船竿はどれを使えばいいの?コスパ優秀なおすすめ人気アイテム10選
船釣り人気が高まっている理由は、豊富な魚種を数多く狙えるからでしょう。
大物が釣れる確率も高いですから、日本各地で船釣りガイド船や乗合船が用意されていますよ。
初心者の人にも優しくレクチャーしてくれる船長やガイドスタッフがいるので安心ですね。
あとは持ち込むタックルを準備しなければならないのですが、特に船竿はどれを選べばいいのでしょう?
ここでは、船竿の選び方やおすすめアイテムを各メーカー別にご紹介します。
船竿とは
船竿とは、船釣りで使うロッドのことで、餌釣り用とルアー釣り用に分かれます。
対象魚によって、かなりの数の船竿が用意されていますから、まずはどの魚を狙うのか決める必要がありますね。
その次にいきなりタックルを購入するのは、ちょっと勇み足ですよ。
まずは船釣りを楽しんでいる動画をご覧ください。
船釣りでタチウオを狙っている動画はこちら
動画では、美しいタチウオが見事に釣られていますが、気になるのは船釣りの専門用語です。
全く聞き慣れないフレーズが飛び交っているので、この環境に飛び込んでも釣りができるかどうか心配になりませんか?
しかも何も知らない状態で、船竿などのタックルを購入できるはずがありません。
まずは釣りたい魚を決めて、それがタチウオであれば、タチウオのガイド船を探すところから始めてみましょう。
ネット検索すればすぐに出てきますから、掲載されている電話番号にかけてみます。
そして自分自身が初心者であることを伝え、レンタルしてもらえるタックルがあるかどうか確認するのです。
最初はレンタルの船竿でじゅうぶんなので、まずは船に乗って沖合いでの釣りを体験します。
船竿もそこで初めて触ることになりますが、その感触や経験を元に、釣具店へ出向いて船竿を購入すればいいのです。
この順番を間違えると、実際には必要なかった船竿を手にすることになりかねませんから注意してくださいね。
船竿の選び方
船竿の選び方は、対象魚にマッチしたものを選ぶようにしましょう。
その際、どんな仕掛けを操ることになるのか、水深はどれくらいを狙うのか等々、細かな条件が出てきますから、それらをしっかり抽出して1本の船竿に到達しなければなりません。
「これ1本あればなんとかなる!みたいな、万能船竿ってないの?」
確かにあれば便利ですが、万能ということは細部で物足りなくなるのが予想できますから、すぐに2本めが欲しくなってしまいますよ。
安い買い物ではないので、しっかり考えてから購入したいものです。
船竿の調子や素材
船竿には、さまざまな調子=竿の曲がり方が与えられています。
例えば、穂先部分だけがよく曲がる先調子タイプは、魚からのアタリが見やすいといわれていますよ。
逆に真ん中から船竿全体がよく曲がる胴調子タイプは、大物が掛かった際に頼りになるパワーとトルクを発揮してくれます。
素材に着目すると、グラスファイバーの比率が高い船竿なら、よく曲がって粘りのあるやり取りを楽しめます。
カーボンの比率が高くなると、張りが出て手元感度が上がるので、手持ちで船竿を操りながら瞬間的にアワセを入れるのに適しているでしょう。
流行りのタイラバゲーム用ロッドも、手持ちで操作するための工夫がふんだんに盛り込まれていますよ。
各メーカー別おすすめ船竿を徹底チェック!
それでは、各メーカー別におすすめの船竿を取り上げていきましょう。
長さは、短いものほど操作性が上がりますが、大物が掛かったときに船べりに穂先が当たってしまうことがあります。
最悪の場合破損につながるので、やはり狙う対象魚にマッチした平均的な長さの船竿を用意するようにしたいですね。
軽さは、できるだけ軽いほうが疲れにくいですが、パワーやトルクが損なわれるかもしれませんので、よく吟味して選ぶ必要があります。
人気メーカーのダイワからリリースされている、比較的汎用性の高い船竿です。
アジやサバ・マダイ・イナダ・カレイ・ヒラメ・マゴチなどの近海に棲む魚種をターゲットにすることができますよ。
7対3調子でカーボンの比率が84パーセント、自重150グラムなので両軸リールを搭載しても、さほど重いとは感じませんでした。
長い時間、乗り合い船で船釣りをするのに向いている印象でしょうか。
全長2.45メートルのヒラメ釣り専用船竿です。
とにかく感度が良くて、80号ぐらいのオモリをぶら下げて流しながら、深い層でのアタリを手元でしっかり感じ取ることが可能です。
メタルトップや穂先部分のAGSガイド、エアセンサーシートなど、ダイワの先進技術がふんだんに盛り込まれているので、納得の使用感に仕上がっていますね。
大型ヒラメの締め込みを体験してしまったら、その強烈な魅力から離れられなくなるでしょう。
価格の安いコスパ優秀モデルの中にも、ダイワの技術が光るアイテムがあります。
実売価格が1万円台で、6対4調子の船竿が、シーフレックス64です。
グラスファイバーの比率が5割弱程度ですから、しっかり曲がって暴れる魚を逃がしません。
マダイやハマチ・ヒラメ・アジ・サバ・イサキ・夜イカなどの船釣りに活用してみましょう。
こちらは餌釣り用ではなく、タイラバゲームを楽しむための船竿です。
極めてコスパが優秀なので、タイラバゲームを始めたい人におすすめですね。
カーボンソリッドティップを採用しているので、マダイの小さなアタリも弾くことなく乗せることが可能です。
糸絡みの心配が少ない、Kガイドシステムを採用しているのも嬉しいですね。
シマノ(SHIMANO) ロッド 船竿 19 ライトゲーム SS タイプ73 MH225 右 タチウオ ヒラメ アジ イサキ マダイ アマダイ マルイカ 根魚五目 鯛ラバ
- 最安値価格
- ¥21,140(Yahoo!)
