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南房イサキ開幕 波左間沖は良型ぞろいで早くも春満開

隔週刊つり情報編集部

南房に春の訪れを告げる魚といえば、なんといってもイサキ。

今年も3月より開幕した。

取材した西川名港の竜一丸では悪天候の影響で3日が初出船。

当地の初期の本命ポイントである波左間沖へ直行し、海面から35mの指示ダナで釣り始めると、さっそく小気味よいアタリを送ってくれた。

シケの影響もあってか数こそのびなかったが、釣れるイサキは最大39cmを含み30~35cm級の良型ぞろい。

キュンキュンとシャープなイサキの引きを存分に楽しむことができた。

反応は広範囲に見られるとのことなので今後も期待できるだろう。

釣行の写真

▲南房でイサキ釣りが始まるといよいよ春本番

大型はタモで確実に取り込もう

3月上旬現在、本誌船宿データベース加入の南房の船宿でイサキ乗合を出しているのは西川名港の竜一丸、洲ノ崎港の佐衛美丸、洲ノ崎栄ノ浦港の早川丸の3軒。

その多くは6時~6時半ごろに出船して昼ごろ帰港する。

朝は早いが、渋滞が始まる前に帰途につけるので、釣ったイサキを夕食で味わえるのはうれしい。

船宿によっては午前・午後船の2便で受け付けており、朝早いのが苦手な方は午後船を利用するなど、ニーズに合わせて釣行できるので便利だ。

そんなイサキ釣りを存分に楽しむために、まずは仕掛けや釣り方の基本を押さえておこう。

竿は2m前後7:3調子のライトゲーム用

竿は全長2m前後の7:3調子でオモリ60号に対応したゲームロッドなど。

コマセを振り出しやすい胴に張りがあるタイプが扱いやすい。

あまりに胴まで曲がる竿だとコマセを振り出す幅が広くなってしまうので、狙いのタナを集中的に攻めにくくなる。

軟らかめと硬めで迷ったら、硬めのタイプを選ぼう。

リールは小型電動、もしくは小型両軸。

道糸はPE2~4号で船宿の中には道糸の太さを指定しているところもあり、竜一丸ではPE4号で統一している。

同宿はコマセダイとイサキの両方の釣りを楽しむ方が多く、リールを流用できるようにするためだ。

イサキ釣りは海面からのタナ取りが基本となる。

タナがズレるとアタリが遠のいてしまうので注意しよう。

「道糸の先端は10mごとの色変わりに合わせて、道糸のマーカーで正確にタナを取ってください」と船長。

仕掛けはFLサイズ60号のコマセカゴをセットした片テンビンの3本バリ。

竜一丸では仕掛けが絡まりにくいチドリテンビンを推奨。船宿でもオリジナルのテンビンを販売している。

南房エリアでは3本バリとも空バリ仕様が標準仕掛けで、この空バリに米粒大にカットしたイカタンなどを刺して使うのが一般的だ。

ハリはムツバリなら9号、チヌバリなら2号が適している。

ハリスは1.5~2号で全長3~3.5m。

微妙な差だがイサキはハリスの太さで食いが変わることもあり、竜一丸では1.5号で統一している。

正確なタナ取りが釣果を得る最大のコツ

「イサキはタナを釣れ」という言葉があるように、イサキ釣りはタナ取りがとても大切。

タナ取りさえきちんとできていればビギナーでも平均的な釣果は得られるはずだ。

南房エリアでは、「海面から○m」とタナに幅を持たせず一点で指示する船が多く、竜一丸も同様だ。

これならタナ取りに迷わないし、乗船した人が同じ位置にコマセを振り出すので宙層のイサキの群れがバラけることなく固まりやすい。

船全体にアタリがいき渡る状態になり、活性が高ければ入れ食いも期待できる。

タナの取り方はたとえば、竜一丸では「38の35」とアナウンスされる。

この場合、仕掛けを38mまで下ろし、3回に分けてコマセをまきながら指示ダナ(35m)に合わせる。

仕掛けを下ろすときは、道糸3色+1mごとの印が8回出たところで道糸の出を止める。

仕掛けがなじむのを待ってからコマセを振り出し、1m巻く動作を3回繰り返して35mの印を海面に合わせる。

タナに合わせると15~20秒ほどでアタることが多いが、アタリがなければ1分半ほど待ち、再びタナ下3mまで下ろして誘い直す。

これをあと2回繰り返し、それでもアタらなければ仕掛けを回収、コマセを詰め直して再投入する。

以上が一連の流れだが、イサキの釣り場は根の近くを流すことが多く、水深の変化に合わせて指示ダナも刻々と変わることがある。

釣っている間に指示ダナの変更がアナウンスされたら、すみやかに道糸を出して、または巻き上げて指示ダナに合わせよう。

「コマセを振るときは、竿先を下げた状態から水平までの短いストロークでシャクリます。鋭くシャープにシャクるとコマセカゴに驚いてイサキが散るのでソフトに優しくシャクってください」と船長のアドバイス。

