松本圭一と行く!絶対釣らせるコマセダイ教室【後編】
第18回の沖釣りカレッジは松本圭一さんのコマセダイ教室。
今回松本さんが参加者にレクチャーした内容は仕掛けの工夫、乗っ込みシーズン特有のコマセワーク、落とし込みの誘い、探見丸活用術ほか内容は濃密。
ここではそのノウハウの一端を紹介したい。
目次
【前編】はこちら!
絶対釣らせるLESSON4【探見丸の活用】探見丸から得られる多様な情報をヒントに誘いのタイミングを読む
「探見丸は水深、海底形状など様ざまな海中の情報を知ることができるツールですが、最大のメリットは魚の反応を目視できることです。マダイっぽい画像が出るとワクワクします」
松本さんが一番の狙い目と力説するのが「底から浮上する反応」。
「食い気のないマダイは一定の層でジッとして動きが鈍く、横方向の筋状に出ることが多いのですが、食い気のあるマダイは底から浮き上がり、上下に動き回ってコマセを捕食するので〝への字〟のように映ります。無数のへの字が折り重なるような反応が出たらチャンスタイム、一番上側の反応に向かって付けエサを落とし込むと効果的です」とアドバイスする。
また、探見丸の情報の元になっている超音波ビームを発する振動子(送受波器)の位置と、船が流れる方向を知ることで、誘いをかけるタイミングが読めるという。
「振動子に近い釣り座は状況がリアルタイムに映るので、反応が出たらすぐに誘って食わせるチャンス。しかし離れた釣り座はひと工夫が必要です」
例えば、図のように振動子の位置が胴の間付近で、船がミヨシ側へ流れる場合は、ミヨシ側の探見丸には釣り座の下を通り過ぎた過去の反応、トモ側はこれから下に入ってくる未来の反応が映る。
つまりトモ側は反応が出てから少し間を置いて誘うとタイミングが合うことになる。
では、過去の反応しか映らないミヨシ側はどうするのか。
「振動子の真下にいる魚の反応は赤く、その周りにいる反応は黄色や緑色に映ります。なので振動子から離れた釣り座は、自分の近い所にいるかもしれない黄色や緑色の反応に合わせて誘いをかけてみてください」

探見丸CV-FISHは松本さんの必須ツール
探見丸の反応と釣り座の関係

絶対釣らせるLESSON5【落とし込み】浮いてくる魚の反応の頂点に合わせて落とし込みで食わせる
今回のカレッジで上がったマダイは船中20枚。
その大半が、松本さんが参加者に伝授した「落とし込み」の誘いの成果。
右ページの図のように、探見丸に映る上下に動き回る反応や、スーッと浮いてくる反応が出るチャンスタイムに最も効果的な誘いが「落とし込み」になるという。
マダイらしき画像が出た場面で、松本さんが誘いをかけるときに意識しているのは、一番上側にある反応と自分の付けエサの位置関係。
例えばマダイが浮上してきたら、それに合わせて竿一杯に誘い上げて付けエサに気づかせ、ゆっくり落とし込んでアピールする。
「付けエサを反応の3mくらい上に持っていき、そこからマダイに向かって落とし込むイメージです。指示ダナまで落とし込んでアタリがなければ、竿先を海面に入れてさらに落とし込みます。竿1本分ビシを下げることになりますが、これくらいはどこの船でも許容範囲です。大事なのはビシを下げたまま長く待たないこと。10~15秒待ったらタナに戻してください」
アタリがなければ手返しを行い、仕掛けを立てるため下ハリスのガン玉1号をハリ側にずらして再投入。
反応がさらに上昇したときは、タナ下2mから切り返して手早くコマセを振り出し、3~4m巻き、上から1m刻みで落とし込んでいく。
「好反応が出ているときは、この一連の落とし込みを繰り返して誘います。竿先を海面に入れて落とし込んだとき、ドンッと食い付くダイレクトなアタリは何度味わってもシビレます」
マダイの乗っ込みは5月がピーク。
皆さんもぜひ松本流マダイ釣法にチャレンジしていただきたい。

松本さんは探見丸に好反応が出たら、竿先を真下まで下げて落とし込む
浮いたマダイの頭上に付けエサを落とし込む

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