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アカムツ釣るなら一度はおいで!茨城県平潟出船は年内有望

隔週刊つり情報編集部

茨城県平潟港発→いわき沖・デカッ!これぞ北茨城サイズ・一足のばしてアカムツの穴場へ

茨城のアカムツ釣り場といえば県南部のカンネコ根がメッカとして知られているが、人気に押し上げられていくように釣り場も開拓され、県中部の日立や県最北の平潟からもアカムツ狙いの乗合船が続ぞくスタート。

茨城全域に広がるその人気ぶりは県魚でもあるヒラメに勝る勢いである。
 
10月25日、茨城県最北部の平潟港、第15隆栄丸の船着き場には17名が集合。

各自手指消毒、検温が行われた後に乗船開始。

準備が整い、4時半に出船となった。

同船が狙うアカムツの釣り場は、南は高萩沖から北は福島県いわき沖にかけての範囲。

当日はここ数日釣況が安定しているいわき沖方面に進路を取った。

航行することおよそ1時間20分で釣り場に到着。

周囲には同じ平潟をはじめ小名浜港などの僚船がすでに操業を開始している。

水深は130m前後。

魚探に映し出される海底はほぼフラットだが、所どころにツブ根が点在するような地形であるようだ。

6時、「はい、やっていいよ」

ブザーに続くアナウンスでトレジャーハンティングがスタート。

オモリが着底。

糸フケを巻き取り、竿を立てるとズボッと底からオモリが抜ける感触。

泥質の海底のようだ。

アタリはすぐにほぼ全員に到来。

といってもビリビリビリと震えるような引き込み。

サバの洗礼に早くもオマツリ騒ぎの船上と化す。

サバはスリムボディの30㎝サイズが多いが、中にはおいしそうな40㎝超のグラマー魚体も。

これは絶対にお持ち帰りしなければ損をする代物だ。

釣り人の写真

ポイントの底は砂泥質で根掛かりの心配はほとんどない

女性が船中1尾目

開始から15分、左ミヨシの女性アングラー佐藤さんの竿は明らかにサバとは違う引き込み。

残り30mほどでガクンッ、ガクンッと力強くたたかれ本命の期待が高まる。

周囲の視線が集まる中、釣れ上がったのはアカムツ。

朝日が反射するまぶしいレッドルビーの魚体は35㎝のグッドサイズ。

右トモでもタモが出され、こちらも太った同サイズがキャッチされる。

朝イチに釣れたサバを切って、ホタルイカと抱き合わせで付けたら一発で食ったとのこと。

エサは新鮮なほど食いがいい。

さすがベテランさんは仕事が早い。

サバのほかゲストには良型ムシガレイも登場。

空揚げや煮つけ、塩をして寝かせた塩焼きなどで絶品だ。

アジもうれしいゲスト。

汁物や肝たたきが美味なドンコもちょくちょく顔を出す。

ただし、これが釣れるということはタナが少し低い証拠。

続けて釣れるようなら捨て糸を少し長くするなどタナ調整をすることをおすすめする。

釣れ上がるアカムツはどれも30~40㎝と良型ぞろい。

前出の佐藤さんは早くも3尾目をキャッチ。

着底後、ゼロテンションからの超スローの誘い上げ。

しばらくポーズを取ってからの超スローの落とし込み。

このゆっくりと落ちてくるエサにアカムツは反射的に食ってくることが多い。

小柄な体格でありながら終始手持ち竿で誘い続け、男性陣を寄せ付けぬその実力は、「あの女性は今日のお客さんの中で一番上手だよ」

と船長に言わしめるほどだ。

サバの猛攻に閉口していたビギナーさんもいたけれどオマツリして仕掛けをカットしたときに1本バリにすることをおすすめしたところ、サバのヒットも少なくなり、見事初アカムツをゲット。

ムシガレイ、アジも連釣し、多彩なゲストに大喜びだ。

釣り人の写真

女性の佐藤さんが最初の1尾を釣り上げた

釣り人の写真

いわゆるゼロテンション釣法で底付近を探る

Tackle Guide

船宿仕掛けは3本バリ仕様だが、サバが多いので2本バリに詰めて使用するのがおすすめだ。

また、オマツリ対処として枝スを切ることも多いので、ハリスを結んだ替えバリを用意しておくとよい。

今後は深場のポイントを狙うこともあるのでオモリは150、200号も持参しよう。

仕掛けの写真

(左)仕掛けは胴つき2~3本バリ、標準オモリ120号(右上・右中)エサはホタルイカとサバの切り身の抱き合わせ(右下)釣れたてのサバの切り身は最高の特エサだ

平潟沖のアカムツ仕掛け例

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知っ得!アカムツ釣りのサバ対策

当日のようにサバが多いときは、いかにサバを回避するかが重要なポイント。

まずは仕掛けが少しでも早く落ちるよう、投入の際はイカ釣りのように竿先を海面に向けライン抵抗を軽減させる。

アタリを待っているときに先にサバが掛かってしまうときはマシュマロボールやフロートパイプ、夜光玉などのアピールアイテムを外してみるほか、思い切ってハリ数を1本にしてみるのも効果がある。

釣り人の写真

大半の人がハリのチモトにマシュマロボールを装着

釣り人の写真

サバが多いときは1本バリがおすすめ

夜光バリが効く!?

一人、また一人とオデコを脱していく中、取り残されていたベテラン八木さんにようやくいいアタリ。

しかも途中の引き込みも格段に違う重量感。

大型がきちゃったんじゃないの!?

右手にカメラ、左手にタモを持つ私。

ファインダー越しに見えたアカムツはこれまたデカイ!

メジャーをあてるとジャスト50㎝!

重量は計らなかったが2㎏は超えているであろう、これぞ北茨城サイズだ。

口元に掛かっているハリを見ると夜光軸のムツバリ。

「今日は全然アタリがこなくて焦りましたが、このハリに替えたら即アタリましたよ!」

本領発揮!?

夜光バリの効果か、その後もポンポンポンッと連釣し、アッと言う間に5尾のアカムツを釣り上げて当日のトップとなった。

夜光バリ、メモメモである。

船内アタリはポツンポツンだが、やはりアタリを出す人は終始竿を手に持ち、積極的に誘いを入れている。

潮が流れず当日の釣果は22~50㎝を0~5尾。

連日トップはツ抜けだっただけに当地的には今日は芳しくない結果となってしまったが、アベレージ35㎝級のアカムツが平均3~4尾という釣果は大釣りといっていいだろう。

昨年のデータでは当地のアカムツは年明け1月中旬まで釣れ続いたとのこと。

今後は水温の低下とともに釣り場の水深も150~200mと深くなっていくが、根周り中心に狙うことが多くなってくるので、マゾイやアンポン(ヤナギメバル)、オキメバル(ウスメバル)などのうれしいゲストが多くなってくる。

鈴木船長がトロール船長時代に蓄積した秘蔵のポイントもまだまだあるだけに、今後も大いに期待だ。

釣り人の写真

35㎝前後がアベレージ

釣り人の写真

ベテランの八木さんが当日最大50㎝ジャストをキャッチ

釣行の写真

巻き上げは手持ち竿でバラシ軽減

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隔週刊つり情報(2020年12月1日号)※無断複製・転載禁止

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