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ライトタックルで楽しめる金谷沖の黄金アジ上昇中!

隔週刊つり情報編集部

夏休みに仲間や家族と船釣りを楽しみたい!という人におすすめなのが東京湾のライトアジ。

中でも注目なのは内房金谷沖の黄金アジ。

今や釣りをしない人にまでその名が知れ渡っている人気のブランド魚だ。

そんな金谷沖の黄金アジがオモリ40号のライトタックルでだれでも気軽に楽しめる。

6月下旬に取材した金谷港の光進丸は、この黄金アジを狙って出船。

当日は金谷沖の水深30~40m前後の魚礁や根周りを狙い、25~40cm級をトップ45尾とまずまず。

大アジの引きは強く、細ハリスでのスリリングなヤリトリを堪能したあとは、脂の乗った絶品のアジ料理を味わい尽くして夏休みを満喫しよう!

釣行の写真

金谷沖の黄金アジは釣り人垂涎の的

夏のおすすめアイテム 夏のコマセ釣りに最適なPVCハーフパンツ

夏の船釣りは短パン、Tシャツで決まり!と言いたいところだが、コマセ釣りとなると汚れが気になる。

下船後に着替えればよいのだが、女性釣り師も多くなった昨今、とくに短パンを履き替えるのは少々気が引ける。

そこで私が愛用しているのがハーフパンツ。

PVC製なので丈夫だし防水もバッチリだ。

アジやイサキ、これから始まるカツオ、キハダなどにおすすめだ。

ハーフパンツの写真

インナーはUVカット機能付きのアンダータイツ

味のよさで定評のある東京湾のアジ。

各エリアで「金アジ」の名前も定着しているが、その発祥元祖と言えるのが金谷沖の黄金アジだ。

内房金谷港の光進丸ではその黄金アジをライトタックルで狙っている。

ライトアジというと15cm前後の小アジも交じったりする(これはこれでおいしい)が、金谷沖では小さくても22~23cm、大きいと光進丸でギガアジと呼ぶ40cmオーバーも釣れるから、タックルはライトでも釣果はヘビー級だ。

釣り場は金谷沖一帯に何カ所もあるポイントを状況に応じて狙い分けていて、各ポイントそれぞれ航程は15~20分ほどと近場中心。

水深は25~30mの浅場と50m前後のやや深いポイントを現在は狙っているが、「真夏以降は10mを切る超浅場でも釣れるようになりますよ」と船長。

釣行の写真

だれでも簡単に釣れるのがライトアジのいいところ

オモリ40号のライトタックル 仕掛けはハリス2号2mが標準

光進丸で使うビシ(オモリ付きのコマセカゴ)は40号。

道糸はPE1号推奨で1.5号以下の決まりだ。

竿は全長1.8m前後で7:3調子のライトゲームロッド。

40号のオモリにやや負け気味のほうが食い込みもよくおすすめだ。

リールは手巻きの両軸でも問題ないが、50m前後のポイントを狙うこともありできれば小型電動が望ましい。

巻き上げが楽なだけでなく、安定して巻けるのでバラシも減る。

金谷沖では根周りや魚礁での釣りとなることが多く、タナは海面から取ることがほとんど。

そのため道糸の先端は10mの色変わりでそろえておくことも重要。

リーダーを付ける場合にはリーダー分も含め10m単位にしておく。

一般にライトアジの仕掛けはハリス1.5~2号。

状況によっては1~1.2号と細くすることもあるが、大型も交じる金谷沖では心許ない。

ハリス2号全長2mで、ハリはムツ10号が標準。

いわゆるノーマルのビシアジ用の仕掛けで、ハリ数は3本でいいが慣れない人ならトラブルの少ない2本バリ仕掛けのほうがよい。

クッションゴムもあったほうが安心だ。

光進丸は釣具店も併営のため、しっかりとした貸し道具も用意されていて、手巻きリールのセットなら無料、ビギナーならこれを借りるのも手。

発泡スチロールクーラーや仕掛けの販売もあるから手ぶらでの釣行も可能だが、タオルとハサミ(百均ので十分)くらいは持参したい。

光進丸での付けエサはアオイソメが配られる。

1cm弱にカットしておくとエサ付けが楽。

カットしたアオイソメは濡らしたペーパータオルに挟んでおけばよい。

エサ付けはカットしたアオイソメをハリに通し刺すだけで、タラシはいらない。

大きく付けたほうが食いがよいだろうと、ビギナーだけでなくベテランとおぼしき方でも勘違いしている方は多いが、タラシがあると食いのいい日はよいが、食い渋り時などハリ掛かり率が悪くなるので注意しよう。

エサ付けが終わったらビシにコマセのイワシミンチを7~8分目ほど詰めて、仕掛けを投入する。

アジ釣りの場合、仕掛けが短いので先に仕掛けを海面に垂らしておいて、ビシを後から落としてあげればよい。

道糸のマーカーを見て正確にタナを取る

前述のとおり金谷沖では海面からタナ(仕掛けを下ろす位置)を取ることがほとんどで、「30mまで落として27mまでの間」といった具合に指示が出る。

この場合ビシを海面から30mまで下ろして、そこから3m上まで探るようにする。

その30mをどう測るかだが、船釣りで使う道糸は10m単位でオレンジ、青、赤といった具合に色が付いているので、3色目と4色目の境が海面にくるようにすれば、ビシは海面下30mの位置にあることになる。

