらかじめリールのドラグを3kgに調節し、タナに合わせたら手持ちで待ち、何かしらの変化があれば即合わせする(手順①~③)。

キハダがヒットして疾走したら、走るだけ走らせて止まるのを待つ(手順④~⑤)。

そして、ここからが置き竿+電動巻き上げ釣法。

魚が止まりそうになったら竿をロッドキーパーに固定して、電動リールの中速くらいで巻き上げ開始(手順⑥)。

しかし魚が弱る前は、ドラグが滑ってなかなか上がってこない。

そこで竿をキーパーに固定したまま、滑り止め付きのグローブを着けた両手でリールとバットガイドの間の道糸を引き込み、電動巻き上げをアシストする(手順⑦)。

急に魚が突っ込んだら、道糸から手を放して走らせて、ハリス切れを防ぐ(手順⑧)。

一進一退の攻防を繰り返しているうちに魚が弱って上を向くと巻き上げが軽くなる。

ここが勝負時!

ドラグを5kgに締めて巻き上げスピードをアップし、グイグイ引き上げる(手順⑨)。

万が一、最近増えているサメの気配があるときは、サメがいる可能性が高い残り100mを切ったら覚悟を決めて、ドラグを目いっぱい締め込み、電動巻き上げのフルパワーで一気に釣り上げよう。


「置き竿+電動巻き上げ釣法なら慌てないでヤリトリできるかも!釣れる気がしてきた~!」

ミクちゃんはやる気満々だが、いきなり実戦では心もとない。

そこで道糸の先端に約4kgのオモリを付けて30mほど海に沈め、置き竿+電動巻き上げ釣法のシミュレーション。

ミクちゃんは練習を何度も繰り返し、「両手で道糸をつかんでオモリを海に下ろすときはすっごく重かったけど、置き竿+電動巻き上げで、リールとガイドの間の道糸を引き込んでアシストするのは楽勝です!大型電動リールのパワーってスゴイですね!」と置き竿+電動巻き上げ釣法ですっかり自信を付けた様子。

さあ、次はキハダを釣るよ!

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釣行の様子

置き竿+電動巻き上げ釣法なら、体力に自信がない人でも掛けたキハダを高確率で釣り上げられる!

釣行の様子

早朝のチャンスタイムに3kg級のカツオを上げた

ミクちゃんのキハダ日記

釣行の様子

(左)早朝はパヤオに着いたカツオ・キメジ狙いでスタート(右)オキアミエサの付け方は丸掛けで勝負!

ついに3回目の実釣!

三度目の正直、私の釣る番です!

と気合十分(笑)。

早朝はパヤオ周りでカツオ狙い。

開始早々、周りの方の竿が次つぎズドンッ!と入っています!

だけどアタリだけ???

私にもズドンッ!

あら、やっぱり?

掛からず~(笑)。

「パヤオに着いたカツオはエサを取るのが上手なんだよね」と内山記者。

次のアタリも、その次のアタリも明確なのに、キレイにエサを取られました(笑)。

だけど船中ではキメジやカツオが上がってます♪

隣の釣り仲間も何度もアタリがあったようで、ついに1本釣り上げました♪

まだまだチャンス~♪

そしてついに私もヒット!

引きは強烈ですが、電動リールのパワーのおかげですぐ寄せられました!

すると見えたのはシイラ!

でも私はうれしかったです(笑)。

さあたぐろう!となったときに横走り。

はい、完全にやらかしました。

簡単に寄せられたので油断しました。

ドラグを締めましたが時遅し(T_T)。

オマツリして迷惑をかけたうえにハリス切れ……バラしました。

(>_<) 泣。

(改めてオマツリしてしまった方ごめんなさい)

釣行の様子

(左)ミクちゃん会心のファーストヒット!(右)船まで寄せた魚は「万力」の異名を持つファイター・シイラ。取り込み直前に疾走を許し、痛恨のハリス切れ

あーーーーー悔しい!

でも、初めてのヒットで、キハダタックルで実際に魚を掛けたときの感覚を知ることができました!

クヨクヨしてる暇はないです!

