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GWレジャー&沖釣り入門は東京湾のライトアジで決まり!

隔週刊つり情報編集部

本記事が公開されるころは、待望のゴールデンウイークに突入している。

今回はこのご時世に、レジャーを検討するならコレ!という釣り物を取材してきた。

東京湾奥葛西橋にある第二泉水のライトアジ船だ。
 
おすすめのポイントは、まず野外レジャーであること。

海に浮かぶ船の上は心地よい風が通り、日ごろの鬱憤もすべて吹き飛ばしてくれる。
 
次に、ライトアジは釣り場の水深が浅いこと。

水深が浅いのでコマセを詰めるアンドンビシがオモリ40号と軽い。

女性や子供が一日釣りをしても、おそらく疲れを感じることはないだろう。

また、水深が浅ければ竿を持つ手に魚のアタリがより明確に伝わってくる。

これが実に楽しい。
 
そして何より釣れる魚がうまいこと。

ライトアジ船は主に東京湾の居着きのアジを狙うので、釣れるアジが抜群にうまい。

やっぱり沖釣りはこれに尽きる。
 
そんなゴールデンウイークにうってつけのレジャー候補を取材したのは、4月11日の日曜日。

初夏を思わせるような日差しを浴びながら、我われ11名が乗船した第二泉水十号船は6時50分に出船。

横浜方面に船首を向け、陽光がキラキラと反射する海面を滑るように走った。
 
7時40分に鶴見沖に到着すると、小倉裕士船長からすぐに開始がアナウンスされる。

「はいどうぞ、やってみてください。水深は16mです」
 
10個の仕掛けが投入されると、左ミヨシの横田さんがいきなりリールを巻き始めた。

抜き上げられたのは20㎝ほどのアジだが、ライトタックルなので魚の引きがビンビンと伝わってきて、隣で見ているこちらまで楽しくなる。

店の写真

おかみさんと船長たちが笑顔でお出迎え

船の写真

第二泉水のライトアジ乗合は大型船で釣り座の間隔もゆったり

釣り人の写真

初夏のような日差しのもとでアジの引きを満喫

コマセまきはソフトに

次に左胴の間の安沢雛海(ひなみ)さん、右ミヨシ2番の石川さんで同じサイズのアジが釣れた後、横田さんが2尾目を釣った。その後、右胴の間の大草さんのイシモチに続いて、右トモの森川さんもアジを釣った。

それぞれ20㎝級で美味しいサイズだと言えるが、船長は何かが気に入らず、船を本牧沖に移動した。

ここでは水深も17mである。

ここでも最初に大草さんが、次に石川さん、右ミヨシの渡瀬さん、右胴の間の松原さん、森川さんと順調にアジを釣り上げた。

横田さんは追われる魚を狙い、ダブルヒットを見せてくれた。

釣り人の写真

タナの基準は底から2m

釣り人の写真

幅広の居着きのアジは脂が乗って食味も抜群

このポイントがしばらく沈黙すると、今度は横浜沖へと移動。

左前方には、横浜ベイブリッジ越しにランドマークタワーやインターコンチネンタルホテルが見える。

海上からのこの風景は、沖釣りをしないとなかなか見ることはできないだろう。
 
このポイントも水深は18mと浅く、すぐにアジのアタリが出る。

次つぎとアジが釣れるので私も竿を手にしてみた。
 
仕掛けが着底したら糸フケを取り、底ダチを何度か取り直す。

道糸の傾き加減が変わらなくなったところで1m巻き上げ、竿を上下させてコマセをまく。

このとき、そこにいる魚を驚かせないように、フワリフワリとソフトにコマセをまくことが大事だ。
 
そしてアタリに注意しながらゆっくりと50㎝ほどリールを巻く。

これを繰り返すと、底から2mでアタリが出た。
 
アタリが出るタナが分かれば、次投から同じタナに合わせて釣るところだが、この日はなぜかそれがうまくいかない。

タナまでコマセをまきながらリールを巻いている最中にアタリが出ることもあれば、タナに合わせてから1分以上も待たないとアタリが出ないときもあった。

釣り人の写真

勢いをつけずスイッと抜き上げて船内に取り込もう

釣行の写真

活性が高いとコマセを振っているときにアタリが出ることも

食いが悪い!?

通常、アジは群れで回遊しているので1尾釣れれば連続して釣れてくる。

まいたコマセで群れを船下にとどめられるからだ。

そうなれば、ダブルやトリプルも決して珍しくはない。
 
しかし、この日はなぜかそうはならなかった。

アジが群れずに散らばってしまっているのだろうか。

船長に聞いてみると、「今日は昨日みたいにはいかないですねぇ(前日のトップは122尾)。反応は同じようにあるんですけど、今日はなんだか食いが悪いんですよ」とのこと。
 
なんらかの海況の変化で、魚が口を使わなくなることはままある。

しかし、それでも私が釣ったアジはすでに20尾を超えている。

私の隣の横田さんは50尾前後、この日の竿頭となる左トモの名前出しNGの方に至っては60尾を超えるアジを釣っている。

釣果としては申し分ない。
 
また、ゲストでイシモチやカサゴが時折釣れ、アジとは違うアタリや引きを楽しませてくれている。

船上の釣り人たちも皆、破顔の笑顔で釣りを楽しんでいた。
 
最後に船長は、朝一番で仕掛けを下ろした鶴見沖のポイントに移動する。

すると、これが大当たり。

これまで釣れたアジのアベレージサイズはおおむね20㎝といったところだったのだが、このポイントでは25~30㎝の良型が釣れてきた。
 
しかも船上のどこかでアジが取り込まれるといったハイペースだ。
 
しかし、時間も無制限ではない。

14時半になると、船長は残念そうに沖揚がりをアナウンスした。
 
この日の釣果は16~30㎝がトップ71尾。

初挑戦の方が12尾だったが、大半の方は30尾前後とまずまず。
 
釣って楽しく、食べてうまい。

ライトアジは、ゴールデンウイークのレジャーにまさにうってつけ。

ぜひ心ゆくまで楽しんでください。

釣り人の写真

この日の平均釣果は30尾前後

釣り人の写真

安沢親子はお父さんが50尾、娘の雛海(ひなみ)さんが35尾を釣りお土産たっぷり

釣り人の写真

追い食いを狙って数をのばした横田さんが2番手で48尾

釣り人の写真

何度釣ってもまた行きたくなってしまう魅力がある

知っ得!ケイムラバリが効く!?

私が竿を手にした時間は短かったが、それなりの釣果を出すことができた。

これはおそらくケイムラバリの仕掛けを使ったからだと思われる。

この日のように晴天のときにはとくに、紫外線がケイムラバリを発光させてくれる。

この発光がアジを誘ってくれるのだ。

針の写真

筆者はささめ針「激釣アジビシ」2~3本バリ仕掛けを使用

Tackle Guide

この日は撮影待機中に置き竿でヒラメを狙おうと6:4調子の竿を持っていったが、これが失敗。

アジの食いが浅いので、意識して合わせてやらないとなかなかハリ掛かりしなかった。

やはりアジ釣りは、基本である7:3調子の竿がよい。

当日のライトアジ仕掛け

仕掛けの写真

仕掛けはハリス2号2~3本バリ、アンドンビシはオモリ40号。付けエサはアオイソメとアカタンが配られる

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隔週刊つり情報(2021年5月15日号)※無断複製・転載禁止

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