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寒サバ釣り攻略法~追い食いは御法度!?仕掛けのもつれ問題もこれで解決!~

船釣りマガジン 編集部

紀伊水道の遥か沖、ラングイやクロゼと呼ばれるポイントで寒サバ釣りが始まるのは、例年2月頃のことです。

この時期の寒サバは水深が300mを超える深場の中層に群れていて、しかもじっとしていないため群れを探すのが大変です。

今は性能の良い魚探やソナーを備えた船が多くなったので昔ほど苦労しなくなりましたが、それでも荒れ後など一時的に群れが散ってしまうと、探すのに一苦労します。

マサバってどんな魚?

寒サバ釣りに行くときは天候の確認と道具の準備を入念に!

寒サバ釣りのポイントは港から2時間近くも走ってようやくたどり着けるような遠い場所なので、天気の良い日でないと出船できません。

風が強く波が高い日は100%難しいでしょう。

それほど天候に大きく左右される釣りなのです。

寒サバは寒の季節の釣りなので、防寒対策はしっかりして出かけてくださいね。

また、釣っている間の水しぶき対策として、雨具も忘れずに用意しておきましょう。

寒サバに追い食いさせると仕掛けがぐちゃぐちゃに!?

さて、運良く出船できたとします。

ポイントに到着して寒サバの群れも見つかり釣り始めました。

サバは単独でいることはまずないので、周りで釣れ始めたら必ず自分にもすぐに回ってきます。

いきなり竿先が震えたかと思ったら、有無を言わさぬ強引さで竿を絞り込んできます。

ここで、サビキ仕掛けのハリは6~7本付いているからと言って他のハリにも掛けてやろうと、欲を出して追い食いさせるのはよくありません。

確かにアタリがあったタナでしばらく待っていると追い食いしますが、追い食いさせた仕掛けはサバがてんでに暴れ回り、ごちゃごちゃになって上がってきてしまいます。

そんな仕掛けをほどいている時間はないので、新しい仕掛けに替えて釣っているとサバを食わせるたびに仕掛けがもつれ、今度は仕掛けがいくつあっても足りなくなります。

そこで、仕掛けがもつれることなくサバを釣れる方法をご紹介します。

仕掛けのもつれを未然に防ぐ方法とは?

サバが仕掛けに食いついた瞬間、走らせないように電動リールの巻き上げをフルパワーにして、まず釣り人が主導権を握りましょう。

一旦サバの頭を上(水面方向)に向けてしまうと、あまり走り回りません。

同時に2~3匹が食いついたと思ったときは、さらに強引に巻き上げてください。

サバはアジほど口の周りが弱くないので、少々強引に巻き上げても口切れすることはありません。

こうして仕掛けを取り込んだら竿を竿立ての穴に入れ、2~3匹食っているときは上から順番にハリを外していきます。

間違っても仕掛けを甲板の上に置いたりしないでくださいね。

これをしてしまうと、サバが暴れて間違いなく仕掛けがもつれてしまいます。

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