今回イチ押しするのは例年よりもかなり早く開幕した東京湾のルアーサワラ&青物ジギング。
サワラはすでに3kgオーバーも上がっていて目が離せない状況にありやす。
東京湾奥深川から出船するルアー船、さわ浦丸の澤浦晋祐船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。
船長直伝!サワラに効果的なルアー
ノブ「早くもルアーサワラを開始したそうですが?」
船長「ハイ、状況を見つつルアーマゴチとサワラ&青物で出船しています」
ノブ「いつもよりスタートが早いような気がしますが、釣り場はどのあたりでしょう?」
船長「例年と比べると3カ月くらい早いですね。6月の末ごろから木更津や羽田沖、東京湾口などでサワラが跳ねるのが見えててブリの模様もあったので出船を開始しました。なので釣り場は東京湾一帯です」
ノブ「サワラはキャスティング?それともジギングで狙うんですか?」
船長「サワラはキャスティングでブリやワラサなどはジギングがメインになります。状況に応じて釣り方を変えるのでタックルは両方を用意してください」
ノブ「サワラをキャスティングで狙うときのルアーを教えてください」
船長「8~14cmのヘビーウエイトシンキングミノーや10cm前後のシンキングペンシルを用意してください。それとブリのナブラ用に14cm前後のフローティングペンシルも1本あるといいですね」
ノブ「船長おすすめのカラーなんてあります?」
船長「シルバー系でキラキラよく光るカラーがおすすめです」
ノブ「ジグは何gくらいを用意すればいいッスか?」
船長「100~150gを用意してください。ベイトがイワシなのでシルエットが小さいショートタイプがいいです。今後ベイトがタチウオに変わったら、セミロングタイプが有効になります」
キャスティング&ジギングのコツは?
ノブ「サワラをキャスティングで釣るときのコツは?」
船長「ナブラ撃ちで釣るのですが、オーバーヘッドで投げる場合は必ず後方確認をしてください。大切なのは魚の動きを追いながら魚の鼻先にルアーを打ち込むことです。で、ルアーが着水したらすぐにリトリーブしてください」
ノブ「効果的なリトリーブ方法を教えてください」
船長「シンキングミノーは速巻きのトゥイッチやストップ&ゴー。日によってはジャークを織り交ぜるパターンがよかったりもします。シンキングペンシルはジャーク&ジャークが基本ですね」
ノブ「ジギングでブリやワラサを狙うときのコツは?」
船長「水深は25~60mで、ジグを前方にキャストして斜め引きで底~海面までをワンピッチジャークで探ってください」
ノブ「そのほか注意点があったら教えてください」
船長「使うルアーのフックは必ずカエシをプライヤーで潰してバーブレスにしてください。もしも人に当ててしまった場合、カエシがあると大変なことになっちゃうので」
ノブ「ちなみに釣れたサワラのお味のほうは?」
船長「すでに脂が乗っていてうまいッスよ。竹田さんの大好きな芋焼酎にピッタリですよ」
ノブ「クゥー、炙り刺しでキューッとやりてぇ!」
船長「ハハハ、お待ちしていま~す!」
脂の乗った極うまサワラをキャスティングでゲットしよう!
出典:
ルアーサワラタックル
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【隔週刊つり情報(2020年8月15日号)※無断複製・転載禁止】