シマノからリリースされている、汎用性の高い船竿です。
オモリ負荷の範囲が幅広いのが特徴で、上は150号までぶら下げることができますよ。
7対3調子ですから硬過ぎるイメージはなく、掛かってきた青物も弾かずに揚げることができました。
対象魚は、ヒラメ・アジ・ワラサ・ブリ・ヤリイカ・ケンサキイカ・マダイ・イサキ・マルイカなどと広範囲に渡っているのも頼もしいですね。
実売価格が2万円台と、リーズナブルな価格設定にも満足できるのではないでしょうか。
シマノ(SHIMANO) ロッド 船竿 19 ライトゲーム BB TYPE73 MH225 手持ちの釣り向け エントリーモデル
- 最安値価格
- ¥12,705(amazon)
こちらはシマノのコスパ優秀な船竿で、実売価格は1万円台となります。
カワハギやタチウオ釣りにも向いている、7対3調子を採用。
穂先はグラス素材のソリッドですから、よく曲がり魚を弾きません。
自重110グラムと、まるでルアーロッドのような軽さですから、上下に仕掛けを揺さぶるアプローチを繰り出しても、疲れ知らずで釣りを続けられるでしょう。
シマノ(SHIMANO) ロッド 船竿 ライトゲーム CI4+ モデラート TYPE64 M260 マダイ アジ イサキ
- 最安値価格
- ¥26,950(Yahoo!)
シマノのライトゲームシリーズで、6対4調子のスローテンポな釣りを展開できるのが、この船竿です。
カーボン素材の含有率が99.6パーセントで、高感度なチューブラー穂先が搭載されていますよ。
マダイやイサキ・アジなどを中心に、船釣りを満喫できるハイポテンシャルな船竿に仕上がっています。
シマノ(SHIMANO) ベイトロッド 炎月 BB 鯛ラバ B69ML-S 6.9フィート
- 最安値価格
- ¥9,350(Yahoo!)
シマノのコスパ優秀なタイラバゲーム用ロッドは、このスペックで1万円台とかなり低価格に抑えられています。
実際にタイラバを躍らせてみると、底を叩く感覚も手元に伝わってきますし、マダイの食い上げバイトも確実にフッキングに持ち込むことができました。
曲がりはかなり大き目ですが、竿自体に無理が掛かっている印象はありません。
徹底して使い込めるアイテムではないでしょうか。
実売価格が1万円を切るコスパ優秀な船竿が、プロマリンから発売されています。
ほぼグラスファイバー素材で出来ていて、80号までのオモリをぶら下げることができますよ。
魚の食い込みの邪魔をせず、フッキングしてからの粘りに感動できる1本です。
アジやサバ・マダイ・イカ・カレイ・ヒラメ・シーバスなどに対応できるでしょう。
タカミヤからリリースされている、近海でタチウオを狙うときに活用可能な船竿です。
コスパ優秀で実売価格が1万円を切る設定になっていますよ。
竿の胴部分の張りが強めで、快適な操作できるのが強みでしょう。
タチウオテンヤの引き釣りやタチウオ用メタルジグをキャスティングで操ることにも長けています。
穂先は、食い込みの良い曲がり方をしてくれますね。
初心者の人におすすめできるエントリーモデルといえるでしょう。
船竿を使いこなしてマダイやヒラメをゲットしよう!
船竿の選び方やおすすめアイテムを特集しましたが、いかがでしたか?
沖に浮かぶ船釣りには、多くの釣りスタイルが存在しますから、そこで使う船竿選びには慎重になってしかるべきでしょう。
ベテランアングラーからの助言ももらいながら、現場での体験を元に自分に合った1本を見つけてください。
素材や調子の異なる船竿を複数本持っておけば、さまざまな対象魚に対応できるはずです。
コスパも考慮しながら、よりベターな船竿選びをおこなうようにしましょう。
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