大ダイ夏祭りin飯岡!なおちん13時間の大激闘
読者の皆さま、こんにちは。
なおちんこと井上直美です。
第15回なおちゃんねるは九十九里飯岡港の優光丸さんにお世話になってマダイ釣りを楽しんできました。
なんと、この時期は数はのびないものの釣れれば5kg6kgも夢ではない、夏の大ダイ祭りが開催されるとのことで準備段階から相当燃えました。
基本的には一つテンヤで狙いますが、タイラバやタイジグなどもOKだそうで、今回は慣れているタイラバから始めて、反応が悪いようなら一つテンヤで攻める作戦です。
プロフィール
井上 直美(いのうえ なおみ)
アルファタックルフィールドスタッフ。
ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ~ル。
“ なおちん” の愛称で親しまれる。
超特大のハナダイ釣れた!
5時過ぎに飯岡沖25mダチのポイントへ到着。
浅場はアタリがダイレクトで引きも強いため、バラシ防止で竿は軟らかめをセレクトし、ドラグセッティングも念入りに行います。
また、広範囲を探れるように今回はスピニングタックルをメインにタイラバは60g、ネクタイはオーソドックスなオレンジから始めました。
潮があまり動いていないのと、底も取りやすかったのでタイラバのヘッドを45gに替えてみるとすぐにアタリがありました。
釣れたのは超特大のハナダイ。
この時期のハナダイはサイズがいいとのことでしたが、あまりの大きさにビックリ!マダイと勘違いしてしまうほどでした。
ハナダイの口の中を見てみるとエビが入っていたので、オレンジのネクタイがマッチザベイトしていたのかも・・・。
釣り場は飯岡沖、水深25m前後の平場。
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(左)キャストして広範囲を探るのもあり。(右)アタリがあったら基本的に即合わせ。
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なおちんは得意?のタイラバからスタート。
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(左)この日は一つテンヤのほうがアタリは多かった。(右)交じるハナダイは大型ぞろい。
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(左)青物も回遊し始めた。(右)朝イチにタイラバにヒットしたのはハナダイ。
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このままじゃ終われない!
しかし、その後はなかなかアタリが出ず、アタってもハリ掛かりしなかったり、サメが掛かったり、タイラバへの反応が今イチだったので一つテンヤに替えてみることにしました。
始める前に船長の妹の有沙さんに一つテンヤの誘い方を教えていただいたのですが、フワッとシャクってから底で待つ時間は30秒~1分と長めがいいとのこと。
フォールで食ってくることもありますが、今のマダイは海底の甲殻類を食べているようで、底狙いのほうが大ダイのヒット率は高いそうです。
教えていただいたとおりに誘っているとフォール中に穂先が引っ張られるようなアタリがありました。
釣れたのはゲストのハナダイ。
その後も同じ誘いで2連発!あの一瞬のアタリを掛けるのがたまらなく気持ちいい~!
しかし、本命のマダイはなかなか釣れてくれません。
少しステイ時間が短いのが原因かもしれないと、かなり長く待ってみたのですが、待ちが長いとサメやエイばかりが掛かってきてしまいます。
そうこうしているうちに11時半の沖揚がり。
だけどこのままじゃ終われない!諦めきれず午後船にも乗せていただくことにしました。
船長に午前中の状況を聞くと、タイラバはほかの船でも全く釣れなかったので、午後はエサのほうがいいかもしれない。
また、エイが掛かってしまう危険性はあるものの、テンヤをあまり動かさず底で待っていたほうがマダイが食ってくる可能は高いかもしれないとアドバイスしてくれました。
午前中はほとんど潮が流れていなかったので8号のテンヤで大丈夫でしたが、午後は少し潮が流れ始めて底を取りづらくなったため重めの15号をメインに使いました。
船長のアドバイスどおり、アタリがあるまでじっくりと底で待っていると、コツッと今までにないアタリ。
しかしこれはゲストのガンゾウビラメ。
その後もアタリはほとんどなく、最後にハナダイを追加して18時のタイムアップとなってしまいました。
今回は残念ながら大ダイの顔を見ることはできませんでしたが、久しぶりに一つテンヤも楽しめたし、ハナダイも大きくてとっても面白かったです。
何より船長さん、常連さんが優しくて充実した一日を過ごすことができました。
大ダイチャンスはこの先もまだまだあるそうなので、ぜひ優光丸さんにチャレンジしに行ってみてくださいね。
すわ大ダイか! ?はたしてヒットしたのは・・・。
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前日も乗船、最大4.5kgを含み3~4kg級を4枚釣った常連さん。
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取材日唯一のマダイは2.2kg。底で食わせたという。
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(左)予想に反して午後は午前中よりも厳しい状況に・・・。(右)午前2時の釣り開始から18時の納竿まで諦めずに釣り続けたなおちん。よく頑張った!
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なおちんも一つテンヤに替えてからアタリ連発もすべてハナダイ。
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終了10分前にきたのはやっぱりハナダイ!
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(左)脂が乗って食べても美味。(右)大きなハナダイは余裕で1kgオ ーバー。
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(左上)ショウサイフグも交じる。(左下)アナゴの仲間も。(右上)ガンゾウビラメもけっこう引く。(右下)ホウボウは常連ゲスト。
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難しくない!マダイ釣り その一
飯岡のマダイ釣りは一つテンヤがベースになるが、優光丸ではタイラバ、タイジグなども自由に楽しんでOK。
時間帯などで巻き物系に反応がよかったり、エサにしか食わないこともあるから、各種アイテムを用意、状況に応じて狙い分ける人が多い。
なおテンヤは8~10組号を中心に重めの15号くらいまで、タイラバは60~80g前後を用意しておこ
(左上)一つテンヤはスピニングタックルが基本。(左下)これといった決め手のカラーはないので色いろ交換してみよう。(右上)タイラバはベイトタックルが扱いやすい。(右下)潮が速く底が取りづらいことも あるので重めのテンヤも用意しておきたい。
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難しくない!マダイ釣り その二
一つテンヤはリフト&フォール、タイラバはタッチ&ゴーと釣り方は基本どおりでOK。
コツは、テンヤの場合は底で待つ時間を長めにすること、タイラバは底から15mくらい上までは探ること。
(上)底ダチを取ったらゆっくり持ち上げ、ゆっくり下ろす。 この繰り返しが一つテンヤの基本。(下)タイラバは底から5mくらいまでにアタることが多いものの、水深の半分くらいまでは巻き上げたい。
出典:
なおちんのマダイ仕掛け
(左)タイラバ。(右)テンヤ。
出典:
Nao's Kitchen
ハナダイの半身を使って刺身、焼き物、天ぷら、茶漬け、つみれ汁とフルコースを作りました。
大きいだけあって、かなり脂が乗っていて身もトロけて、とってもおいしかったです。
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【隔週刊つり情報(2021年8月15日号)※無断複製・転載禁止】