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[素材はA級ウデ前B級そのうえゲドゥー参戦!Bグル隊+G(第10回)]相模湾のコマセダイは釣れてるし余裕でしょう!の巻(孝太郎丸/相模湾腰越港)

隔週刊つり情報編集部

釣り場は港から至近、開始早々に1kg級の本命が登場

今回Bグル隊+Gがお届けするのは相模湾のコマセダイ。

桜色の魚体をしたマダイは春を感じさせてくれるし、刺身はもちろん煮ても焼いてもおいしい魚。

なんかこの季節になると釣りたくなっちゃいやす。

外ゲドゥー道担当の編集部近田の話によると相模湾で釣果が上向いていて、4kgクラスの大ダイが上がったり、一人でマダイを7枚ゲットした人もいるそうな。

そんな状況ならポンコツなオレらでも釣れるでしょ!っと行ってまいりやした。

おお世話になったのは相模湾腰越港の孝太郎丸。

当日は5名のマダイフリークが集まり6時半船は10分ほど走った江ノ島沖でスローになり水深70m前後で開始となった。

釣り場が近くていいですなぁ。

とりあえずオレら2人はカメラを手に皆さんの釣りを見守っていると、早々に右ミヨシでヒット! 

マダイ竿をいい感じで曲げて上がってきたのは1kg級のきれいな本命でうらやましいかぎり。

その後も左胴の間、右トモで同クラスのマダイが取り込まれ、良型のアジやホウボウ、アマダイ、イトヨリダイなども上がり、船上はなかなかいい雰囲気。

写真も撮れたことだし、この調子ならオレでも余裕でしょうと踏んだのでありやすが・・・。

釣行の写真

釣り場は江ノ島沖の水深65~75m前後。

プロフィール

隊長:竹田信彦

釣り歴は40年以上だが釣りがうまいワケではなく釣運もないビンボーライター。

料理好きでうまい魚で酒を飲むことを生きがいにしている。

芋焼酎とバイスサワーがないと死んでしまう51歳のオッサン。

近田隊員:近田典男

本誌編集部に加入して2月年の若くない新人。

沖釣りに関してはかじった程度の知識を持ち、入門企画の生徒役で重宝されている。

食べること好きで、その旺盛な食欲を満たすためなら外道も食らうアラフィフ。

釣行の写真

(左)竹田信彦隊長(右)近田典男隊員

アレレ、アタリがないヤバイよ、ヤバイよ!

中盤戦からオレも竿を出す。

タナの取り方は底からで仕掛け分プラス1mが指示ダナ。

コマセを振り出したらロッドキーパーに竿を置いて待つ。

海はナギだし、目前に浮かぶ江ノ島を眺めながらアタリを待つ時間はなんともぜいたくだ。

しかし、困ったことがひとつ。

オレの竿にはまったくアタリがこないのである。

朝と比べると潮の流れが弱く、風もないので船も流れない。

こんなときはどうすればいいんだっけ?と考えてみたが、そんな引き出しはオレにはない。

そんなとき左ミヨシ(この方は撮影NG)で良型がヒット。

ややあって船長がタモ取りしたのは4.1kgの大ダイでビックリ。

さすがでありやす。

今がチャンスかとていねいにタナを取り真剣に釣るが、釣れたのは手のひらに乗るガンゾウビラメのみ。

う~んヤバイよ、ヤバイよ。

時はすでに後半戦。潮の流れはほぼ止まってしまい風もなく海面は鏡状態。

外道担当の近田はお客さんにホウボウやムシガレイをもらって喜んでいるが、オレは焦るばかり。

このまま終わったらマダイの料理撮影ができない。

祈るような気持ちで釣り続ける。

釣行の写真

(左)マダイのアベレージは1kg級。(右)1投目に本命を釣り上げた。お見事!

釣行の写真

(左)マダイの引きを楽しむ吉原さん。(右)1kgのマダイを釣り上げてホッとひと安心。

釣行の写真

(左)何やら大物が掛かった様子。(右)正体は二つのビシ。そのうちの一つは吉原さんが以前なくしたものらしい。

釣行の写真

(左)マダイが釣れなくて焦る隊長。(右)小型のガンゾウビラメを釣り上げた隊長。

船長さんに聞きました「マダイ釣りのコツ」

「コマセカゴの調整は上窓を全閉、下窓を1cm開けてください。タナ取りは底からで、底ダチを取ったら、底上2~4mあたりで2回に分けてコマセを振り、仕掛けの全長プラス1mに合わせましょう」

