令和3年の初釣りは1月中旬、福島県相馬港のアンフィニーへメバル狙いで釣行した。
午前5時、乗船者11名がそろい、座席の抽選を行う。
私は右ミヨシ2番になり、準備が整ったところで5時半に出船となる。
夜明け前の暗い中で釣りがスタート
40分でポイントに到着。
夜明け前の暗い中での1流し目。
6本バリ仕掛けの上から2本目と下2本に細く切ったサバの切り身を付けて、船長の合図で投入。
水深は30m。
トモでメバルが釣れたが後が続かないため移動する。
2流し目は、投入後すぐにアタリ。
追い食いを待つが、根掛かりしたので巻き上げる。
オモリは切れてしまったが魚は掛かっていて、ゴンゴンと頭を振る引きで上がってきたのは30㎝級のアイナメ。
仕掛けを交換しようと思ったが、残った4本のハリと新しい6本バリの仕掛けを結び10本バリにする。
ようやく夜が明けた3流し目。
投入後すぐにアタったが、少し待っても追い食いしない。
巻き上げると仕掛けの下のほうに20㎝前後のメバルが3尾掛かっていた。
どうやらあまり浮いていないようだ。
通常は1~2m底を切ってアタリを待つことが多いが、下のほうのハリに掛かるときは、根掛かり覚悟で底ギリギリを狙う。
その後もポツポツとメバルは釣れるが、群れが小さくそのうえ移動が早いせいか、2投目にはアタリがこなくなる。
爆釣モードに突入
群れを探して灘寄りに大きく移動、水深25mのポイントで再開。
すぐに隣の方の竿が大きく引き込まれ、追い食いを狙い始めた。
隣の人が追い食いを待っているときは、高いタナで待つと効果的。
すると私にもアタり、リールをゆっくり巻きながらこちらも追い食いを誘う。
先に隣の方が良型メバルを3点掛けで取り込み、続いて私も巻き上げると25~30㎝級のメバルが4尾掛かっていた。
午前11時。
船長がラスト30分のアナウンス。
この時点から、2、3投とメバルの食いが続くようになり、よい群れに当たると5~7点掛けで釣れる。
しかし楽しい時間は短いもので、11時半に沖揚がりとなった。
当日の釣果は、16~33㎝のメバルが15~60尾。
アイナメ、マゾイ交じり。
私は18~33㎝のメバル60尾と30~35㎝のアイナメ2尾。
相馬沖のメバルは、これから群れが固まり、良型主体の数釣りが楽しめる。
穏やかな海で初釣りができたので、今年はいい年になりそうだ。
当日のメバル仕掛け
釣り船予約サイト「釣割」のスタッフがオススメする釣り船はこちら!
【福島県メバル船】人気ランキング
隔週刊つり情報(2021年3月1日)※無断複製・転載禁止