ゲストを招いて時には教え合い、時には悩み合い、ともに楽しく真剣に釣りをしていく宮澤さんの連載「令和も釣りは楽しく真剣に!」。
第8回は目下、絶好調で釣れている三浦半島城ケ島沖のワラサ。
11月24日に剣崎松輪港の棒面丸より出船した。
ワラサ釣りが大好きな宮澤さん。
この日は助っ人というより、同じワラサ好きの釣り仲間として一緒に楽しもうと田渕雅生さんに声をかける。
そして、前回撃沈したゆうへい君もぜひリベンジしたいと同行を申し出た。
【今回のゲスト】ブチさん(写真右)
田渕 雅生(たぶちまさお)
大物から小物、深場釣りまでなんでもこなすマルチアングラー。温厚な人柄で、ブチさんの愛称で親しまれる。
宮沢幸則(写真左)
1966年大阪生まれ、三重大学水産学部卒。釣り全般を愛好するが、陸っぱりのエギング、船のカワハギ、マルイカのエキスパートとして雑誌、新聞、テレビ、Webで最先端の情報を発信する。グローブライド・ダイワ社員。
三浦半島のワラサはマダイ交じりで今後も有望!!
鈴木洋一船長が操船し、3人の乗客を乗せた第二十棒面丸は午前7時に出航した。
航海時間は約30分で、目指す城ケ島沖に到着すると、既に大規模な船団が集結していた。
洋一船長によれば、最近の数日間は早朝の時間帯が魚がよく集まり、日中は少しずつしか釣れない状況だとのこと。
それならば、まずは早朝からしっかりと釣果を得たいところだ。
水深74m、海面から計算した深度65mで釣りを始めると、早速、宮澤さんが釣果に恵まれた。
少し違うと感じた感触に首を傾げつつも、上げてみると、これが驚くべきことに1kg級のイシダイだった。
好スタートで嬉しいお土産を手に入れ、これからの釣果に期待が高まるが、この日は潮が動かず、大変な苦戦を強いられた。
釣り場の城ケ島沖にはご覧の大船団。 この日は全船が苦戦気味だった。
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宮澤さんはモーニングサービスで良型のイシダイをゲット。
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エサ取りすらない状態で、気がつけばあっという間に正午を回っていた。
ここまでに釣れたワラサは左大ドモの人の2本だけ。
再取材という言葉が宮澤さんの頭をよぎったそのとき、突如として右大ドモのお客さんにヒット。
3kg級のワラサが取り込まれる。
その直後、今度はゆうへい君と田渕さんにダブルヒット!
いよいよワラサの群れが回ってきたのか。
二人はともに3kg級のワラサを取り込んだものの、このチャンスに宮澤さんは仕掛けを絡ませてしまうという不運。
その後はトロッと潮が流れて田渕さんがマダイをゲット、船中では数本のワラサが取り込まれたが、幸運の女神は宮澤さんに微笑むことなくタイムアップ、午後22時に沖揚がりとなってしまった。
今回は取材あるあるで谷間の釣行となってしまったが、その後は復調の気配を見せている城ケ島沖のワラサ。
おそらく年内一杯は十分期待できるだろう。
(左)朝のうちにワラサを2本ゲ ットした常連さん、お見事。(右)船中3本目が上がったのは昼を回ってから。
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(左)ワラサは3~4kgと型がそろっていた。(右)1kgくらいのイナダも釣れた。
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(左)宮澤さんがタモ取り!自分のことのようにうれしかった様子。(右)ゆうへい君はワラサの強烈な引きを満喫。
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ブチさんはゲームロッドで余裕のヤリトリ。
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ヒラメオデコのリベンジ達成、ゆうへい君は見事ワラサをゲット。
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わずかに潮が流れたワンチャンスにブチさんはマダイもキャッチ。
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付けエサはオキアミを基本にエサ取りの多いときはイカタンが有利とされるが、 この日は出番がなかった。
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タックルデータ
宮澤さんはオーソドックスなワラサタックルになるショットバイパーMー210&シーボーグ500JS、田渕さんはライト感覚で楽しめるリーディングスリルゲーム64MHー195&シーボーグ300MJを使用。
仕掛けは当日の船長指示は8号6mだったが、食い渋りに備えて6~7号の仕掛けも用意しておきたい。
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