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南部沖マダイ釣行記~食わないマダイに悪戦苦闘!エダスに一工夫して状況打破!?~

船釣りマガジン 編集部

小春日和に恵まれたある日、穏やかな海を見ながら和歌山県南部沖でマダイ釣りを楽しんできました。

釣行の数日前から海は荒れ続きで、おまけに秋祭りなどもあって5日間ほど釣りに出ていないという船長の話に、ひょっとしたらお腹を空かせたマダイが待ってましたとばかりにエサに飛びついてきて入れ食いになるのでは・・・と都合のいいように考えるのは、釣り人の常です。

マダイってどんな魚?

紀州方式のマダイ釣りではマキエカゴを絞っておくのが鉄則!?

午後便なので、ゆったりの出船です。

最初のポイントは水深60mほど。

「マキエカゴは、エサが出過ぎんように目一杯絞っておいてな」と船長から指示が飛びます。

オキアミをエサに、テンビン仕掛けで長いハリスをフカセながら釣る紀州方式のマダイ釣りでは、大きなマキエカゴの蓋を全開にして使います。

ともすればエサを撒きすぎてマダイを飽食させ、サシエまで食ってくれない状態を作り出すことが多いために船長がアドバイスしてくれたのです。

青物は別にして、マダイの場合は一度にドバッと撒くのではなく、まるで出し惜しみするかのようにチョロチョロと撒き続けてやるのが効果的なので、カゴは目一杯絞っておく必要があります。

お腹を空かせたマダイが飛びついてくるのでは、という考えは妄想でした。

代わりにお腹を空かせていたのは、マダイではなくゴマサバだったのです。

仕掛けを入れる度にサバが食って来るので、これでは釣りにならないと早々にこのポイントからさらに深場のポイントへと変わりました。

エダスの長さを変えてみると・・・

この日は、南部沖のマダイに精通する釣り人が同乗していました。

私の仕掛けを見てその人がアドバイスしてくれたのは、マダイを2本バリ仕掛けで狙うとき、エダスは短いほど食いがいいということでした。

普段はエダスの長さを最低30cmは取っているのですが、エダスを長めに取ってフワフワとさせるより、エダスがピンと張っている方が魚が飛びつきやすいそうです。

そのため、長くて15cm、極端な場合は5cmでもいいと言われ、早速そのアドバイスに従って15cmにして試してみました。

すると、それまであまり食わなかったエダスの方に30cm近くもあるチダイが食ってきたのです。

それも一度だけではありません。

本線の先バリとエダスのハリの両方、つまりダブルで2度も食ってきたのです。

こんなちょっとしたことで魚は釣れるのですね。

経験値の違いを知らされた一日でした。

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