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【秋の船釣り必釣法】カワハギ(吉野屋/東京湾奥)

隔週刊つり情報編集部

各地で好スタート切る今期は好況予測も!

9月に入って各地で続々とカワハギ釣りが開幕。

釣果を見ればトップ10~20枚ほどの日が多くそれほど目立った数字は出ていないが、各エリアの船長
たちは「今年はよさそう」と口をそろえる。

これはファンにとって何よりの朗報だろう。

「だいたいどこにでも魚はいます。まだ群れが固まっていないので数は多くないけど、かなりよさそうです」と、東京湾奥浦安吉野屋の石原一樹船長。

吉野屋がカワハギ乗合船を始めたのは8月下旬。

これは例年に比べ早いスタートだが、好感触をつかんでいるからこそなのだという。

9月上旬の時点では東京湾内のカワハギは産卵を終えていないものも多い。

これが終わって体力を回復するために荒食いを始めると本格化するだろうと石原船長は予測している。

一時期、高水温の影響かカジメなどカワハギの生育に適した海藻類が消滅していたが、最近は各地で再び発生している模様で、かつてのカワハギ釣りのような盛り上がりが期待されている。

「カワハギは難しい」、「カワハギは迷う」、「カワハギは釣れない」。

テクニカルな代表的ターゲットであるからこそ、いつも釣り人を惑わせる。

今回は、シーズン初期にビギナーが感じる「なんで釣れないの?」、「なんで私だけ?」。

そんな「釣れない理由」を探って、その対処法を考えてみよう。

釣行の写真

釣り場は竹岡沖の水深10m前後。

釣れない理由とその対処法①

■船下だけで釣っている

シーズン前半は水温が高く、カワハギがエサを探してあちこち泳ぎ回っている可能性が高い。

船長はカワハギがいそうなポイント、実績のある場所の上を流すが、必ずしも船下にカワハギがいるとは限らない。

ポイント周辺を回遊するカワハギが船下に入ったり出たりを繰り返し、そのタイミングで仕掛けが入っていると掛かってくるのが多くのパターン。

つまり、「魚がいない」状態が比較的長くなる。

その中で一人だけ釣り続ける人がいることも。それはなぜか?魚が船下に入ってこないのなら、こっちから探しにいく。

つまりキャストして広く探り、カワハギとの遭遇チャンスを増やしているからである。

【対処法1】 広く探る

今回取材した吉野屋が狙う竹岡沖は、シーズン初期ということもあり水深は10m前後と浅い。

海底は砂地がメインでたまにツブ根があるフラットな地形。

この水深だとキャストして探ればカワハギに出会えるチャンスがグッと増える。

アンダーキャストで遠投するのがベストだが、距離を出せないならチョイ投げからスタートしてみよう。

着底したら、糸フケを取って竿をあおってからゆっくり仕掛けを落とす。

これがカーブフォールで、手前に引きながらアタリを探す。海底で引っ掛かるような場所があれば少し長めに待ってみる。

ツブ根や障害物があるとその周辺にカワハギがいる可能性が高いためだ。

これで船下まできたら回収してエサのチェック&再投入する。

シロギスの投げ釣りのような感覚で、カワハギがいそうなポイントを探っていく。

竹岡沖では有効な手段だ。

ただし、船下のほうがいいときもあるので見極めが肝心。

また、根掛かりが多いポイントでは向かないので注意。
  
【対処法2】 釣れているときに行く 

カワハギの場合は釣果を見てもなかなか自分がどれくらい釣れるのかを読むのは難しいが、いい釣果が出ているときに行けば自分の釣果もアップするはず。

そして、「落とせば釣れます」と石原船長が話すXデーともいえる、トップ100枚前後の日が年に何度か訪れるのが竹岡沖の特徴だ。

南西風が15m吹いた翌日、台風の直後など、シケの風が吹いた直後には群れが1カ所に固まる傾向にあり、これを見つけられれば夢のような釣りが体感できるという。

シケの後に必ずこういった現象が起こるわけでもないし、そんなに都合よく釣りに行けるとは限らないけれど、こんな日を狙っていくのも面白いだろう。

釣れない理由とその対処法②

■ハリ、仕掛けの選び方が間違っている!

