東京湾奥金沢漁港の忠彦丸では、ライトアジ&夜メバルのリレー釣りという、一度で2倍楽しめる乗合船を土曜日限定で出している。
暑い日が続いた後の5月28日、夜釣りを楽しみに友人3名を誘って釣行した。
16時半に受付を済ませ、我われは空いていた右ミヨシから並んで入り、私はミヨシに釣り座を構える。
釣り人は総勢8名。
付けエサのアオイソメが配られ、17時半に出船。
まずはライトアジ。
航程5分ほどで八景沖に到着。
釣り仲間全員がアジをキャッチ
「用意ができたら始めてください。タナは底から2~3mです」と開始の合図。
アオイソメを2cmくらいに切ってハリに刺し、コマセカゴにイワシのミンチを詰めて投入。
水深は16m。
底ダチを取り、道糸のマーカーを目安に1mほど巻き上げてコマセを1回振り、タナに合わせてもう1回振って待つがアタリは遠い。
しばらくすると、「タナが上がってきます。底から3~4mでやってください」とアナウンス。
すると、大森さんの竿が曲がり、リールを巻き始める。
釣れたのは20cm級のアジ。
続いて岡本さん、そして大橋さんと友人全員が同サイズのアジをキャッチし、ひと安心する。
船中を見回すとポツポツとアジが釣れ上がっているが、前日の大雨による濁りで魚の活性が低いのか総じてアタリは遠い様子。
そこで竿先をゆっくり上下させアオイソメをユラユラ漂わせるイメージで誘ってみると、ガッガッと竿先が強く引き込まれる。
釣れ上がったのは27cm級のイシモチ。
うれしいゲストとしてキープする。
その後もアジのアタリは遠い中、日が沈みかけた18時45分ごろ、「少し早いですがメバルに行きます」とのアナウンスで、後半のメバルのポイントに移動となる。
後半は快釣
5分ほど走って、水深8m前後のポイントで再開。
タックルと仕掛けをメバル用に交換し、太いアオイソメは1匹、細いのは2匹をチョン掛けにして投入。
着底後、底ダチを取るとゴツゴツした感触が伝わってきたので、根掛かりしないように竿をゆっくりと持ち上げては静かに戻す誘いを繰り返す。
すると、竿先にガッガッとアタリ。
しっかり合わせてからリールを巻き始めるが、魚は付いていない。
合わせが早かったようだ。
エサを付け直して再投入するとすぐにアタリがくる。
そのままガッガッとしたアタリは見送って、6:4調子の竿の胴部分が引き込まれてから合わせるとハリ掛かり。
釣れ上がったのは20cm級のメバル。
大森さんにもアタリがきてカサゴを上げる。
根魚の活性は高いのか、メバルとカサゴが入り交じって釣れ上がる。
とくに大型のメバルは上のハリに掛かり、底から浮いている様子。
護岸に沿うように船を流していたので、根掛かり覚悟で護岸際に向かって軽く投げるとヒット率が高まり数をのばすことができた。
その後もアタリが続き、20時20分に沖揚がりを迎えた。
釣果は15~26cmのアジが2~10尾、15~24cmのメバルが4~20尾、ほかカサゴが交じった。
私はアジ3尾、メバル13尾にカサゴ12尾。
友人たちもアジ、メバル、カサゴのお土産をキープ。
これから迎える夏本番の夕涼みに夜釣りはいかがだろう。
当日の仕掛け
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隔週刊つり情報(2022年7月1日号)※無断複製・転載禁止