【船タコにコレだ】激戦区明石の船タコ釣りで鍛えあげたラグゼ『オクトライズ スパイクロー』
アオリイカと並んで、近年人気急上昇中のターゲットがマダコ。
特に激戦区となっているのが、船から狙う明石沖の高級ブランド・明石ダコ。
釣り方はタコエギと呼ばれるタコ用のエギを使う。
そのタコエギに注目の新製品が登場した。
その名もオクトライズ スパイクロー。
背中に背負ったカニのようなワームが特徴だ。
いったいどんなタコエギなのだろう。
激戦区のスレたタコさえ惑わす「オクトライズ スパイクロー」
明石沖の船タコ釣りは人気が高く、シーズンともなれば連日満船が続く。
そんな船上で釣り勝つために生まれたのがオクトライズ スパイクローだ。
最大の特徴はワーム脱着の速度。
ワームやエサのズレ落ちを防ぐ背面ピンと固定可能なロックシャフトで、その日のヒットカラーにすばやく交換が可能だ。
明石沖に通い厳選したカラーは、エギが10色、ワームが6色。
ここまで厳選したカラーながら、その組み合わせとなると60パターンにも及ぶ。
そして、ワームの2個付けなら、そのパターンはかなりの数になる。
とはいえ、ベースとなる選択の方法はいくつかある。
潮の透明度に注目する場合なら、濁り潮や深場はグローカラー、
澄み潮や浅場はケイムラカラーが必携となる。
さあ激戦区で鍛えられた実力に大注目だ。
船タコにベストなロッドはラグゼ『オクトライズ フネタコ』
船タコに使うロッドは、ラグゼ『オクトライズ フネタコ』極先調子170と先調子178。
タコが高活性で、細かく動かし続ける釣りや深場では極先調子。
浅場や低活性に合わせたソフトな小突きを多用する場合は、先調子が使いやすい。
メインラインはPE2号、リーダーはフロロカーボンの10号80cm~1m。
オモリは40~60号を使用する。
船タコでタコを誘うロッドアクションは、ロッドを小刻みに上下させるシェイキング。
ただし、一般の方が小さく小刻みにシェイクするやり方だと、エギにアクションが伝わらない。
ちょっと大げさにロッドを持ち上げるくらいにしたほうが、エギのアクションは大きくなる。
オモリをちゃんと持ち上げる程度に上下させるのが基本。
活性が高ければオモリが底から浮くぐらいの大き目で派手なシェイクで、広範囲にアピールするのがよい。
もちろん、活性が低ければオモリが立つ⇔寝るぐらいのソフトな小突きにポーズも入れよう。
エギを大きく動かさず、オモリが立つ⇔寝るを繰り返す程度で、小突きのピッチも下げてやる。
2021年の明石沖は、このパターンの方が効果的だった。
違和感があれば、動かし続けてしっかり抱かせて力強いアワセで底から引き剥がせ!
タコエギのセットはシングル OR ダブル。ワームのセットはワンタッチ
タコエギのセッティング方法は、1個付け、2個付けがある。
タコにどのように見えているかは分からないが、2個付けはアピール力が強く、混雑する乗合船では有効な手立て。
エギもワームも色を変えることができるので、2個付けのメリットは大きい。
また、オクトライズ スパイクローの特徴のひとつにロックシャフトという機構がある。
この仕組みはワンタッチでワームやエサの脂身を着脱できる。
セット方法は簡単で、ロックシャフトをストッパーから外して、背中のスパイクにワームをセットし、ロックシャフトをストッパーに掛けるだけ。
旧世代のタコエギのようにワイヤーを巻く煩わしさから解放される。
ワームのほか、脂身をセットすることもできる。
このときは、ワームと脂身の両方をセットした仕掛けで釣果があった。
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