今回のイチ押しルアーは梅雨明けとともに開幕した夏の夜のお楽しみ、イカメタルで狙う鹿島沖のムギ&スルメ、マルイカでありやす。
茨城県鹿島港・不動丸の加瀬秀和船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。
SLJの状況は?
ノブ「イカメタルで狙う鹿島沖の夜イカが始まったそうですね。状況はどうでしょう」
船長「試し釣りに行ったらいい感じだったので7月17日より開始しました。イカメタルは4名のみですが夜イカ船に同船して楽しむことができます」
ノブ「釣果的にはどんな感じでしょうか?」
船長「ムギ&スルメイカが8割でマルイカが2割といったところです」
ノブ「釣り場はどのあたりですか?」
船長「鹿島沖の水深60~90mです」
おすすめのタックルは?
ノブ「タックルはどんなものを用意すればいいですか?」
船長「ロッドはイカメタル専用のものがベストですが、なければ6:4~7:3調子のゲームロッドなんかでもOKです。スピニングかベイトかはお好みですが、スルメが多いときはベイトが有利す。スピニングだとイカが重いので巻き上げが大変です」
ノブ「ラインは何号を巻いていけばいいですか?」
船長「PEの0.6~0.8号を、高切れすることもあるので200mは巻いてきてください。スペアのタックルやスプールがあるとさらにいいですね」
ノブ「ナマリスッテは何号を用意すればいいですか?」
船長「15号、20号、25号、30号と5号刻みに用意して、色いろ試してその日の状況に合ったナマリスッテを見つけるようにしてください」
ノブ「ウキスッテは付けたほうがいいですか?」
船長「付けたほうが断然数はのびます。ただしサバがうるさいときは外すか直結仕掛けにしたほうがいいですね」
釣り方のコツは?
ノブ「釣り方のコツを教えてください」
船長「日によってパターンが変わるのですが、試し釣りのときは前半はフォールとストップを繰り返すのがよく、後半はゆっくりとただ巻きするのがよかったですね。シャクったりすると全然イカが触りませんでした。色いろと試してイカの触りが多いパターンをいち早く見つけるのが釣果をのばすコツだと思います」
ノブ「探るタナはどんな感じっスか?」
船長「17時ごろに出船して、夕方は底付近です。暗くなって船のライトを付けるとイカがどんどん浮いてくるので40mより上のタナを探ります」
(左)胴長20~30cm前後のムギ、スルメイカが中心。(右)ナマリスッテは15~30号までを5号刻みで用意しよう。
出典:
今後の見通しは?
ノブ「今後の見通しはどうでしょう?」
船長「この釣りはこれからが本番です。8月はさらに釣果がのびると思うので、まだこの釣りをやったことがない人もぜひ楽しんでほしいですね。手軽だし本当におもしろい釣りなので」
ノブ「加瀬船長おすすめのイカ料理を教えてください」
船長「スルメのホイル焼きやムギイカの沖漬けなんかが好きですね。それとマルイカの刺身をスルメのワタで和えると本当にうまいです。酒の肴に最高ですよ(笑)」
ノブ「どれも超うまそう。ヨダレが出てきましたよ」
船長「ハハハ、ホントいい感じで釣れているので竹田さんもぜひ遊びにきてください。お待ちしてますよ!」
ノブ「ハ~イ!」
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【隔週刊つり情報(2021年8月15日号)※無断複製・転載禁止】