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秋は入門にもピッタリ!一つテンヤで狙う外房大原~太東沖のマダイの巻。外房大原港・新幸丸にて

隔週刊つり情報編集部

今回のBグル隊+Gは一つテンヤで狙う外房大原~太東沖のマダイでありやす。

タックルがシンプルなだけにマダイを掛けたときのダイレクト感は興奮モノ。

オレも大好きな釣りの一つでありやす。

お世話になったのは大原港の新幸丸。

お邪魔した9月11日はオレらを含め9名が乗船。

4時半に集合し全員が集まったところで出船となった。

山口新一船長に釣り場をうかがうと大原~太東沖の水深10~15mとのこと。

探る水深が浅いので3~5号の軽いテンヤで楽しめちゃいやす。

30分ほど走った大原沖水深15m前後でドテラ流しにて開始。

とりあえずオレと近田はカメラを手に皆さんの釣りを拝見。

夜が明けるとマダイも目を覚ましたようでアタリが次つぎに出るようになった。

船中のあちこちでいわゆる塩焼きサイズのマダイが取り込まれ皆さんなんとも楽しげ。

この日初めて一つテンヤに挑戦したお兄ちゃんたちも本命をキャッチして抜群のスマイル。

なんともいい感じでありやす。

隊長:竹田信彦 NOBUHIKO TAKADA

40年以上の釣り人生を歩んでいるが、必ずしも釣りの腕が良いわけではなく、運もない貧乏作家。

美味しい魚料理と酒を楽しむことが生活のエッセンスである。

51歳の中年男性で、芋焼酎とバイスサワーがなければ生きていけない。

近田隊員:近田憲男 NORIO CHIKADA

本誌編集部に加入して2年の若くない新人。

沖釣りに関してはかじった程度の知識を持ち、入門企画の生徒役で重宝されている。

食べること好きで、その旺盛な食欲を満たすためなら外道も食らうアラフィフ。

(左)タックルは一つテンヤ専用竿に小型スピニングリールの組み合わせ。ラインはPE0.6~0.8号を150~200mほど巻いておく(右上)秋は浅場を釣ることが多いのでテンヤは3~5号をメインに使用する(右下)エサのエビはテンヤのハリ軸に対して真っすぐになるように付ける

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釣行の様子

釣り場は大原~太東沖の水深10~15m

(上)小ダイが釣れ盛るなか良型がヒット! (下)やがてナイスサイズの本命が浮上。船長がスパンとタモ取り

Bグル隊のファンが良型のマダイをキャッチ!しかしBグル隊は・・・。

そんな中、竿を大きく曲げたのはわがBグル隊のファンで毎回オレの駄文を読んでくれている草彅義之さん。

ややあって船長が差し出すタモに収まったのは1kgオーバーの刺身サイズで、厚みがあり見るからにおいしそう。

今がチャンスとオレは撮影を続け、近田に料理撮影用の食材を確保するように命ずる。

「任せてください!」なんて言ってたけど大丈夫かなぁ。

その後は沈黙する時間帯もあったけどすぐに復調し、400~800g級のマダイが取り込まれ、まさに秋の数釣りシーズン到来といった感じ。

近田もきっと食材を確保したことだろう。

「どうだ食材の確保は?外道も釣ったか?」と近田に聞くと、「1枚釣りましたがリリースサイズでした」と言う。

この状況下で1枚・・・。

おそらくこの船上で一番釣りがヘタなのは近田だろう。

まるで戦力外だ。

このままではヤバいと思い、中盤戦を過ぎたころからオレも竿を出す。

しかしだ、よくあることなのだがオレが竿を出すと突然釣れなくなる現象がこの日も起こった。

だれにもアタらなくなり先ほどまでの楽しげな雰囲気はどこへやら・・・。

船は太東沖の水深10m前後へ移動。

残り時間はあと1時間しかない。

ここで釣らなきゃマジでヤバイ。

3号のテンヤで真剣に底近くを探っていると竿先にククンとアタリが出た。

即合わせするとキュキュンと竿先が絞り込まれ本命らしい引きが伝わってくる。

海面に姿を現したのは塩焼きサイズのマダイでいやはやうれしいのなんのって。

やっぱマダイのキュンキュン突っ込む引きはいいね。

一方、外道担当の近田は右トモへ行き、川村幸憲さんからガンゾウビラメをいただく約束をしたという。

ったく、自分で釣れよ!

