タチウオの特徴・見分け方 | 写真から探せる魚図鑑
タチウオの図鑑ページです。タチウオの特徴がわかりやすい写真を掲載!タチウオの特徴、生息場所や釣り方、タチウオの美味しい食べ方など、タチウオについて詳しく解説しています。
タチウオ | 写真から探せる魚図鑑ページが見つかりませんでした
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とある年の12月、大阪湾の南部と淡路島の洲本沖で再びタチウオの爆釣が始まりました。
潮回りが大きな間はどこへ行ってしまったのかと思うほど沈静化するのですが、小潮回りの2日目か3日目あたりから急に食い出して、長潮、若潮、中潮と良い潮回りが続き、中潮の後の大潮の初日あたりまで食い続くのがその年のパターンでした。
この潮回りを狙って私自身も何度かタチウオ釣りに出かけましたが、過去の記録を塗り替える43匹という釣果が出ました。
しかしこの日の竿頭は70匹を超える成績だったので、私の釣果は中の上ぐらいにしか評価してもらえませんでした・・・。
これほど数釣れる年も珍しいのですが、数釣れる年は小型が多い傾向にあり、今回釣り上げたタチウオもそのパターンに当てはまるサイズでした。
平均すると指3本から4本サイズが圧倒的に多く、中には夏場に防波堤で釣れる夏タチよりも小さな指2本サイズが交じりました。
こんな小さなタチウオを持って帰るのは忍びないのですが、タチウオの銀箔は剥がれやすく、手で掴んでハリを外そうとしただけで銀箔が剥がれ、それが原因で病死してしまいます。
ですから小型をリリースしてもほとんど生き残らないそうです。
そこで、小型タチウオをなるべく釣らないようにしてドラゴンにアタックできる方法はないものかと色々な人の意見を聞いてみると、良さそうな案が見つかりました。
それは、あまり激しく誘いすぎないことです。
絶え間なく誘いを掛けたり、誘いのアクションが派手でよく目立つような誘い方をすると、周りに型の良いタチウオがいても先に小タチが反応して、テンヤにまとわりつくのだそうです。
誘いながら釣っていると、コンコンと鋭いアタリが何度も出るのにいくら合わせても掛からないときは、小タチがちょっかいを出していると考えた方が良いでしょう。
こんなときは誘いを控えめにして、シャクリを多用せずスロー巻きで誘う方法が効果的です。
本来はドラゴンも含めて大型のタチウオは底近くに多い、というのが定説でした。
そのため、小型を無視して大型を釣りたいという人の中には、タナを底から5m上と決め打ちして狙っている人もいたほどです。
しかし、この年のように例外もあります。
底より15mや20m上でドラゴンが釣れているので、アタリがないときは底から中層まで幅広くタナを探るのがドラゴンへの近道のようです。
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