第106回の「沖釣り意識調査」は39名の方にご協力いただきました。
ありがとうございます。
例えばウサギは一羽、二羽、クジラやウシは一頭、二頭など、生物を数える単位は色いろありますが、これといった正解はないことが多いようです。
魚の場合は生きている状態では「匹」、水揚げされると「尾」で数えるのが一般的とされていますが、当アンケートにご協力いただいている皆さんはどちらの単位で魚を数えるのが好きなのか、一番しっくりくるのかを聞いてみたところ、結果は上のとおり「匹」のほうが上回りました。
ちなみに本誌を始めとした釣りメディアでは、それぞれの媒体で独自のルールを設けており、「匹」や「尾」に統一、魚ごとに呼び分ける、など様ざまです。
本誌の場合は後者になり、大まかには魚体の形状により「枚」や「本」、軟体系は「杯」など使い分けています。
しかし時には本当に適切なのかと迷いが生じることもあり、その例として聞いてみたのがQ2以下です。
アマダイやアカムツなどは大型の場合だけ「本」と言う人もいますが、今回のアンケート結果を総合すると「匹」で統一が無難なのかもしれません。
オレにも言わせろ!魚の数え方にもの申す
■タチウオやアナゴみたいな長い魚は1本12本、ヒラメやカレイ、マダイのような平たい魚は1枚2枚、アジやワラサのような紡錘形の魚は1匹2匹と数えている気がします。(匿名希望)
■タコやイカは杯、マグロやカツオは本、匹、尾、色んな数え方があると思いますが正直何が正解か分かりません。正解があれば教えてください。(匿名希望)
■そういえば無意識にアジやマダイは1匹、ヒラメは1枚、イカやタコは1杯、タチウオは1本と言ってます。(匿名希望)
■長い魚と平たい魚で違うのかな? 自分で選択しててビックリ。(匿名希望)
■船釣りを始めて、初めて枚とか本とか魚の種類で単位が違うことを知りました。尾は魚屋さんっぽいので、匹がしっくりくる気がするのですが、ヒラメは枚、タチウオは本がいいかなぁ。タチウオはいっそ「振り」でもいいですね。(匿名希望)
■いま流行りのChatGPT いわく「魚の数え方には、いくつかの方法があります。一つ目は『匹』という数え方で、これは1尾の魚を1匹として数える方法です。この方法は一般的な数え方であり、とくに魚を食材として扱う場合には、この数え方が使われます。2つ目は『尾』という数え方で、これは1尾の魚を1尾として数える方法です。この方法は、魚をペットとして飼育している場合などに使われることがあります。以下略~」自分的には形を基本としてタイやヒラメのような平たい魚は枚、カツオやマグロ、タチウオなど紡錘形や体長が長い魚は本、そのほかカサゴなどは尾かな?(匿名希望)
隔週刊つり情報(2023年6月1号)※無断複製・転載禁止