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[なおちゃんねる(第13回)]外房小湊のマルイカが熱い!なおちん宙釣りで大健闘!!(小沢丸/外房小湊寄浦港)

隔週刊つり情報編集部

読者の皆さまこんにちは、なおちんこと井上直美です。

第13回なおちゃんねるは、外房小湊寄浦港の小沢丸さんでシーズン真っただ中のマルイカ釣りを楽しんできました。
 

【プロフィール】井上 直美(いのうえ なおみ)

アルファタックルフィールドスタッフ。

ドクモスカウト2014 グランプリ、第4代ツリタガ~ル。

“なおちん” の愛称で親しまれる。

今年のマルイカは絶好調

今年は三浦半島をはじめ相模湾西部の小田原、そして外房小湊など広い地域でマルイカが絶好調♪ 

中でも小湊はマルイカが素直でアタリもたくさんあるイメージなのでとっても楽しみです。
 
小沢丸さんは4時20分までに船宿に集合、受付後に釣り座のくじ引きをするシステムです。

今日の運勢を占うかのようでちょっとワクワクしますね。
 
釣り座が決まると港に向かい、船に乗り込み準備を済ませるとすぐに出船となります。
 
小湊のマルイカはポイントまで近いのもいいところ。

10分も走ればもう到着です。

投入開始は午前5時で沖揚がりは11時ですが、移動が短く、釣りをする時間はたっぷりに感じました。

タックルですが、マルイカはとても繊細なアタリを取るため専用竿がおすすめで、リールは小型の両軸リールを使用します。
 
私の仕掛けはスッテ5本の直結で、朝イチは日も出ていないのでグローを入れたり全体に派手なカラーをチョイスしました。
 
第1投は水深82m。

マルイカは群れの移動も早かったりするので、船長の開始の合図ですぐに仕掛けを投入します。
 
オモリが着底したらゆっくり竿先を持ち上げて着乗りのアタリを見ていきます。

釣り方で言うと私の場合は「宙の釣り」で、アタリがなければオモリを30cmほど浮かせたまま、たたいて止めてを繰り返してマルイカにスッテをアピールします。
 
小湊のマルイカちゃんはやっぱり素直でした。

前半はほとんどが着乗りで、アタリも分かりやすく、ポツポツと釣ることができました。
 
しかし、二枚潮なのか潮の流れに変化があり、巻き上げ途中でバレてしまうことがしばしば・・・テンションが抜けないようにリールの速度を調整するのが難しかったです。

釣行の写真

釣り場まで近いのも小湊沖の特徴。ポイントの水深は60~80m前後

釣行の写真

アタリを取れるかどうかで釣果が大きく変わってくる

釣り人の写真

朝一番で良型ゲット

釣り人の写真

釣れるサイズは大中小交じり

釣り人の写真

船長は直結もしくは直ブラ仕掛けを推奨

釣り人の写真

ムギとマルイカのダブルも

大型連発で幸せ~♪

水深60~70m前後を狙った中盤は少しアタリが遠のいてしまったので、上2本のスッテを派手めのカラーからピンクとケイムラにチェンジしました。
 
これがよかったようで、上のスッテにもよく乗るようになりました。

アタリがより見やすいように短めのロッドに替えたのもよかったかもしれません。
 
早い時間から第一目標でもあるツ抜けはしていたので、あとは大型が釣りたい!

なんて、思っていた矢先にズッシリと強烈なアタリがありました。

今までと違う重みに大興奮♪ 

念願のベンケイサイズを釣ることができました。
 
さらにその後、もう一杯大型を釣り上げてもう幸せ一杯♪ 
 
しかし、後半になるとまたまたアタリが遠のいてしまいます。

そこで常連さんからよく乗っているスッテを聞いて、乗りが悪かったスッテと交換すると、また少しずつアタリが出せるようになりました。
 
やっぱり釣れないときは周りを観察することが大切ですね。
 
そんな感じで最後までコンスタントに釣ることができて、釣果はマルイカ31杯、ムギイカ2杯とかなり上出来♪ 

しかも船中2番手で、とってもうれしい結果。
 
今回、大活躍してくれたスッテはグロー。

釣り方も、いつもより止めの時間を長くすることでアタリが出せるようになりました。
 
昨年は7月末までマルイカ狙いで出船できたようなので、今後も期待大ですね。

釣らせるために一生懸命で優しい小澤船長にも癒されました。
 
皆様もぜひ小湊のマルイカ釣りにチャレンジしてみてくださいね。

釣り人の写真

この日の多点掛けはダブルが1回だけ

釣り人の写真

仕掛けの真ん中付近に乗ることが多かった

釣り人の写真

ほとんどの人がツ抜けには到達

釣り人の写真

今シーズンも7月まで楽しめそう

釣行の写真

ほとんどの人がゼロテンで釣っている中、オモリを浮かせた宙釣りで連発するなおちん

釣り人の写真

グロー系の夜光ピンクがなおちんの当たりスッテ

難しい!マルイカ釣り・現在の主流釣法はゼロテン

以前は上級者の釣り方だったゼロテンも、最近は扱いやすい専用竿が多数市販され、入門者もゼロテンで釣る人が増えている。

確かにゼロテンは細かなアタリを取りやすいが、うまくゼロテン状態をキープできないと逆にアタリが見えなくなってしまう、諸刃の剣でもある。

難しくない!マルイカ釣り・なおちん流の宙釣り

難易度の高いゼロテンはあえてやらず、オモリを浮かせた宙の釣りで釣っていくのがなおちんのスタイル。

ゼロテンに行き詰まった人はなおちんを真似してみては!

釣行の写真

(上)オモリを30cmほど浮かせてたたく(中)ピタッと止めてアタリを見る(下)アタリがあったら即合わせ!オモリを浮かせる以外はゼロテンの釣り方と変わらない

釣り人の写真

まだ狙っていないフレッシュな群れに当てると大型のヒット率が高かった

なおちんのマルイカ仕掛け

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ロッドの写真

なおちんの使用ロッドはアルファソニックマルイカ148MH&145UL

Nao’s Kitchen

大きなイカが釣れたので、一番好きなマルイカ寿司にしました。

皮を取って筒状にしたら、おしんこ、ネギ、紅ショウガを入れた酢飯を詰めて輪切りにするだけ。

めんつゆでいただきました♪ 

おいしすぎです!!!

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