船竿はどれを使えばいいの?コスパ優秀なおすすめ人気アイテム10選
船釣り人気が高まっている理由は、豊富な魚種を数多く狙えるからでしょう。 大物が釣れる確率も高いですから、日本各地で船釣りガイド船や乗合船が用意されていますよ。 初心者の人にも…
船釣りマガジン 編集部PR
船釣りで人気のヤリイカ釣り、実際に体験したことはありますか?
専用の仕掛けを駆使して、水深200メートル前後のボトム付近を効率よく誘う釣り方ですよね。
堤防でウキ仕掛けを用いたエサ釣りもおこなわれていますが、ここでは専門性の高い電動リールを利用した船のヤリイカ釣りについて、詳しくご紹介しましょう。
イカツノや投入器など、他の釣りではあまり聞いたことのないアイテム用語が飛び交います。
じっくりと解説しますので全然難しくないですから、気楽に読んで参考にしてください。
目次
ヤリイカ釣りの仕掛けとは、ボトム付近に漂っている細長くて足の短いヤリイカを、バラシを抑えながら効率よく獲っていく仕掛けのことです。
バーチカルに誘いますから、胴付き仕掛けの餌釣りのイメージに近いでしょうか。
120号前後のオモリを仕掛けの一番下に結んで、真っ直ぐ船の下へ落とし込んでいきます。
その際に、仕掛けに複数取り付けられているのが、イカツノ。
見た感じでは、エギングゲームで使うエギに似ていますが、アゴの下にシンカーが付いていませんし、エギほどもボリュームがありません。
極細で単色に塗られていて、カンナのような針が最後尾に装着されています。
ここで注目してほしいのが、イカツノの装着方法です。
ヤリイカ釣りの仕掛けに使うイカツノは、幹糸から枝スが伸びて、その先に結ばれていますよ。
このような宙ぶらり状態になることから、この仕掛けのことを「ブランコ仕掛け」と呼びます。
ヤリイカが掛かってもバレにくいのがメリットといえるでしょう。
初心者の人はもちろん、ほとんどのヤリイカアングラーは、その扱いやすさから、ブランコ仕掛けを選択しているのではないでしょうか。
もし、釣り場にサバが多く回遊している場合は、このままだと仕掛けがグチャグチャに絡まってしまう危険性があるので、「直結仕掛け」に切り換えることがあります。
枝スを排除して、幹糸でイカツノを貫通してしまうという大胆な仕掛けです。
これならサバに食い付かれて絡まる確率は、かなり抑えられるでしょう。
ヤリイカ釣りの仕掛けを海に放り込んでいくときに、イカツノ同士が絡み付くのはアウトでしょう。
それを防ぐために、投入器という便利アイテムを活用します。
筒がいくつも横並びになっているので、1本ずつイカツノを挿入しておくと、仕掛け投入時に次々飛び出させることができますよ。
まるで大砲を連発しているかのようですから、とても軽快で釣りにテンポが生まれます。
ヤリイカ釣りは、着底してからの最初の誘いで乗る確率が高いので、手返しよく仕掛けを回収し、また送り込まねばなりません。
そのために開発されたのが、この投入器です。
ヤリイカ釣りそのものを象徴しているかのような、考え尽くされた釣り道具ですよね。
ヤリイカ釣り用の仕掛けや便利アイテムを取り上げてみましょう。
イカツノをセットした仕掛けや、オモリ・投入器・ロッド・リール・ライン等々、いろいろあります。
ひとつ欠けても上手く釣りが展開しませんから、きっちり揃えて船に乗り込むようにしたいですね。
まずは熟練した先輩アングラーに尋ねるか、ヤリイカ乗合船のスタッフに教えてもらうのがいいでしょう。
これは、ヤリイカ釣りのブランコ仕掛けです。
ヤマシタのアイテムは、扱いやすくて安価なものが豊富に揃っていますよ。
取り外しもスムーズにできますし、船上で困るようなトラブルは発生しにくいでしょう。
徹底したテストに裏打ちされた、完成度の高い釣り道具を提供するメーカーとして、アングラーからの支持はかなり厚いですよね。
ヤリイカに限らず、エギングで狙うアオリイカ用のアイテムも充実しているので、ぜひチェックしてみてください。
こちらは、ヤリイカ釣りの直結仕掛けです。
イカツノの中心を幹糸が貫いているという、大胆なデザインが秀逸ですよね。
これでサバからの攻撃をかわすわけですが、乗っているヤリイカもラインテンションを緩めるだけで外れやすくなってしまうという、大きなデメリットを抱えています。
かなりテクニカルなイメージですが、実際に操ってみると、電動リールをガンガン巻いて回収すればいいだけなので、何ら難しくはありませんでした。
ただ、途中で何杯かのヤリイカをバラしていたかもしれませんが、全く気付くことはありませんでした。
