今回特に推奨するルアーは、タイラバで狙う東京湾のマダイです。
ついに乗っ込みシーズンが到来し、この記事が掲載される頃には、浅い水域で大きな個体が釣れる可能性があります。
三浦半島の久里浜港、網屋丸の三冨豊一船長から様々な話を聞かせていただきました。
タイラバの状況は?
ノブ「タイラバで狙うマダイが好調のようですね?」
船長「ハイ、1kg前後を中心にトップで3~4枚。日によって3~6kgクラスも交じるような感じですね」
ノブ「どのあたりで釣っているんですか?」
船長「久里浜~走水沖の水深50~80mです」
ノブ「出船は大潮回り限定とのことですが、4月中旬以降の出船日は?」
船長「4月24日~5月3日と5月10日~15日になります」
ノブ「タイラバのみでの出船ですか?」
船長「いいえ。一つテンヤとの同船です」
ノブ「タックルを2種類用意して途中から一つテンヤに転向することも可能ですか?」
船長「そういう方も少なくありません。ただしエサの用意があるので、予約時や出船前に申し出てください」
おすすめのタックルは?
ノブ「ロッドはタイラバ専用じゃないとダメですか?」
船長「そんなことはありません。ベイジギングロッドが流用できます」
ノブ「レンタルタックルはありますか?」
船長「ハイ、1000円でお貸ししています。ただしタイラバは別なので事前に用意してきてください」
ノブ「タイラバのヘッドは何グラムくらいを用意すればいいんでしょう?」
船長「鉛製の場合は100g前後、タングステン製の場合は80gを用意してください」
ノブ「船長おすすめのネクタイの色なんてあります?」
船長「オレンジとグリーンがおすすめです」
釣り方のコツは?
ノブ「釣り方のコツを教えてください」
船長「タッチ&ゴーで底から10~20mを探ってください。マダイはタイラバが落ちていくときから見て追っています。着底したら3~4回リールを速く巻いてからゆっくりと巻くのがコツです。着底直後からゆっくり巻いてしまうと興味を失ってしまうようです」
ノブ「合わせは必要ですか?」
船長「いいえ。アタリがあったらそのままの速度で巻き続けてください。やがて魚の重みが竿に乗り、ハリ掛かりします」
今後の見通しは?
ノブ「今後の見通しはどうでしょう?」
船長「乗っ込みが本格化して1~2kg級を中心に4~5kgクラスもよく上がるようになると思います。不思議なことに最近は中小型が上がる日は同じようなサイズばかり、大型が上がる日は食えば大型という日が多いです」
ノブ「女性や子供でも楽しめますか?」
船長「体力を必要としない釣りなのでお子さんやシニアの方も楽しめますよ」
ノブ「ちなみにマダイのお味のほうは?」
船長「このへんで釣れるマダイは本当においしいです。僕はオリーブオイルで焼いてポワレにするのが好きですね」
ノブ「マダイのポワレに白ワイン、たまりませんなぁ」
船長「マジでおいしいので竹田さんも釣って味わってみてください。お待ちしていますよ」
ノブ「ハ~イ!」
1kg前後を中心に大ダイも交じる
出典:
タイラバヘッドは80~100gを中心にそろえておこう
出典:
タイラバ用タックル
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隔週刊つり情報(2021年5月1日号)※無断複製・転載禁止