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[宮沢幸則の令和も釣りは楽しく真剣に!(第2回)]難しいけど面白い! 根掛かりに苦戦も東京湾のフグを楽しむ(一郎丸/三浦半島鴨居大室港)

隔週刊つり情報編集部

ゲストを招いて、時には教えあい、時にはともに悩み、楽しく真剣に釣りをする宮澤幸則さんの連載「令和も釣りは楽しく真剣に!2」。

今回のターゲットは東京湾のフグ。

宮澤さんは湾フグの経験はそれほどないものの、得意なカワハギやマルイカと肩を並べるテクニカル系のターゲットだけに、「湾フグ攻略のイメージはできています」とやる気満々。

ゲストはダイワ・フィッシュジャンクのメンバー成瀬樹里さん。

周年湾フグを看板に掲げる三浦半島鴨居大室港の一郎丸を訪れた。

青木淳船長によれば、このところは大貫沖の根周りでコモンフグ主体に、ヒガンフグとショウサイフグを交えて、いい日はトップで40~50尾くらい釣れるとか。

定刻7時20分に総勢24名で港を離れる。

釣行の写真

釣り場は大貫沖の水深10~15m前後。

釣行の写真

根掛かりに気を付けながら、底付近をていねいに探った。

30分ほど走って大貫沖の水深10mのポイントに到着し、「どうぞやってください。下は根っこです」とのアナウンスでスタート。

宮澤さんはカットウ仕掛けと食わせ仕掛けの組み合わせ、湾フグ初挑戦の樹里ちゃんは、「根掛かりがこわいので最初は食わせ仕掛けでやってみます」と使い慣れたカワハギ用の胴つき3本バリ仕掛けを投入。

開始間もなく船内あちこちでコモンフグが上がり、宮澤さんも20cm級を掛ける。

「仕掛けを底に着けて待つと根掛かりするので、着底後、スッと70~80cmくらい竿先を上げて、ゆっくり誘い下げているときモワッと竿先が重くなったので合わせました。湾フグのアタリは繊細ですね」と宮澤さん。

続いてコモンフグを追加し、船内ではヒガンフグやショウサイフグ、カワハギが顔を出してなかなかいい出足だ。

船長はアタリが遠のくと移動して、水深10~15m前後を転々と流していく。

1時間ほどして樹里ちゃんがコモンフグをキャッチ。

「めっちゃアタるのに掛けられなくて焦りましたが、やっと釣れました!」

最初の1尾を上げて肩の力が抜けたのか、樹里ちゃんはコモンフグ、メバル、カサゴと続けて釣り上げ、調子を上げる。

しかし、好事魔多し。

根掛かりを頻発して用意したカワハギ仕掛けを使い切り、カットウ仕掛けで再開。

宮澤さんも根掛かりで何度も仕掛けをロストし、「気分転換に仕掛けとエサを替えてみます」とカワハギ仕掛けをセット。

下バリに持参したアサリエサ、残りのハリにエビエサを付けて投入。

着底後、オモリでトントン底を数回たたいてエサをアピール。

続いてオモリを底に着けてゼロテンションで数秒待ち、スッと仕掛けを持ち上げ、竿先を小刻みに揺すりながら誘い下げる。

するとアサリを付けた下バリにカサゴが掛かる。

続けてコモンフグをキャッチ。

これはエビを付けた上バリに食っていた。

「やっぱりフグはエビが好物なんですね」と宮澤さん。

その後はすべてのハリにエビエサを付け、得意のカワハギ釣法でフグを連発。

一方、カットウ仕掛けに替えてからアタリが遠かった樹里ちゃんにヒットも残念、カサゴ。

しかし、これでカットウ仕掛けのコツをつかんだのか、直後に待望のコモンフグを掛けて笑顔が弾けた。
 
14時半に沖揚がり。

釣果はコモンフグ主体にヒガンとショウサイが2割ほど交じり、14~32cmが2~28尾。

20尾以上が5名で大半が10尾前後、宮澤さんは12尾、樹里ちゃんは3尾。

「根掛かりに苦戦しましたが、久びさにフグの引きを楽しめました」と宮澤さん。

「アタリがきても思ったように掛けられませんでした。悔しいのでリベンジします!」と樹里ちゃん。
 
11月下旬現在、同船は3種のフグを交えてトップ60尾以上の釣果も見られる。

師走もフグの引きを楽しめそうだ。

釣行の写真

いい群れに当たると船内あちこちでフグが上がる

釣行の写真

樹里ちゃんは食わせ仕掛けで最初のフグをキャッチ

釣行の写真

(左)後半はカワハギ仕掛けでフグを攻略。(右)「根周りのフグ釣りはカワハギと共通点が多いです」と宮澤さん。

釣行の写真

ヒガンフグは30cm前後の良型主体

釣行の写真

食わせ仕掛けで連続キャッチ

釣行の写真

ゲストのカサゴも釣れました

釣行の写真

親子でフグ釣り初挑戦

宮澤さんの湾フグ仕掛け

釣行の写真

(左)カットウ仕掛けは、快適フックビーズを用いて自作したチラシバリ仕様。(右上)カットウバリは「フグカットウ針SS」のMサイズ。(右下)オモリは「紅牙遊動テンヤプラスヘッドの10号を使用。

ゲストのデカハギラッシュ!

タックルデータ

当日、宮澤さんが使用した竿は、微細なアタリを表現する柔軟なスローテーパーSMTを採用した湾フグ最新ロッドの「極鋭湾フグ178」と、グラスソリッド穂先を採用した「アナリスター湾フグ175」。

リールは軽量コンパクトモデルのアドミラ100Hとハイギアモデルの100XHをセット。

釣行の写真

最後の流し、カットウ仕掛けでフグをキャッチ

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