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乗っ込み期のマダイ攻略~いつもの釣り方ではもったいない!仕掛けと動きに加える一工夫~

船釣りマガジン 編集部

関西では毎年、ゴールデンウイークのころにマダイの乗っ込みが始まります。

乗っ込みとは、産卵のために群れになって浅場へと乗り込んでくる魚の行動を表わした言葉です。

ただ、ある一定期間に集団で産卵をする魚は分かりやすいのですが、長い期間をかけだらだらと産卵する魚は乗っ込みが分かりにくいものです。

マダイってどんな魚?

マダイの婚姻色は何色?

さて、そんなマダイの乗っ込みですが、これが始まったかどうかはどのようにして判断すれば良いのでしょうか?

マダイもほかの魚と同様、産卵が近付くと婚姻色が出ます。

これはメスよりもオスの方に顕著に出るようなので、この時期には釣り上げたオスの顔をよく見てみましょう。

すると、顔の周りが普段よりも黒ずんで見えます。

これは大型のマダイほどはっきり出るようです。

こちらのマダイは体長70cmほどありますが、顔だけでなく体全体が黒ずんでいますね。

これがマダイの婚姻色なのです。

そして、このようなマダイが釣れ出すと乗っ込みが始まったと見て間違いないでしょう。

ハリスは○号以上が必須!?

それでは、乗っ込みのマダイを狙うときに気をつけたいポイントをいくつかご紹介しましょう。
 
乗っ込みの時期は、思わぬ大型が釣れる時期でもあります。

そのため、ハリスは最低でも5号以上を使うようにします。

ハリスが太いから食わないという話を耳にすることがありますが、これは極端に太くした場合だけです。

1~2号の太さの差はマダイが警戒して食わないのではなく、ほかの要因が関係していると言えます。

ただし、太いハリスを使っているからと言って強引な取り込みをすると、失敗することがあるので注意しましょう。

マダイが食い渋ったときはハリが皮一枚に掛かっていることもあるので、ハリスを手繰るときは手に巻き付けたりせず、慎重にやり取りすることが大切です。

こうして貴重な一枚を取り込んだら、マダイが大型のときほどハリを交換するようにしましょう。

なぜなら、魚と引き合いをするとハリのチモトが締まり、強度が落ちていることがあるからです。

マダイの習性を生かしたやり取りで大型を狙おう!

乗っ込み期に限らず、マダイは不自然な物体には警戒心を抱き、その物体とは一定の距離(=不可侵領域)を置く習性があります。

その不自然な物体の動きが大きいと離れる距離も遠くなり、反対にその物体がじっとしていると距離は近くなります。

これをテンビンに付けているビシに置き換えて考えれば、納得していただけるでしょう。

マダイは大型ほど繊細で警戒心が強くなるため、不可侵領域も広くなると言われています。

そのため、乗っ込み期の大型のマダイを狙うときほどロングハリスが有効になるのです。

こうして大型を掛けたときの取り込みは、慌てず騒がず慎重に。

マダイは瞬発力はありますが持久力は弱い魚です。

ですから最初はドラグを緩めにしてやり取りし、相手を走らせると良いでしょう。

強い突っ込みを3回ぐらいしのいだら、相手も疲れてくるのかそれ以後はあまり強い引きを見せなくなります。

このような状態にして取り込めば、まず失敗はありません。

ぜひ一度試してみてくださいね!

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