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[熱血!照英の釣りバカ紀行(第8回)]アマダイは恨む人がだれもいないみんなに好かれている魚です。(庄三郎丸/神奈川県平塚港)

隔週刊つり情報編集部

「アマダイはRPGだ」
 
田渕雅生師匠は言った。

「?」
 
照英はじめポカンとするスタッフ一同。

「オキアミ一つを頼りに、ヒメコダイ、キダイ、トラギスなど、手がかりを一つずつ重ねて、アマダイにたどり着く。アマダイ釣りは、ロール・プレイング・ゲームである」
 
富士山を眺める大磯沖。

Show-A Profile

6歳のとき祖父から薫陶を受け近所の川や釣り堀で釣りに親しむ。

中学~大学は陸上選手として活躍、芸能界に入ると仕事を通して国内外の釣りに接するようになり「照英・玲子の最強!釣りバカ対決!!」ではほぼすべての船釣りを経験し、釣りバカ道を邁進。

2021年よりダイワ専属アングラー。

この日、1投目でタコの足が上がってきた。

釣り人の写真

ええぇ~

大磯沖ってどこ?

相模湾の海岸線のほぼ中心部にある相模川河口の平塚から、少し西にあるのが大磯。

その沖一帯が大磯沖で、アマダイ釣りでは水深50~100m台を狙う。

照英の脳裏にドラゴンクエストのテーマが流れた・・・かは分からない。

平塚・庄三郎丸の後藤久船長は朝の2時間ほどをシロアマダイ狙いにあててくれた。
 
水深40m前後、釣れれば値千金「幻」のシロアマダイだが、あえなく幻に終わる。

転じて本命狙いの水深80~100m台。

流し始めるとポンポンと、竿を出している8人中、照英を除く全員がアマダイ(アカアマダイ)を手にした。

「照英さん、焦らなくて大丈夫。イトヨリが釣れていれば、アマダイのタナも同じです」
 
そう言いながらアマダイを持ち上げてニッと笑う田渕師匠。

隔週刊つり情報の根岸発行人は早くも2尾目。
 
まったく、遠慮がない。

2mの仕掛けで、底から1m上げて、さらに1m・・・待てよ。

根岸発行人は置き竿ベタ底でアマダイ2尾ということは・・・。

「これはきたでしょう!」
 
低めのタナでジッと待つと本命とおぼしきアタリ。

確信を持って巻き上げると、きれいなアマダイが海面に姿を現した。

釣り人と仕掛けの写真

(左)キャスティングで小物を仕入れて、色いろ考えて自作した仕掛けも持参(中)仕掛けは快適天秤アーチと快適船シンカー40号、快適アマダイ仕掛けKP SSの組み合わせ(右)オキアミの管理もハチミツを使ってみたりと工夫

釣り人の写真

「仕掛けを作っているとアレコレ考えて、時間があっと言う間に過ぎちゃいます」自作仕掛けにチェンジ。アマダイを目指す

釣り人の写真

照英を置き去りに、嬉々としてアマダイを釣る2人

釣り人の写真

うおおおお~

釣行の写真

なぜかアマダイのアタリは「アマダイだ」と分かる

「本当にきれいだ。アマダイは恨む人がだれもいない、みんなに好かれている魚ですよね」

見惚れるほどのアマダイはここまでのところ船内最大の40cmになる。

その次もアマダイはゲストの小魚がいない時に顔を見せた。

「とろけるような色合いで、本当に魅力的。どう表現したらいいかな。舐めたらドロドロとしているような感じ」

魅力とドロドロさが、いかに連携するのかはわからないけれど、2尾目を釣り上げて照英もテンションが上がってきた。

そしてサイズは小さいけれど3尾目を釣り、泳ぎ回るのを確認してからリリースした。

「ようやく、景色を楽しむ時間ができました」

西には雪をかぶった富士山。

北には東海大学陸上部の頃に山頂へダッシュした大山。

そこで照英が青春の日々を過ごした風景が広がっていた。

釣り人の写真

良型アマダイ

釣り人の写真

オキトラギスとキツネベラ

釣り人の写真

イトヨリダイ

釣り人の写真

キダイ

釣り人の写真

ヒメ

潮が止まった午後1時過ぎ。

これが最後の流しであることを船長が告げると、田渕師匠がやおら立ち上がった。

「奥義、残り10分!」
 
なら最初から!と笑う一同。

今日も平和な一日だったね、と道具をしまおうとすると、師匠の極鋭が海面にブチ刺さった。

「むむ、これは、ホンモノだ!」
 
57cmの自己記録を持つ師匠が言うのだから間違いない。

「言ったでしょう、RPGって」
 
まさかの、でき過ぎなクライマックスまで残り30m。
 
が。
 
次の瞬間、大アマダイはサメらしきに丸飲みにされ、哀れ軽くなったモーター音とともに田渕師匠の絶叫が青空に吸い込まれていった。
 
アマダイ釣りはRPG・・・。

なるほど、ラスボスは手強いのである。

釣り人の写真

後藤久船長

釣り人の写真

イネゴチ

釣り人の写真

貝の中からひょっこりタコ

釣り人の写真

おれに日焼けサロンはいらないな。

照英の熱血!タックルインプレ

ROD:極鋭タチウオゲームMH180AGS

「すごく軽く、しなやかで手になじみます。小さな魚のアタリもハッキリ分かり、アマダイのアタリはかなり強烈に伝わってきます。やっぱり極鋭はいい。極鋭を使いこなせる男になりたいです!」

釣行の写真

楽し~い

REEL:シーボーグ200J

「コンパクトで手にスポッと入りますから疲労感がありません。このパワーと便利さはプライベートで買いです」

リールの写真

シロアマダイ狙いの浅場ではバサラIC150とアナリスターライトアマダイ185を使用

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隔週刊つり情報(2021年12月15日号)※無断複製・転載禁止

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