ただし貸し道具などでは先端が10m単位になっていないことも多い。

その場合は、道糸には10mごとのほかに1mごとにマーカー(目印)が入っているので、一つ一つ数えて30個目のマーカーが海面にくるようにする。

慣れないと面食らうかもしれないが、このタナ取りが金谷のアジ釣りでの最重要項目で、これさえできれば目下の金谷沖なら釣れたも同然。

またこのやり方はイサキやマダイ、ワラサにカツオ、キハダと、ほとんどのコマセ釣りで同様のタナ取りとなるので、ステップアップを目指すためにもしっかりとマスターしたい。

指示されたタナまでビシを下ろしたら、竿を振ってコマセを出す。

これをコマセワークと言い、細かくいうと色いろテクニックはあるのだが、ビギナーならばギュッと鋭く、大きく竿を持ち上げるだけでよい。

要はしっかりとビシを動かして中のコマセを出してやることが大事なのだ。

これを2回繰り返したら1m巻いてアタリを待つ。

アタリがなければその位置でまた2回竿を振って1m巻く。

これを指示ダナの上限まで繰り返し、アタリがなければ仕掛けを巻き上げて、付けエサのチェックとコマセを詰め替えて再投入する。

アタリはククンと小気味よく出るので見落とすことはないと思う。

慌てて巻かず、次のシグナル(魚の引き)を感じてから巻くと空振りは少なくなる。

取り込み時にビギナーがやりがちなミスが「巻き過ぎ」。

海面下の魚にばかり目がいき、ビシが竿先に当たるまで巻いてしまうと仕掛けをたぐれない。

ビシが海面に見えたら巻き上げを止め、竿を立てるとビシが手元にくるので、片手でビシを取る。

竿を置き、ビシもコマセバケツに置くと両手が空くので、仕掛けをたぐってアジを抜き上げて取り込めばOKだ。

光進丸では出船前に船長から一連の流れのレクチャーがあるから、しっかり聞いておけばより一層理解が深まるはず。

ビギナーも臆することなく金谷の激うま黄金アジを釣りに行こう!

釣行の写真

出船前に船長のレクチャーがあるのでしっかり聞いておこう

金谷沖の黄金アジ視界良好 良型交じりで引きも抜群!

意外と知られていないが夏は晩秋と並んでアジの旬である。

初夏に産卵を終えたアジは活発にエサを食い脂も乗ってくる。

まさに釣ってよし、食べてよしが夏アジなのだ。

一年を通してうまいと定評のある金谷のアジだが、梅雨に入り一段と脂の乗りがよくなったと聞き、内房金谷港の光進丸へ釣行した。

町田崇船長の操船で出船すると港前でしばし待機、定刻の6時を待って釣り場へ向かう。

北寄りに15分ほど走って、「はい。じゃあやってみましょう。30まで落として27mまでの間です」とのアナウンスで釣りを開始した。

この釣り場は型狙いのポイントということで、「いい反応ありますよ、しっかりコマセをまいてみて」と船長。

反応も上々のようだがその割にはなかなかアタらない。

この日はビギナーが多く苦戦しているようだ。

しばらくは撮影に専念していたが、遅々としてコマが進まず、実際の感じはどうか?と私も竿を出してみた。

27~30mの間をコマセシャクリの要領で誘うと、2往復目に27mでククンときた。

釣れたのは30cm近い幅広、これぞ金谷の黄金アジというべき見事な姿態だ。

その後も同様の釣り方で、入れ食いとはいかないが毎投アタリは出る。

ただしコマセと付けエサの同調を意識して軽く誘わないとアタリは遠い。

アタリが出てもハリ掛かりしなかったり、巻き上げ中のバラシも多かったから、活性はやや低いようだ。

しばらくするとビギナーの方たちも慣れてきて、取り込まれるアジも多くなってきた。

型は22~30cm級が多いがときに35cmオーバーも釣れ上がる。

釣行の写真

コマセをしっかり振ってタナに合 わせればこのとおり

特大サイズが上がった

8時半に場所移動。

金谷沖の魚礁周りをやったあと、保田沖へと転進した。

ここはやや深く「45~40mまで」の指示だ。

ここも大型が釣れるポイントの言葉どおり、40cmを超える特大サイズも何尾か上がる。

大型でも回遊性のやせたアジではなく、幅広ナイスバディの黄金アジだ。

その後、灘寄りのタナ22~26mでアタリが活発になる。

根周りのようでイサキやカサゴなどゲストもにぎやかだ。

「イサキが食ってくるようならその上にアジがいますから、少し上目を狙ってください。赤い魚(ベラ、カサゴ)がきたらタナが低過ぎですよ」と船長。

ここでも始めのうちはコマセシャクリのイメージでタナを広めに探っていたが、そのうちにアジのアタリが23m付近で集中して出るようになったので、24mまで下ろしコマセを振って23mで待つようにした。

狙いは当たってダブル連発、トリプルもあったが、その後連発で海面でポチャン。

付けエサもなくなり止めようと思っていたのだが、バラシで終わりたくない。

オマツリで切った仕掛けに残っていたアオイソを外して付け最後の1投。

うまい具合にやっぱり23mでクククンときて、残り時間を10分残して気持ちよく竿を納めた。

釣果は45尾。

刺身、ナメロウ、アジフライと定番料理にしたが、文句のつけようのない味。

お裾分けした居酒屋からも大絶賛。

「また釣ってこい!」とリクエストが出るほどだった。

光進丸からの金谷沖のライトアジ釣り。

夏アジシーズンに向けて今年も視界良好、エンジン全開だ!

釣行の写真

頭が小さく幅広で丸まるとしたプロポーションが特徴的

釣行の写真

脂の乗ったアジは絶品。刺身やフライが楽しみ

船宿information

内房金谷港 岡澤釣具店・光進丸

0439・69・2697

▼備考=予約乗合、午前船6時、午後船13時半出船

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隔週刊つり情報(2024年8月1号)※無断複製・転載禁止

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