周りでキメジやカツオが釣れていて、今までで一番期待できそうな日です!

ですが気持ちとは連動せず、船上は静かになり・・・

どうやら時合が終わってしまったようです。

その後はキハダを探索し、やがて船団に合流。

ここで同船者にキハダらしきアタリがあったようですが掛かりませんでした。

この釣りは掛けるまでの道のりも長いんだな~と、改めて思いました。

次は自分が釣る番だ!と最後までやりましたが、結局今回もオデコ。

普段から「釣れない」ことも釣りだと思っていて、とくにキハダは簡単に釣れるものではないと思っているのですが、やはりなんにも釣れないのは悔しいですね。

ただ、これまで、このような悔しさが何度もあって、釣りにハマって好きになったので、全く凹んでません(笑)。

キハダをキャッチするまでのステップアップだと思ってるし、釣るまであきらめません!

なので暖かい目で見守っていただけたら幸いです!

次はシップスマストさん主催のキハダの大会です!

今度こそ私もヒーローになれるよう頑張ります!

(ヒロインでしょ!?by内山)

カツオ・キメジ・キハダシーズン佳境レポ !

【レポ1】パヤオのカツオは朝イチ勝負!?追っかけのキハダは上昇気配

8月27日、三浦半島葉山あぶずり港の秀吉丸へ。

同宿はカツオをメインに状況でキハダを狙うカツオ・キハダ船が2隻、オデコもいとわずキハダの群れをトコトン追いかけるキハダ専門船1隻の3隻体制で出船。

2日前は32kgを筆頭に全船でキハダがキャッチされており、期待を胸に1号船に釣り人20名が乗船、栗飯原海舟船長が舵を取り6時に出船となった。

船長に近況を聞くと、「8月中旬ごろからパヤオにカツオやキメジの群れが着いて狙いやすくなりました。

カツオは3~5kg級の良型主体で、いい人で10本以上釣れた日もありますよ。

釣り場は群れの動向次第ですが、最近は朝イチに1番パヤオでカツオを狙ってます。

今のところハリス14~16号2~2.5mくらいで食ってますが、毎日攻めてスレた魚が増えてくると食い渋るので、10~12号の仕掛けも必ず用意してください」とアドバイスしてくれた。

カツオの食いが一段落した後はキハダの群れを追うが、相模湾のほぼ全域で20~40kg級の「デカ」がコンスタントに上がっているそうで、キハダ仕掛けはハリス20号以上4.5~6mがおすすめとのこと。

当日は1番パヤオで数十隻の船団と合流し、コマセ釣り開始協定時刻の7時にスタート。

開始早々、5kg級のキメジや2~4kgのカツオが上がって盛り上がる。

しかし時合は短く次第にアタリが遠のき、3時間ほど粘るも好転せず。

その後はキハダに転進し、4番パヤオの沖合で船団に合流。

数隻がキハダを掛けたことを示す回転灯を点滅させており、別船の秀吉丸10号船もファイトの真っ最中。

本船も群れを追いかけ、カツオは海面下20m、キハダは40mの指示ダナで1流し1投で狙ったが、どうしたものかアタリが出ない。

次第に船団が散り散りになり、本船も船団を離れて群れを探索したが好転せず。

14時に沖揚がりを迎えた。

当日は食いが今イチだったが、相手が青物だけにムラがあるのは皆さん承知のうえ。

「キハダの本番はこれからだよ!」と笑顔で船を下りるのであった。

釣行の様子

帰港後に撮影した27kg級。おめでとうございます!

釣行の様子

(左)当日は本誌レポーターの森美樹さんが参戦。4kg級のカツオを釣り上げた(右上)2kg級をキャッチ!(右下)カツオが食ったら一気に巻き上げてオマツリ防止

キハダ・カツオ船のファイトタイムのルール

釣行の様子

秀吉丸の別船で、「置き竿+ 電動巻き上げ釣法」でキハダを引き上げている現場を目撃!

