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メバル釣りシーズン到来!釣果アップの秘訣は「間」の使い方にある!?

船釣りマガジン 編集部

間(ま)という言葉があります。

落語や漫才など話芸の世界では、あの人は「間」の取り方がうまいとか、もうちょっと「間」を取った方が面白かったのに、という使われ方をしますね。

また、日常会話でも「間が怖い」とか「間ができると、どう対処していいのか分からない」と言った声も聞かれます。

「間」とは、いったい何でしょうか?

「間」が表す本当の意味を理解しよう!

「間」の意味をしっかりと理解している人は、意外に少ないのではないでしょうか。

実は「間」とは、何もない空白の時間を表す言葉ではなく、次に進むためのステップ、つまりより良い流れを作るために必要な小休止を指します。

だから「間」の取り方がうまくなると、会話が弾み楽しいひとときが過ごせるのです。

この「間」は、釣りの世界でも必要なときがあります。

メバル釣りで絶大な効果を発揮する生き餌とは?

つい先日、兵庫県の淡路島へメバル釣りに出かけました。

瀬戸内では、ちょうどイカナゴメバルのシーズンで、この日もエサとして生きたイカナゴが用意されていました。

メバルは季節によっては、海苔などの植物性のエサも食べますが、基本的には小魚や小型の甲殻類(エビやカニ、ボケなど)をエサにする魚食魚です。

ですから瀬戸内や大阪湾では、春、イカナゴが広く回遊し始めると、メバル釣りにはイカナゴに勝るエサはないのです。

その昔、神奈川県の湘南海岸から船を出してメバル釣りをしたことがありますが、そのときのエサが、関東でシコイワシと呼ばれるカタクチイワシでした。

生きたシコイワシのエサは絶大で、大型のメバルが入れ食いになったのを覚えています。

このような生き餌で釣りをするときに大切だと強く感じたのが、間の取り方でした。

竿先に違和感があれば「間」を与えるチャンス!

淡路島のメバル釣りでは、メバルがイカナゴを補食するとき、一気に飲み込むのではなく、一旦くわえてから改めて飲み込むことが分かりました。

メバルがイカナゴをくわえたとき、明確ではないのですが何かもぞもぞっとした感覚が竿先に現われます。

それは、注視していないと分からない微妙な前アタリとでも言えば良いのでしょうか。

本当に感覚的なものですが、通常の状態とは違った違和感が竿先に現われるのです。

このときにおかしいなと思って竿を立ててしまうと、素バリを引かされます。

そして、エサだけ取られていることが多いのです。

この微妙な違和感は、メバルがエサをくわえたときに生じているようです。

ですから、竿先に違和感があったときすぐさま竿を立てるのではなく、メバルがイカナゴを改めて食い直す「間」を与えてやると、うまくハリに掛かるのだと思いました。

何かおかしいな、と感じたとき、一呼吸待ってから合わせる、これはヒラメ釣りなど生き餌を使った釣りと同じです。

「間」が大切なんだと改めて実感させられた一日でした。

メバルってどんな魚?

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