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[出会いを求めてフラリと釣行。カマちゃんの船宿探訪(第30回)]由緒ある品川浦からふらり船遊び

隔週刊つり情報編集部

新幹線も止まる品川駅のほど近く。

こんな都会のド真ん中から釣り船に乗って沖釣りが楽しめるなんて、実は知らない人も多いかもしれない。

プロフィール

カマちゃん◆釜井 昌二(かまいしょうじ)

タチウオのしゃぶしゃぶが好き。

アトリエぷらりおさかなイラストレーター。

A.T.LAB フィールドアドバイザー。

景色の写真

北品川橋から眺める品川浦はまさに都会のオアシス

歌川広重が東海道五十三次に描いた品川宿に広がる海はとうに埋め立てられ、そこに残る品川浦という船溜まりは、かつてここが海であったことを教えてくれる。

大正14年に架けられた北品川橋から船溜まりを眺めていると、江戸前の歴史を振り返りたくなるような情緒がある。

そんな品川浦の一番奥に、船宿ひらい丸はある。

旧東海道のすぐ脇にある京急の北品川駅から徒歩4分、JR品川駅から徒歩10分ほどと電車での便がとてもよい。

釣り船&屋形船のひらい丸は平成元年創業

船の写真

テーブルを据え付けて天ぷら船にもなる第10ひらい丸。17tの大型船で釣り座は広びろ

船宿ひらい丸は、代々漁師だった平井家の長男、平井護さんが平成元年、30歳のときに創業。

創業時に1隻、翌平成2年にもう1隻の屋形船を新造し、船宿を開業。

現店主で当時は社会人1年生だった弟の平井実船長に「一緒に船宿業をやっていこう」と護さんが声をかけたことで実船長は会社を退職。

兄弟二人三脚での経営がスタートする。

平成4年には釣り船を購入し、本格的に遊漁船業にも参入。

平成10年には17tの大型船、第10ひらい丸を新造した。

順風満帆なひらい丸に悲しい別れがやってきたのは、それから少したったころのこと。

フグを釣らせることに定評のあった護船長が病床に伏し、亡くなったのだ。

享年44歳。

護船長を知るたくさんの人たちは、深い悲しみに包まれた。

その後、経営を一手に引き受けることになった実船長は平成16年に船宿を有限会社化。

屋形船と仕立船中心の釣り船の営業で、スタッフたちと一丸になって訪れる客と釣り人をもてなしてきた。

そんなひらい丸で、実船長の片腕となって働く船長の一人が植島亮船長。

平成元年生まれの32歳。

祖父が実船長の父の漁師仲間で、ここ北品川で生まれ育った。

小学校4年生のときにひらい丸の新船と出会った亮少年は、それを眺めるだけでなく、片付けを手伝ったり、船に乗るようになったりするうちに当宿に溶け込み、高校卒業と同時にひらい丸へ就職。

気付けば少年の目にキラッキラに映っていた大きな船の船長になっていた。

釣り船の船長であるばかりか、屋形船を操船すれば、陸仕事もするし、漁にも出る。

「元もと釣りが好きで、時間が許せば釣りにも行きたいですし、仕事で漁に出るのも好きなんですよ」と話す。

前向きな発言と、とにかく一生懸命働く姿に心を打たれた。

釣行の写真

ひらい丸の常連にして船長公認の名人。さすがの腕前でした

釣行の写真

手巻きリールでナイスファイトでした

釣行の写真

この日は指幅4本前後の中型が中心だった

釣行の写真

もちろんテンヤでも楽しめる

天ぷら船やBBQ船も人気メニュー

長らく仕立船を看板に掲げてきたひらい丸が護船長の生前、盛んに出船していた乗合船を再開したのは昨年のこと。

当日はタチウオ乗合とライトアジ&イイダコのリレー仕立船の2隻が出船。

私は亮船長担当のタチウオ乗合に乗り込み、9人の釣り人とともに好天の東京湾を楽しんできた。

ちなみに12月は周年楽しめるライトアジを中心にタチウオでも出船予定。

中旬まではイイダコも旬で、いずれもひらい丸が得意とするターゲットだ。

準備が整ったところで出船。

天王洲アイルの脇をすり抜け、レインボーブリッジを横目に海上を疾走。

1時間少々でポイントの観音崎沖へ到着し、水深70mでスタートした。

乗船者に沖釣り初挑戦の方がいて、仲乗り役で乗船していた川瀬純船長がフルサポート。

釣り方やエサの付け方などのアドバイスはもちろん、時折声をかけて応援。

「うちのお客さんはビギナーの方も比較的多いです。しっかり釣って、楽しんで帰っていただきたいですよね」と川瀬船長。

アドバイスの仕方が実に手慣れているばかりか、少し竿を出してヒョイッと釣り上げる腕前はさすがの一言だった。

さあ、バンバン釣るぞ!といきたいところだったが、当日のタチウオは難易度高め。

アタリが出せてもハリに掛けられない慎重なタチウオに翻弄される一日だった。

それでも全員顔は見られて晩のおかずはしっかりゲット。

私も炙りの刺身、なめろう、しゃぶしゃぶと東京湾の味覚を味わえた。

ところで、ひらい丸には通常の乗合や仕立船のほか、天ぷら船とBBQ船というユニークな
出船形態もある。

12月から4月一杯まで天ぷら船はお休みだが、半日釣行後に品川浦を眺めるテラスでバーベキューが楽しめるBBQ船は周年受け付けている。

こちらは仕立船のみとなるけれど、仲間で一日を存分に楽しみたい人におすすめだ。

釣行の写真

ようやく釣れた1本に笑顔が弾けた

釣行の写真

テンヤ組も中型中心。次回はドラゴン級を期待したい

釣行の写真

沖釣り初挑戦の彼もご覧のとおり。やったね!

釣行の写真

この日の仕立船はアジとイイダコのリレーへ。いいアジが釣れてました

船宿information

東京湾奥東品川 ひらい丸

03・3471・9267

URL: https:// www.hiraimaru.net

● 予約乗合、仕立。火曜日定休(仕立は応相談)。

● 釣り座は店頭の席札で決定。

【船宿アクセス】

●車/国道15号の「八ツ山橋交差点」を八ツ山橋方面へ曲がり、すぐ先にある京急の踏切を
渡る。

一つ目の交差点を直進したすぐ先にある船宿前の路肩に車を寄せスタッフの指示に従う。

●電車/JR品川駅から徒歩10分ほど。

京急北品川駅から徒歩4分ほど。

品川駅からの場合、高輪口を出て左方向へ線路沿いを進み、道なりに進んだ先にある京急の踏切を渡ってそのまま坂を下る。

一つ目の交差点を過ぎて、すぐ先に船宿入口。

受付から下船までの流れ

ひらい丸の設備とサービス

ひらい丸の釣り物とシーズン ※ほかリクエスト乗合もあり

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隔週刊つり情報(2021年12月15号)※無断複製・転載禁止

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