カワハギのタックルについては図を参照してもらうとして、カワハギの仕掛け、とくにハリは各メーカーから形状、サイズなどたくさん発売されていて、何を選んでいいか分からない人も多いだろう。

現在、発売されている仕掛けはだれにでも扱いやすく、平均的な釣果は見込めるものばかりだが、間違った選択をするとまったく合わないこともある。
 
たとえば、エサとハリの大きさが合っていなければエサが頻繁に落ちてしまうことも考えられるし、釣れるカワハギのサイズが大型ばかりなのに小さいハリを使っていてバラシが連発することも考えられる。

今までまったく釣れなかったのに、ハリの種類を替えただけでたちまち入れ食いになることもあるくらい重要だ。

【対処法3】ハリと仕掛けの基本を知る

ハリのタイプは大きく分けるとハゲバリ系と吸わせ系の2種類。

ハゲバリ系は独特の形状をしており、このハリ全体が口の中に入るのではなく、先端部分のみが口の中に入ってフッキングするのが特徴。

一方、吸わせ系はハリ全体が口の中に入って、合わせるときに口にフッキングさせる形状になっている。

ハゲバリ系はその形状からエサ付けしやすく、アタリからフッキングまでが比較的容易で、ビギナーにも向いたハリといえる。

船宿で購入できる船宿仕掛けはこのハリを使用しているものが多い。

アタリがあるのに全然掛けられないときは、合わせのタイミングもあるが、ハリが合っていない可能性がある。

サイズを大きくする、ハゲバリ系でダメなら吸わせ系に交換してみる。

交換式の仕掛けを使用し、2本をハゲバリ、1本を吸わせ系にして、どちらに掛かっているかチェックして、掛かりやすいほうに交換するのもいいだろう。

もう一つ仕掛けで迷うのはハリスの長さだが、食いが渋いほど長め、高活性のときは短めにするのが基本と覚えておこう。

通常時は8cm前後が基本で、活性に合わせて長い、短いを使い分ける。

今がどんな状態か分からないときは3本のハリのうち2本を長めに、1本を短めにする。

そこからエサの食われ方、アタリの出方を見て交換していく。

例えば、短いほうの仕掛けのエサが全然食われないのなら、長めの仕掛けのほうが食いがいいと推測できる。

あれこれ迷って訳が分からなくなったら平均的な中間サイズのもの、ノーマルタイプ、オールラウンドタイプの仕掛けを選ぶ。

現在のハリは刺さりを重視しているため、ハリ先が鈍くなるのも早い。

ハリ先が鈍くなるとしっかりとハリ掛かりせずバラシが多くなる。

バラシや掛け損じが多いと思ったらすぐに交換しよう。

釣行の写真

市販仕掛けは様ざまな状況に対応できるようるバリエーションが豊富。

(ハリ)各社からハゲバリ系と吸わせ系のハリがラインアップされている。(ハゲバリ系と吸わせ系)右2本がハゲバリ系、左2本が吸わせ系。 ハゲバリはフトコロが広く、ハリ先だけが内側を向いた特殊な形状。吸わせ系はハリが細く吸い込みやすい。

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釣れない理由とその対処法③

■3個のエサで勝負していない!

