10月から各地で好スタートを切っているティップランエギングによるアオリイカ狙い。
そのゲーム性の高さから、近年は新たに入門される方も増えています。
釣り方の基本をいくつかあげると、
①着底を見逃さないこと。
②着底したらすぐに餌木を底から離すこと。
③シャクった後のステイで餌木が不用意に動かないようピタッと竿先を止めること・・・などになります。
テクニックが釣果に反映する釣りで、最初は難しいと感じる人もいるかもしれませんが、上達すればするほどティップランの面白さも感じられるようになるはずです。
とくに中小型主体に数釣れるシーズン初期は入門に最適。
ぜひチャレンジしてください。
餌木について
餌木はフィールドによっても効果的なカラーが変わるので、船長に聞くのが一番。
写真は当日、岩崎船長に選んでもらった7本なので参考に。
プラスするシンカーは合計で50g程度になるよう10~15gがあればいい。
出典:
オープニング/タックル
Part01では、ティップランのタックルについて解説しています。
竿は専用がベスト。リーダーは2号以下、 餌木はスナップで接続。
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ティップランの基本釣法
Part02では、着底、シャクリといったティップランの基本的な釣り方について解説しています。
着底は糸の動きで判断する。
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忍流実釣テクニック
Part03では、根掛かり防止策、シャクリ方のコツなどについて解説しています。
グリップを肘に当てないようにするとシャクりやすい。
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この日は佐島沖~亀城根周りの水深20~45m前後を探った。
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三浦半島佐島の鶴丸さんへ釣行したのは11月5日。
この日は6名の仲間に集まっていただき7時半ごろに仕立出船。
台風の前までは船中30杯くらいとコンスタントに釣れていましたが、このところは澄み潮や雨水の影響で船中10杯くらいとやや低調です。
まずは航程10分ほどの佐島沖、水深23mからスタート。
18mくらいまでカケ上がっていくポイントですが、乗りはありません。
1時間後、水深27mのポイントでようやく私がこの時期のレギュラーサイズ500g級を釣り上げます。
しかしその後も思うようにアタリは出ず、1時間後に石渡さんが2杯を連釣したにとどまります。
亀城根周りの30mダチに移動した11時半、池田さんと荒井さんが連続でアオリを乗せますが、やはり後が続きません。
その後も30分~1時間置きにポツリポツリとだれかが乗せる展開が続きます。
午後2時を回って40~45mダチの深場へ移動すると、黒葛原さんがスミイカに続いて本命アオリをキャッチ。
そして残り時間もあとわずかとなったところで、ようやくシャクリにも慣れてきたティップラン初挑戦の山田さんが初めての1杯を釣り上げます。
結局この日は7人で船中14杯と大きく数はのびませんでしたが、直近の模様からすればまずまず。
佐島のティップランは来春までのロングラン。
状況が回復して再び乗り始めることに期待しましょう。
(左)チップも何回かあったが、このところは掛け損なった後のリカバリーで乗ることが少ないとか。(左下)餌木やシャクリが合っていると連釣できることもある。(右上)忍は残念ながら朝の1杯に終わる。(右下)テクニックとともに適切な餌木選びも大切と船長。
出典:
(左)黒葛原さんはパープルボーダーグリーンで乗せた。(右)池田さんは2杯のアオリをゲット。
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(左)この日の状況で4杯はお見事。(中)4杯全部同じ餌木で乗せた。(右)山田さんの初物は800g級。 日により1kg級も乗ってくるとか。
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【隔週刊つり情報(2019年12月15日号)※無断複製・転載禁止】