マダイの特徴・見分け方 | 写真から探せる魚図鑑
マダイの図鑑ページです。マダイの特徴がわかりやすい写真を掲載!マダイの特徴、生息場所や釣り方、マダイの美味しい食べ方など、マダイについて詳しく解説しています。
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例年4~5月頃になるとマダイの乗っ込みが始まります。
春のマダイはその華やかな体色から“さくら鯛”の異名があるほど綺麗で、釣って面白く、食べて美味しい季節でもあります。
そんなマダイを狙って和歌山県の加太へ釣りに出かけました。
目次
加太の海ではかつて海エビのエサや、春になるとミミイカのエサなども使われたのですが、最近はビニール擬餌を使った釣りが主流になりました。
ピンクや紫、黄緑などの薄いビニール製のフィルムを細長く切り、それをハリにチョン掛けしてリールを巻きながら誘う単純な釣りですが、その日の潮色やマダイが食っているエサに合わせて、ビニールの大きさや色を選ぶ必要があります。
また、魚の活性によってリールを速めに巻いたりゆっくり巻いたりと、やることは単純でもその日の条件に合わないとまったく釣れない難しい釣りでもあるのです。
この日は、夜明け前の午前5時半過ぎに出船し、沖に浮かぶ友ヶ島諸島の地ノ島沖に入りました。
船長がチョイスしてくれたビニール擬餌は、紫と黄緑です。
5本バリの胴突き仕掛けに紫と黄緑のビニールを交互に刺して仕掛けを下ろしました。
仕掛けが底に着いたら、10回ほどリールを巻いて誘います。
アタリがなければ再び底へ下ろしてリールを巻きます。
一日中これの繰り返しで、アタリが出てもリールを巻き続けなければなりません。
この釣りでは止めて待ったり、合わせたりするのは御法度なのです。
何度か流し変えるうちにアタリが出始めました。
コツコツとアタリは出るのですが、すぐにビニール擬餌を放してしまってハリに掛かりません。
仕掛けを上げてみると擬餌にマダイの噛み跡が付いています。
それも黄緑ではなく、紫の擬餌ばかりにアタリが来るようです。
そこでビニール擬餌をすべて紫に変えてみました。
するとすぐにアタリが出たのですが食い込みが悪く、ハリに掛かるまでに擬餌を放されてしまいます。
この日はスタートから、竿先が軟らかい7:3調子の竿を使っていました。
この竿の胴が硬すぎるために擬餌を放されてしまうのかも知れないと思い、6:4調子の竿に替えてみました。
どうやらこれが正解だったようです。
腰の軟らかい竿に替えた途端、マダイがハリに掛かり出したのです。
竿の調子が硬いと、マダイが擬餌をくわえてさらに食い込もうとしたとき、その弾力で弾かれてしまうのでしょう。
食い渋ったときのビニールマダイは、軟調竿で攻めてみる、これも一つの手かも知れません。
みなさんもぜひ一度試してみてくださいね。
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