こんな仕掛けで楽しもう

釣り具の写真

船宿仕掛けはハリス3号、全長6m。コマセカゴはFLサイズ、オモリ60号。コマセはアミ、付けエサはオキアミを使用。

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釣り具の写真

タックルはオモリ負荷表示20~100号、5:5調子のマダイ竿に道糸PE3号300m巻いた小型電動リールの組み合わせ。

最後にBグル隊も本命をゲット! 江ノ島沖のマダイは今後良型が期待大

だが、釣りの神様はオレらを見捨てていなかった。

数分後にココンと竿先が入るのが見えた。

一瞬幻覚かと思ったが、ちゃんと竿が曲がってる。

竿を手で持ち慎重に慎重に巻き上げてくる。

「それ間違いなくマダイの引きだよ」と船長。

その言葉を聞き緊張感はさらにアップ。

もうドッキドキでちょっとちびりそうだった。

やがて姿を現したのはマダイで船長がスパンとタモ取り。

ちょっと小ぶりなマダイちゃんだったけどうれしいのなんのって。

感激ものでありやしたよ。

その後、近田の竿にもアタリが出てマダイか?と期待したんでありやすが、かわいいカイワリ。

今回もわが隊はギリギリセーフって感じでありやしたがトップは1~4.1kgを3枚上げているのでウデの差ですな。

金子孝一船長の話では今後は釣り場の水深が25~35mと浅くなり、1~2kg級主体に4~5kgクラスも期待大とのこと。

イトヨリやアマダイ、ホウボウ、アジなどのおいしい外道も魅力的、皆さんものんびりと春のコマセダイを楽しんでみてはいかがでしょうか?

釣行の写真

(左)竿先が鋭く突っ込む本命らしき引きに興奮する隊長。(右)船長がマダイをタモ取り。

釣行の写真

無事食材を釣り上げてドヤる隊長。

釣行の写真

慎重に巻き上げる近田隊員。このあとカイワリが上がった。

お客さんの部屋 吉原 茂さん

「マダイ釣りを始めたのが1998年だから、孝太郎丸には20年以上も通っています。ここは2本竿(事前に船長に要確認)で釣れらせてくれるので、食いがいい日いは一人7~8枚と数が釣れるのが魅力です」

近田隊員の戯れ言

「孝太郎丸はコマセダイで初めてマダイを手にした船宿。以来、訪れるたびに本命を釣らせていただきマダイなら自信があったのですが、今回の狙いは外道。なかなか釣れず、諦めかけていた最後の流しで小さなカイワリを釣り上げることができ、めちゃくちゃうれしかった」

Bグルレシピ今回のイチ推し!「マダイの昆布じめ」

今回釣り上げたマダイは昆布じめにしてみやした。

マダイの甘みにだし昆布のうま味、うまくないハズがありやせん。

オレはマダイのうま味がより深く感じられる皮付き(湯霜造り)にしてからだし昆布で巻きやしたが、そのあたりはお好みで。

キリッと冷えた辛口の日本酒があったらもう最高! 

昇天確実でありやす。

少し残しておいてお茶漬けにするのもありで、飲んだ後の締めにマジでおすすめ。

昆布じめから出るだしが絶品でありやす。

あぁ、もう1回食いてぇッス!

①だし昆布に酒を振りかけて軟らかくする

②マダイをサク取りし皮面に熱湯を振りかける

③②をすぐに氷水に取りあら熱を取る

④①にやや強めの塩を振り③を挟んで冷蔵庫で3~6時間寝かせれば完成

材料/【昆布じめ】マダイ、酒、だし昆布、塩、熱湯、氷水、ツマ(ダイコン、大葉)

ゲドゥーのレシピ今回のおすすめ「ムシガレイの塩焼き」

隊長イチ推しの塩焼きにしてみました。

身が軟らかくて水っぽいので、塩を振ってしばらく置くと身が締まり、水分をふき取ってから焼くとうま味が増し、クセのないサッパリとしたおいしさではしが進みます。

①エラと内臓、ウロコを取る

②全体に塩を振って20分ほど置き、キッチンペーパーなどで水分をふき取る

③包丁で切れ目を入れ、全体に軽く塩を振り、ヒレや尾を焦がさないよう塩をすり込み、尾はアルミホイルで包む

④グリルで焼き色を見ながら10分ほど焼けば完成

◆材料/ムシガレイ、ダイコン(おろし)、大葉、レモン(くし切り)、塩

コレも食べてみた・・・

カイワリはフライにしてみました。

食感はサクッ、身はフワッとしていて、ソースとタルタルのどちらも激ウマ、これまで食べた外道で一番かも。

もっと食べたかったです。

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【隔週刊つり情報(2021年4月15日号)※無断複製・転載禁止】

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