仕掛けの基本は3本バリ仕掛け。

これはダブルやトリプル狙いを前提としているわけではない。

1回アタリがあった、掛けられなかった。

もう1回アタったけどダメ。

しばらくしたら何もないので上げてみたらエサがまったくなくなっていた。

これがよくあるパターン。

エサがない状態で海中に仕掛けを入れていても絶対に釣れない。

いかにこの状態を少なくするかでもチャンスは増大する。

【対処法】最初のアタリを感じたら戦闘モードへスイッチ

3個のエサで1枚のカワハギと勝負をする気持ちで挑もう。

まず、最初にアタリを感じたら「さあ、カワハギがきた!」と臨戦態勢に入り竿先と竿を持つ手に集中する。

ここで竿先をユラユラすると食い気のあるカワハギなら再度アタックしてくる。

最初のアタリで掛けられなかったら一つはエサが取られたと考え、残りの二つで勝負する。

3回アタリがあって掛けられなかったらエサがないと判断し素早く回収する。

カワハギだけでなくエサ取りの可能性もあるが、3個エサが付いていることを忘れずに。

釣行の写真

エサの数だけカワハギが釣れるチャンスがある。

釣れない理由とその対処法④

■基本の釣り方が分からない

釣り方は色いろな名前の釣法があって今イチよく分からない。

どうやって釣ったらいいのか分からない。

分からないうちに一日終わってしまった。

こんな話をよく聞く。

カワハギ釣りは超がつくスペシャリストがいる一方で、実はだれにでも楽しめる釣りだ。

スペシャリストの知識だけ頭に入れてもなかなかそれを実践するのは難しい。

【対処法】ユラユラ揺らして下げていく

現在のところ、エサをユラユラと上下に揺らしながら下げていく釣り方が一番簡単だろう。

オモリが着底したら、糸フケを取ってそのまま仕掛けを50cmから1mほど上げる。

そこから竿先を10cmくらい上下に揺らしてゆっくりと竿を落とし込んでいく。

オモリが海底に着いたら次はユラユラさせながら上げていき、再びユラユラさせながら落としていく。

この落としていくときにアタリが出ることが多い。トラギスなどのエサ取りが少ない場合は50cmほど、多い場合は1mほどと探り分けてみる。

エサ取りが多いときは、オモリが海底に着いている時間を短くする。

アタリを感じてもそのままユラユラを続けて、ガッガッと強めのアタリがきたら竿を持ち上げれば合わせになってフッキングする。

もし、迷って何をしていいか分からなくなったらこの釣り方を試してみよう。

砂地、根周りでも有効な釣り方だ。

釣行の写真

竿先のアタリを注視する。

釣れない理由とその対処法⑤

■合わせ時が間違っている

カワハギはアタリを感じたら合わせてハリ掛かりさせる釣りだ。

「アタリがあったらすぐに合わせる」と言うけれど、竿先に一瞬に出たアタリで即合わせしてもハリ掛かりしないことが多い。

せっかくアタリがあっても合わせ時が間違っていたらハリに掛けることはできない

【対処法】カワハギがハリをかんだ感触を覚えよう

前述したように、ハゲバリ系はハリ先が口の中に入ると勝手に掛かってしまうことも多い。

頭を振ったようなアタリが出ていれば竿を持ち上げるだけでしっかりとフッキングする。

アタリが小さい場合は、ガリッとハリをかんだような感触を感じたら合わせを入れる。

ハゲバリ系は比較的早めの合わせで掛けられることが多い。

一方で吸わせ系のハリは、ハリがカワハギの口の中に入る。

そのタイミングで合わせを入れると口の中からハリが出ていきながらフッキングする。

ハリを吐き出すときに頭を振って大きなアタリを出すこともあるが、こちらもハリをかんだときの硬質なアタリを感じ取ることができると、口の中にハリが入ったと分かる。

この感触をつかめるようにしよう。

釣行の写真

アタリの感触を見極められるようになるとハリ掛かり率もアップする

釣行の写真

東京湾の竹岡沖では大中小交じりで楽しめる。

ONE POINT ADVICE【ハリ交換の目安は?】

現在のカワハギ釣りではハリス交換式の仕掛けが主流。

簡単にハリスを交換できて大変便利。

ハリ先が鈍ってくると掛け損じが多くなったり、巻き上げ途中のバラシも増える。

ハリ交換の目安は、ハリを親指と人差し指でつまんでみて、引っ掛かる感触があるようならハリ先が鋭い証拠。

何も感じなければハリ先が鈍っているので交換しよう。

釣行の写真

マグネットにハリス付きのハリを用意しておく。

釣行の写真

(左)カワハギを釣ったらハリ先の鋭さをチェックする。(右)ハリを付けるときはハリスを引いてハリス止めに挟む。

ONE POINT ADVICE【底メインならシンカーが効果的】

底を狙っていて、掛かってくるのが一番下のハリばかり、上のエサは残ってくることがある。

こんなときは仕掛け上にシンカーを装着すれば、オモリを海底に着けたときに仕掛けをたるませて上のエサも海底付近に持ってくることができる。

シンカーの位置を高くすればゆっくりのアクションにすぐ上や仕掛けの真ん中に打てば素早い誘いが可能になる。

釣行の写真

ワンタッチタイプのシンカー。

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釣行の写真

シンカーの割れ目に幹糸を入れて閉じるだけ。

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【隔週刊つり情報(2022年10月1日号)※無断複製・転載禁止】

カワハギについてはこちらの記事をチェック

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