7月13日、クロムツ&根魚五目リレーに乗船するため南房太海港の聡丸へ出かけた。
釣り座は船長の指定で、私は左舷胴の間に入った。
片舷2名ずつ、合計4名の全員が乗船したところで2時半過ぎに出船。
船はゆっくりとしたスピードで進み、40分ほどでポイントに到着。
「水深は150m。下から15mまでを探ってください」と船長からのアナウンスがあり釣り開始。
船長の指示どおりにゆっくりシャクり上げ、竿先を2~3秒止めてアタリを待ち、これを底から15m上まで繰り返してアタリがなければ再度オモリを着底させる。
幹糸を切った犯人は?
誘いを繰り返していると、底から3m誘ったところでガツガツッとアタったがハリ掛かりせず、すぐに竿先が軽くなった。
何者かに幹糸を切られてしまったようで、巻き上げるとオモリがなくなっている。
オモリを付けて再度落とすとガツガツッとアタリ。
合わせを入れると今度はハリ掛かりした。
中速で巻き上げると、付いていたのは40cmほどのスミヤキ(クロシビカマス)。
先ほど幹糸を切った正体はスミヤキのようだ。
20分ほどで流したところでポイントを移動。
水深は100mほどで、同じように誘うと底から5mぐらいでガツガツッとアタリ。
途中のガンガンという引き込みが楽しい。
上がってきたのは35cmの本命クロムツ。
癒しの根魚釣り
その後、誘い続けるもアタってくるのはメダイばかり。
残念ながらクロムツの食いがよくなることはなく、5時半に根魚五目に切り替えとなる。
船は根魚のポイントへ向け、15分ほどかけて移動。
「どうぞ、水深は22m」と船長のアナウンスで後半戦の開始となる。
私は胴つき仕掛けの上バリに12cmほどのイワシ、下バリには8cmほどのキビナゴを付けた。
しばらくするとアタリが出たので、ゆっくり聞き上げてみるとハリ掛かり。
上がってきたのは23cmのカサゴで下バリに食っていた。
着底したらオモリが底を引きずらないようにテンションを抜いてアタリを待つ釣り方に変えたところ、が然アタリが増えてきて25cmオーバーのカサゴやアカハタも交じって釣れてくる。
根魚狙いは好調のまま8時に沖揚がりとなった。
釣果はクロムツが0~1尾、カサゴが3~20尾で、私はクロムツ1尾、メダイ2尾、スミヤキ1尾、カサゴ12尾、アカハタ2尾だった。
釣り船予約サイト「釣割」のスタッフがオススメする釣り船はこちら!
【南房(千葉県)・クロムツ船】人気ランキング
【南房(千葉県)・クロムツ船】価格ランキング
【隔週刊つり情報(2022年8月15日号)※無断複製・転載禁止】