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マダコ釣果アップの秘訣~キャッチ率を劇的に上げる感触と間~

船釣りマガジン 編集部

初夏によく釣れる旬を迎えたイサキを“麦わらイサキ”と呼ぶように、同じ季節に釣れ始めるマダコを“麦わらダコ”と呼びます。

この“麦わらダコ”には、2通りの説があります。

1つはイサキと同じように麦秋の季節を迎える頃から釣れ始めるため、という説で、もう1つは日差しが強くなってくると漁に出るとき麦わら帽子をかぶり始めるため、という説です。

どちらが正しいかはさておき、“麦わらダコ”は6~8月の暑くなってくる季節にシーズンを迎えるのです。

マダコについてもっと知りたい方はこちら

関西と関東ではマダコ釣りに用いるエサが違う!?

大きさは300~500g程度ですが、身が軟らかくてジューシー、食べて美味しいのが“麦わらダコ”の魅力です。

タコといえば明石、明石といえばタコと言われるほどの名産地、兵庫県明石市の鹿ノ瀬周辺では、初夏になると例年マダコが大量に釣れ始めます。

関西ではイワシや小アジのエサをテンヤに縛り付けて狙うのが一般的ですが、明石のある船宿では小魚のエサよりエサ持ちが良いという理由から、カシワ(鶏の太股の骨付き肉)で通すところもあります。

不思議なことに、もともと海には存在しないカシワにもマダコは興味を持つようです。

一方、関東では東京湾のマダコ釣りが有名ですね。

こちらはテンヤに石ガニや小型のワタリガニを縛り付けて狙うのが一般的で、夏ダコ(麦わらダコ)からシーズンが始まり、そのままずっと冬ダコまで続くのが普通です。

マダコがテンヤを抱く感触を知って釣果アップを狙おう!

水温が上がって活性が高くなれば別ですが、シーズン初めの麦わらダコの場合、まださほど食欲も旺盛ではないのかテンヤに乗っても途中で逃げられたり、取り込むときに落としたりといったことが起こりやすいです。

これはマダコが恐々テンヤに乗って来るからで、しっかり掛けバリに掛かっていないためにバレるのです。

では、どうしたらこのバレを防ぐことが出来るのでしょうか?

それには前アタリのような、マダコがゆっくり腕を伸ばして、テンヤに縛り付けたエサを好物かどうか確かめ始めたときの感触を知る必要があります。

誘いは、テンヤを小刻みに揺することですが、揺すっている最中にもやっとした感触があったり、底を小突いていたオモリの感触が急に感じられなくなったら、それはマダコがゆっくりテンヤを抱き始めた証拠です。

ただ、このときに大きく竿をシャクって掛けようとしても掛からないことが多いですね。

それは、マダコがまだテンヤをしっかり抱き切れていないからです。

これがそうなのかな?というもやっとした感触が分かったら、そこで一呼吸待ってから、大きく合わせると掛かる率がうんと高くなります。

前アタリのあと、4~5秒で良いので待つ間が大事なのです。

この感触が分かるか分からないかで釣果が大きく変わってくるので、場数を踏んで慣れましょう。

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