(左)塩焼きサイズをゲットして破顔一笑(右)ベラを釣るのはうまい隊長

数釣りが楽しめる秋はビギナーの入門にもおすすめ

11時に沖揚がり。

この日のトップは草彅さんで0.3~1.2kgを12枚の釣果。

そんな草彅さんから、こんな申し出があった。

「料理用の魚大丈夫ッスか。隊長1枚しか釣ってないんでしょ。よかったら持って行ってくださいよ」と。

う~ん、なんてありがたい。

さすがはわが隊のファン。

1枚じゃ失敗したときのことを考えると不安なので、塩焼きサイズを2枚いただくことにした。

草彅さんに感謝、感謝。

Bグル隊は優しい釣り人の皆さんに支えられております。

「秋は中小ダイの数釣りを楽しみながらその中に交じっている大ダイを狙うような感じです。探る水深も浅いので一つテンヤ入門にもピッタリの時期だと思います」とは山口新一船長。

マダイの引きをダイレクトに楽しめる一つテンヤは一度やったらやめられない面白さ。

ファンはもちろんまだの人もぜひこの機会にお出かけくだされ。

(上)印西市の川村さんにガンゾウビラメを譲ってもらう近田。情けない(下)板橋区の草彅さんにマダイをいただく隊長。こちらも情けない

釣行の様子

(左上)一つテンヤ初挑戦でもこのとおり(左下)浦安市の小山学さんもお刺身サイズをゲット(右上)朝イチは塩焼きサイズが連発!(右下)大原~太東沖の秋ダイはこれからが本番です

船長さんに聞きました「マダイ釣りのコツ」

山口 新一船長

山口 新一船長

「秋は浅場で釣るのでテンヤの重さは3~5号を使います。

仕掛けをゆっくり沈めたほうがアタリが出やすいので軽いテンヤが有利。

ビギナーはアタリが分かりやすい固定式のテンヤがおすすめです」

お客さんの部屋 草彅義之さん

釣行の様子

Bグル隊のファンでもある草彅義之さんがキャッチしたのは1.2kgの美しいマダイ

「新幸丸は優しい船長がいつもマダイを釣らせてくれるのが魅力ですね。

周年マダイを狙っていますが、秋の数釣りシーズンが大好きです。

釣り場が浅く、良型が掛かると横走りする引きがたまりません」

近田隊員の戯れ言

「潮が澄んでいたので、派手なカラーのテンヤを使えばベラを始めとするゲドゥーを寄せることができるはずと、ラメ入り夜光カラーで猛アピール。

テンヤを底にステイさせたり、底付近をねちっこく探ってみたのですが、釣れてくるのはリリースサイズのマダイのみ。

これを素直に喜ぶべきか悲しむべきか複雑な心境でした・・・」

Bグルレシピ 今回のイチ押し!「マダイのホイル焼き」

「とにかくウマイからやってみて!」と山口新一船長が教えてくれたのがこのホイル焼き。

小ダイの塩焼きは確かにおいしいけど、焼くとパサパサになっちゃうのが玉にきず。

ホイル焼きにすると蒸し焼き状態になるので身はしっとりジューシー。

船長に教えてもらったとおりにやってみたら身の甘みもしっかり味わえて抜群でありやした。

下処理はウロコはそのままで内臓とエラを取るだけと超簡単。

食べるときに皮を指でペロッとはがしていただきやす。

おすすめッス!

材料/マダイ、塩、酒

①マダイのエラと内臓を取り除く(ヌルやウロコはそのまま)。

②腹の内側に塩をやや強めに塗る。

③②をアルミホイルの上に置き、酒を少量振る。

④アルミホイルで包みグリルの中火で5~6分焼けば完成。

ゲドゥーのレシピ 今月のおすすめ ガンゾウビラメの空揚げ中華丼あんかけ

ガンゾウビラメを空揚げにしてみました。

隊長からあんかけの代わりに中華丼の素をすすめられ、試してみたところマジウマです。

サクッ、フワッ、トロッが相まった食感がたまりません。

野菜の具もたっぷり入っていておすすめです。

材料/ガンゾウビラメ、片栗粉、中華丼の素

①エラと内臓、ウロコを取り、包丁で切れ目を入れる。

②ガンゾウビラメの水気を取り、片栗粉をまぶす。

③フライパインに油を入れ170度に熱し、5分揚げて油を切る。

④あんかけの代わりにレトルトの中華丼の素をかけて完成。

コレも食べてみた・・・

隊長にもらったベラは以前は刺身、空揚げを紹介したので今回は煮つけに。

甘じょっぱい煮汁を絡めたベラの身を炊きたてのご飯に乗せ、おいしくいただきました。

ご飯おかわり必至のウマさです。

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隔週刊つり情報(2020年10月15日号)※無断複製・転載禁止

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