ダイワからリリースされている、イカツノの投入器です。
素材にポリカーボネイトを採用しているので、とても軽量なのがいいですね。
船上に持ち込む際にも、全く重くないので疲れませんし、他のタックルをたくさん持ち込めるメリットも生まれます。
透明ですから、中に収納したイカツノのカラーを確認するのもラクチン。
カンナに引っ掛かっているものがあれば、投入前に気づけるという点も素晴らしいでしょう。
第一精工 イカラーク 竿受け 150 04162 ブラック 380×120×90mm
第一精工から発売中の、イカツノ投入器です。
下向きになっているのが特徴的で、カンナをマグネットで吸い付けて固定するようになっていますよ。
大きなクランプが装備されていますから、船べりへしっかり固定してから使えるのが嬉しいですね。
本体は使用後折り畳めるようになっていて、ロッドケースにも収納できるようなコンパクトサイズになります。
タカ産業からもイカツノの投入器がリリースされています。
筒自体が丸くカットされているので、蓄光させやすいのがいいですね。
枝スは、筒の中には収まらないので、船の外側に垂らしておきましょう。
そのほうがスムーズに投入できるでしょう。
筒の内面底には、マグネットが付いているので、カンナを引き付けて安定させることが可能です。
ダイワからリリースの、素早く沈むシンカーです。
水の抵抗を受け流すデザインになっていますから、一気にヤリイカのいるボトムへ到達。
手返しの良さが、釣果を伸ばしてくれるでしょう。
シンカーの重さは、乗合船の船長の支持にしたがって、その通りの重さを使うようにしてください。
我先に仕掛けを沈めようとする人がいますが、ちょっと見苦しいですよね。
ダイワ(DAIWA) 船竿 ヤリイカ X MH-175 釣り竿
ダイワの船釣りヤリイカ専用ロッドです。
8対2調子で、150号までのオモリをぶら下げることができますよ。
高い感度を誇るグラスソリッド穂先で、全体的に軽量化されていますから、女性や子供でも操作するのがカンタン。
初めてのヤリイカ釣りなら、このロッドを携えて船に乗り込んでもらいたいですね。
実際に使ってみると、ボトム付近でのシャクリも楽にこなすことができますよ。
ダイワ(DAIWA) 電動リール 19 シーボーグ 200J(2019モデル)
200メートル前後の深場を探るので、リールは両軸受けの電動リールがおすすめです。
ダイワのシーボーグ200番なら、片手で操作可能なジョグパワーレバーを標準装備。
自重も475グラムしかありませんから、操作性も高くヤリイカ釣りを楽しめるでしょう。
モーターも強力で、スロー巻き上げやゆっくり船べりストップなど、機能が豊富なのが嬉しいですね。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 35L スペーザ ベイシス キャスター付 350UC-135M 釣り用 ピュアホワイト
大漁に釣れたヤリイカを持ち帰るためには、よく冷えるクーラーボックスが必須アイテムでしょう。
内寸が60センチもあるタイプですが、釣れると凄い数になるヤリイカなら、大き目のクーラーボックスを用意しておきたいですよね。
このタイプは、ボックス本体を傾けることなく移動させることのできる、ラックアップハンドル付き。
中身を気にせず、釣り場から持ち帰れますよ。
ジップロックがあれば、釣り場でヤリイカをおすそわけすることもできます。
ヤリイカの粘液やスミを完全に封じ込めることができますから、服装や車内を汚してしまうトラブルも、未然に防げますよ。
イカ釣りにはジップロック、いろいろなケースに役立つでしょう。
大き目サイズを用意しておくと、複数一緒に収納できるので使い勝手がいいですよ。
ヤリイカ釣りの仕掛けの特徴や、おすすめの便利アイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
乗合船に乗って釣りますから、その船のルールやマナーを守りながら釣りを楽しむようにしましょう。
同船者とはしっかりとコミュニケーションを取り、お手伝いなど積極的に振舞うようにしてください。
次回心地よく利用できるようにするためにも、周囲への配慮が大切です。
また初心者の人は、ヤリイカ釣りを教えてもらう立場ですから、丁寧な受け答えを徹底するようにしたいものです。
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