読者の皆さま、こんにちは。なおちんこと井上直美です。
今回で連載スタートから丸一年、記念すべき第12回なおちゃんねるは東京湾奥金沢漁港の進丸さんにお世話になって、初心者さんからベテランまで楽しめるおいしいターゲット、シロギス釣りを楽しんできました!
進丸さんは初めてでしたが、船長のお人柄もあってかとてもアットホームな雰囲気で、初めての方でも気軽に行きやすい船宿さんと感じました。
当日は初心者さんがほとんどで、お子様連れの方も多かったのですが、出船前にタックルの扱い方や釣り方もレクチャーしてくれるのでとっても安心です。
出船も午前、午後の半日釣りと短時間なのでお子さんも飽きることなくサクッと釣りができるのも魅力ですね。
【プロフィール】井上 直美(いのうえ なおみ)
アルファタックルフィールドスタッフ。
ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ~ル。
“ なおちん” の愛称で親しまれる。
アタリが出せない・・・
7時半に出船し20分ほどでポイントの富岡沖に到着。
実は船でのシロギス釣りはほとんど経験がないので、レクチャーしてもらった釣り方から試してみました。
まずは船下へ投入、仕掛けが着底したら糸フケを取りピンッと道糸を張ってアタリを待ちます。
アタリがなければゆっくりと仕掛けを1mほど上げ下げすると、そこでアタリが出たりします。
この動作を何度か繰り返しているとコツコツとアタリがありました。
念願の1尾目は25cmの本命シロギス!
こんなにも大きなシロギスが釣れるとは思っていなかったのでビックリしちゃいました♪
幸先よく良型が釣れたので調子に乗った私は子供たちにもカッコいい姿を見せたくて、遠投して広く探ってみたり、タタキを入れてみたり、いかにも風な誘いをしてみたのですが、そんなに甘くない・・・船のシロギス釣りをあまりやったことのない私にはアタリを出すパターンが見つけられませんでした。
そういえば出船前に船長が、「慣れていない人はあれこれやらないほうがいい」と言っていたのを思い出して反省。
基本に戻りレクチャーどおりの釣り方にしてみました。
しかし、コツをつかんだ方はコンスタントに釣っているけど私は一向に釣れません・・・。
どうしたらよいのか分からなくなってしまい船長に相談すると、今日は明確なアタリも少なく、今の釣り方だと拾えていない小さなアタリがあるはずなので、仕掛けをゼロテンションにして10秒くらい待つとアタリが取れるかもとアドバイスをいただきました。
波もあり少し難しかったけど、なるべくゼロテンションをキープして待っていると、今まで見えなかったアタリが出るようになりました。
やっと今日のパターンが分かってきて同じ釣り方でもう1尾追加できましたが時すでに遅し、タイムアップとなってしまいました。
結果は5尾。
今回はかなり空回りして自分では当たりパターンを見つけられなかったけど、厳しい状況の中での釣り方を知ることができてまた一つ引き出しが増えたし、逆に難しくて燃えてしまいました♪
でも、周りはたくさん釣っているし考え過ぎなければもう少し釣れていたのかも・・・これからどんどん状況がよくなってくるそうなので、皆様もとってもきれいで「海の女王」と呼ばれるシロギスを釣りに行ってはいかがでしょうか。
進丸代表の川島船長、シロギス担当の近藤船長、そして乗り合わせた皆様ありがとうございました。
(左)水深は15m前後。(右)初心者には出船前に船長がレクチャーしてくれるからよく聞いておこう。
出典:
このところのメイン釣り場は中ノ瀬だが、当日は風予報のため岸寄りのポイントを狙った。
出典:
(左)春休みの終盤で家族連れの方が多かった。(右)お子さんが小さいなら親子で1本の竿というのもあり。
出典:
迎える5月はファミリーフィッシングにもいい季節になるはず。
出典:
慣れた人なら30~40尾釣れることもある。冬の低活性の時期は過ぎたようだ。
出典:
(左)当日のトップは11尾。(右)20cm前後が20cm。
出典:
親子3人で初めての船釣り!
出典:
フグやイシモチも交じった。
出典:
(左)小学生でも高学年になればほぼ 一人で釣れる。(右)5尾を目標に頑張ろう。
出典:
なおちんのシロギス仕掛け
Nao's Kitchen
シロギスは定番の天ぷらにしました。
釣り立てだからか、身がフワフワであまりのおいしさにほっぺが落ちそうでした。
ゲストのイシモチは空揚げにしてあんかけソースでいただきました。
(左)シロギスの天ぷら。(右)イシモチの空揚げあんかけソース。
出典:
難しくない!シロギス釣り:その一「仕掛けとエサ付け」
初心者は船宿で販売している1本バリの胴つき仕掛けがおすすめ。
オモリは15号。
エサのアオイソメは頭をカットして通し刺しにするが、慣れない人は頭を付けたままチョン掛けでもOK。
(左)初心者には胴つき1本バリ仕掛けが扱いやすい。(右)エサはアオイソメ。
出典:
難しくない!シロギス釣り:その二「釣り方は簡単」
オモリが底に着いたら道糸のたるみを巻き取って、竿先が軽く曲がる程度に張る。
そのまま7~10秒ほど待って、アタリがなければ竿先を大きく持ち上げ、ゆっくり下ろす。
プルプルッとアタリが出たときも、竿をゆっくり持ち上げてハリ掛かりさせてから巻き上げる。
基本は竿の上げ下ろしを繰り返すだけと至って簡単。
難しくない!シロギス釣り:その三「ハリの外し方」
ハリ外しを持参してもいいが、ハリを飲まれてしまっているとハリ外しではなかなか外せない。
そんなときはエラに親指と人差し指を入れてハリスをグイグイ引っ張ると、8割方外れてくれる。
(左)ハリが口に掛かっていればハリ外しでもいい。(右)ハリを飲み込まれていたらこの方法で。
出典:
まだトップシーズンではないから数を釣るのはけっこう難しい。
出典:
釣り船予約サイト「釣割」のスタッフがオススメする釣り船はこちら!
【東京湾(神奈川県)・シロギス船】人気ランキング
【東京湾(神奈川県)・シロギス船】価格ランキング
【隔週刊つり情報(2021年5月15日号)※無断複製・転載禁止】