上の写真は当日秀吉丸の別船で掛かったキハダを置き竿+電動巻き上げ釣法で引き上げているシーン。

途中で船が離れたため最後の取り込みを見ることはできなかったが、この方は最初はスタンディングファイトで巻き上げ、途中から置き竿+電動巻き上げ釣法に切り替えていた。

「力がありそうな人でも、置き竿+電動巻き上げ釣法を使うんですね」

そのとおり。

カツオ・キハダ船では、キハダがヒットするとほかの人は全員仕掛けを上げてファイトを見守るルール。

そのためほとんどの乗合船では、ファイトタイムは20~30分以内が目安で、その時間を超えたときはハリス切れ覚悟でドラグを目いっぱい締め込み、電動リールのフルパワー、もしくは船によっては船長がたぐってアシストしてくれる。

そのため電動リールタックルの場合は、通常はスタンディングファイトで巻き上げている人も、残り時間が少なくなったときは“置き竿+電動巻き上げ釣法”でガンガン巻き上げるんだ。

「キハダ・カツオ船ならではのルールがあるんですね。

私もがんばって30分以内に釣り上げます!」

次回は大会出場編です。

9月後半の予想は?

9月上旬現在、相模湾のキハダ・カツオは、早朝はパヤオ周りでカツオ・キメジを攻め、その後は追っかけでキハダ、カツオ混在の群れを狙う状況が続いており、日に日にキハダの食いは上向いているように思う。

過去を振り返ると、毎シーズン必ずキハダの模様が急上昇する時期がある。

それがズバリ9月後半。

そしてキハダが荒食いを始めるときのキーワードが「流し込み」だ。

流し込みは、有力なポイントで船を流し、魚の群れをコマセで寄せて狙う釣り。

現況の追っかけとは正反対の釣り方で、指示ダナが海面下40~60mと深くなり、1回の流しがときには30分を超すこともある。

釣り方は、常にタナにコマセを効かせるイメージで手返しすることが大切で、タナに合わせてアタリを待つのは2~3分が目安。

仕掛けは長めの6m。

それ以上に長い仕掛けを使う人もいるが、サメがつきまとう流し込みでは、長い仕掛けで取り込みに手間取ると船下に潜むサメに横取りされるリスクが高まるのでおすすめしない。

ミクちゃん、9月16日の大会は流し込みも視野に入れて、ハリス6mの仕掛けも準備して勝負だ!

【レポ2】相模湾のコマセ釣りで最大級「60kg」浮上!

キハダ

ど迫力の60kgジャスト。写真提供:三浦半島葉山芝崎・福栄丸

8月25日、相模湾最大級のキハダ60kgが三浦半島葉山芝崎の福栄丸で取り込まれた。

釣り上げた和田光秀さんによれば、タックルは竿がダイワ・ゴウインブルSTDHHH-175、リールはシマノ・フォースマスター9000、道糸はPE12号。

仕掛けはシーガー・プレミアム万鮪20号4.5m、ハリはインターフック・ジャイアンとキハダマグロ18号、ハリスの結びは坂本結びで、固定式の片テンビンを使用とのこと。

当日は40mの指示ダナで置き竿にヒット。

キハダは200mまで疾走し、100m巻き上げ、再び200mまで疾走すること3~4回。

その後は30mまで引き上げ、再び100mまで走ること5~6回と一進一退の攻防となり、最初の30~40分は電動ポンピングのスタンディングファイトで、後半は置き竿+電動巻き上げ釣法で挑み、およそ1時間のファイトでキハダが浮上。

ギャフを打ち、4人がかりで船に引き上げたと言う。

「ハリス20号で60kgを上げられたのは、1時間近いファイトを見守ってくれた仲間やお客さんたちのおかげです。

本当に感謝しています。

釣れたキハダは船宿で解体して、皆さんに持ち帰ってもらいました」と和田さん。

本編で紹介したとおり乗合船のファイトタイムは通常30分が目安。

しかし、今回のケースは同船の矢島船長と、お客さんたちが和田さんのファイトを見守ってくれたそうだ。

60kgのキハダは、いわば「チーム福栄丸」のトロフィー。

皆さん、おめでとうございます!

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隔週刊つり情報(2019年10月1日号)※無断複製・転載禁止

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