イサキのアタリは明確でほとんど見逃すことはないはず。

竿先がキュンキュン引き込まれたら軽く竿を立て、ハリ掛かりを確かめてから巻き上げればいい。

イサキ釣りのだいご味の一つが追い食い狙い。

基本的には最初にアタリがあったタナで待てばOK。

次つぎと追い食いするとキュキューンと竿先を引き込む重量感が増す。

これがたまらないのだ。

1尾目が掛かって竿が激しくたたかれているときは上バリに食っていることが多いので、そのときは1m巻き上げ、真ん中のハリを上バリがあった位置へ移動させて待つ方法もある。

しかし欲張って待ちすぎると最初に掛かった魚が外れてしまうこともあるから、食いが渋くポツポツしか釣れない日なら、最初のアタリで1尾ずつ着実に釣り上げたほうが賢明だ。

取り込みは、コマセカゴが海面に見えたら竿を立て、カゴをつかんでコマセのオケに入れ、ハリスをたぐって船内に抜き上げる。

このとき勢いよく抜き上げようとするとハリが外れてバラしたり、魚が暴れてハリスを切られることもあるので、ゆっくりていねいに行おう。

ただし、抜き上げがためらわれるような大型イサキの場合は無理せずタモで取り込む。

南房波左間沖のイサキ盛況 開幕は良型主体にスタート

悪天候の影響で実質の解禁日となった3月3日に訪れたのは南房西川名港の竜一丸。

イサキは手軽な数釣りも魅力だが、竜一丸はどちらかといえば大型のイサキを釣らせることに力を注ぐ船宿で、同船に通う常連さんは数より型を求める人が多い。

当日は解禁を待ちわびたイサキファン8名が集まり安西竜一船長の操船で6時半に出船。

航程30分ほどで到着したのは洲ノ崎をグルッと回り込んだ波左間沖。

良型イサキが釣れる同船の本命ポイントだ。「38の35、38mまで下ろして、コマセを振りながら35mに合わせてください」とのアナウンスでスタート。

釣行の写真

▲食いが立つと多点掛けのチャンス

釣行の写真

▲波左間沖で釣れるイサキは30~35cm級の良型主体

良型イサキで幕開け

ほどなく船内各所でアタリが訪れ、30~35cm級の良型主体に上がる。

中にはハリスを切っていくような激しいアタリもあって、安西船長によればおそらく40cm級のイサキだろうとのこと。

そんな中、左トモで強いアタリ。

慎重に巻き上げ海面に姿を見せたのは後検寸39cmのイサキ。

無事タモに収まり、「このサイズが釣りたくてここに通ってるんだよ。次は40cmオーバーが釣りたいね」と常連の山口さん。

山口さんを撮影していると左舷で歓声が上がった。

すぐに駆け寄ると左トモで良型イサキのトリプルを披露。

「追い食いを狙ってみたらこのとおり。型もそろっているし、うれしいです」と笑顔が弾けた。

しかし徐々に食いは落ちていき、開始1時間もするとアタリが遠くなる。

船長の話では反応のわりに食いが渋いとのこと。

「まだイサキがコマセに慣れていないのかな?反応は出てるんだけど。潮変わりで食いそうだから粘ってみます」と船長。

アタリが遠くなってもコマセを切らさずに振り続けているとしばらくして船内でポツポツ釣れ始めた。

潮変わりのタイミングでミヨシのほうでアタリが連発するようになる。

いずれも35cm前後の良型ばかり。

「ここのイサキはおいしいんだ」

「このサイズなら数が釣れなくても十分だし、引きも強いから楽しいよね」とミヨシの常連さんたちはうれしそう。

その後は流し変えを繰り返して数をのばす。

右ミヨシの方は800g級のマダイも釣り上げていた。

やがて南西風が吹き出したので西川名沖の水深25mへ移動。

「20の17でやってください」とのアナウンスで再開。

釣り始めると船中のあちこちで25~30cm級のイサキが多点掛けで上がってくる。

コマセが効いてくるとメジナやヒメジ、ウマヅラハギなどのゲストも交じり、さながら五目釣りの様相。

イサキの食いも落ちることなくよく釣れている中、12時の沖揚がり。

釣果は25~39cmのイサキが一人7~22尾とまずまずのスタートだった。

釣行の写真

▲竜一丸はどちらかと言えば数より型を求めるファンが多い

釣行の写真

▲マダイも交じった

船宿information

南房西川名港 竜一丸

0470・29・3802

▼備考=予約乗合、6時半出船。

午後船は電話確認。

仕掛け販売あり

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隔週刊つり情報(2024年4月1号)※無断複製・転載禁止

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