7月20日、シロギス釣りを楽しみに釣友の岡本さん、森垣さんと息子の響生君(小学3年生)の4名で東京湾奥横浜本牧の長崎屋へ釣行した。
6時40分に船宿に到着し、受付を済ませて港へ向かう。
船前で待機している仲乗りさんにあいさつすると、左舷胴の間に案内されて並んで入る。
8時に出船し、40分ほどで富津沖の水深8mに到着。
風が強く釣りにくそうだが少しは暑さが和らぐのでよしとする。
仕掛けは扱いやすく、投げたときに手前マツリが軽減される胴つき1本バリの船宿仕掛けを使用。
配られたエサの中から生きのいいアオイソメを選び、硬い頭部をカットし通し刺しにする。
聞き合わせがコツ
アンダーハンドで仕掛けを軽くキャスト。
着底したら底ダチを取り少し待つ。
アタリがなければ軽くシャクって仕掛けを跳ね上げ、カーブフォールで誘う。
これを繰り返して船下まで広く探る。
数投目、竿先にブルブルッと小気味よいアタリがきたが、合わせが早かったようでハリ掛かりしない。
次のアタリは竿を送り込んで一呼吸置いてから聞き合わせるとハリ掛かり。
釣れ上がったのは18cmのシロギス。
この後も同じパターンで釣れるので、一呼吸置いて聞き合わせるのがコツだったようだ。
船釣り2回目の森垣さん親子は岡本さんから釣り方を教わり、船宿でレンタルした1本の竿を2人共用で出して釣りを開始したが、強い風に苦戦している様子。
岡本さんも釣り始め、こちらは早々にシロギスを釣り上げている。
周りを見回すと釣り座で釣果に差はなく、船内のあちこちでポツポツとシロギスが釣れ上がっている。
アタリが遠くなると、ポイントに点在しているシロギスの群れを探して船長は小移動を繰り返す。
相変わらず風は強いが、釣りにだいぶ慣れてきた響生君が本命のシロギスを釣り上げ、「やった~!」と大喜びしている。
岡本さんはホッとした様子だ。
さっそく響生君の記念写真を撮らせてもらう。
やがてポツポツとシロギスが釣れる中、イシモチのようなガガッと派手なアタリ。
聞き合わせるとシロギスとは異なり勢いよく竿先が強く引き込まれる。
海面に上がってきたのは後検寸30cmのマゴチ。
船長のタモでサポートいただき、無事に取り込む。
うれしいゲストだ。
岡本さんは胴つきからテンビン仕掛けに替えて釣果に差が出るか試している。
どちらも同じように釣れ上がるので、仕掛けに優劣はなさそう。
手返しよく釣るには扱いやすい仕掛けを選択するのが正解のようだ。
その後もアタリは途切れることなく順調に釣れ続け、森垣さん親子もシロギスを追釣したところで13時50分に沖揚がりを迎えた。
釣果は13~24cmのシロギスを3~104尾。
私は30尾、岡本さん25尾、森垣さん親子は3尾だった。
船長によると浅場のシロギス釣りはトップシーズンを迎えており、23尾前後の釣果の方が多かったとのこと。
帰宅後はシロギスの天ぷらと一緒にマゴチの洗いが食卓に並び家族に好評だった。
乗船MEMO
東京湾奥横浜本牧 長崎屋
045・622・8168
▼備考=予約乗合、8時出船。マダコへも出船。駐車場500円
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隔週刊つり情報(2024年9月1号)※無断複製・転載禁止