7月14日、好調が続くマダコ釣りを楽しみに東京湾奥羽田のかみやへ釣行した。
この日の乗船客は14名で、うち7名が竿釣り。
私ともう一人、そのほかにビギナーのグループ5名はテンヤ仕掛けの手釣りで、この日は竿釣りと手釣り半々の比率になった。
私は右舷トモに着座、続いてテンヤ釣りのグループ5名、ミヨシ1番と2番に竿釣りの常連さんという並びとなる。
7時半に出船、20分ほど走って川崎沖の水深10mで釣り開始。
1流し目でマダコがポツリポツリと顔を見せるが盛況というほどではない。
2流し目は堤防に沿って船を後ろ向きに移動させていく。
トモの私にとっては、新しい釣り場に先に入っていく有利な流しだ。
ここで数を重ねたかったが思いどおりにはいかない。
時折マダコを釣り上げるのはミヨシ2番の竿釣りの常連さん。
それでもしばらくして私にもアタリ。
マダコが海底のテンヤにヌ~ッと乗ってくる感触が渋糸を通して手に伝わってくる。
テンヤに乗せる間をしっかり取ってから鋭く合わせるとマダコの重みを感じる。
渋糸を手前に引き込むようにたぐって船内に抜き上げた。
大きさは300g程度だったがとりあえず最初のマダコを釣り上げホッとする。
次のポイントではミヨシから新しい釣り場に入っていく流し方に変わり、ミヨシ側の竿釣り2名は順調にマダコを釣り上げていく。
私の前に並ぶ初心者グループ5名もポツポツと乗りがあるが、どうも私のところまでマダコが回ってこない。
船中最大のマダコゲット
こうなるとポイント移動直後の投入が私にとっては最大のチャンスとなる。
すると小づき始めてすぐに海底のテンヤをマダコの足がグイと引き寄せるような感触が伝わってくる。
そのままテンヤにグ~ッと重みが乗ってきたところで、渋糸をたぐるとズシッと手応えがきた。
明らかに先ほどの1杯目とは重さが違う。
緊張しつつ渋糸を手前へ引き込むようにたぐっていき、マダコが海面に見えたところでそのまま躊躇せず一気に抜き上げた。
マダコが船内に落ちると同時にテンヤが外れたが、釣れ上がったのは船中最大となる1.8kgの良型だった。
その後、竿釣り主体にポツリポツリとマダコが上がるのをうらやましく思って見ていると、私のテンヤにもグ~ッと重みがきた。
渋糸をたぐっていくと、海面に1kg級のマダコが見えた。
そのまま抜き上げようとするが、マダコが海面から出た瞬間あっけなくテンヤから抜け落ちてしまった。
ここであきらめずにすぐにテンヤを落とし直して小づくと、再び重みが伝わる。
先ほどより一呼吸長く間を取り、しっかりとマダコをテンヤに乗せてから合わせると再びズンッ!
今度は無事に1kg級のマダコを取り込むことができた。
14時50分に沖揚がり。
釣果は0~17杯で、竿釣り組は7~17杯と6名がツ抜け、手釣り組は0~4杯。
私は3杯で、数はスソに近かったが、サイズ的には満足いくものだった。
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【隔週刊つり情報(2022年8月15日号)※無断複製・転載禁止】