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東京湾の春シロギスはテクニカルで楽しい時期

隔週刊つり情報編集部

シロギスにはだれでも手軽に数釣れる楽しさもあるが、難解なアタリに掛けて数をのばすテクニカルな面白さもある。

それが水温の下がる3~4月の時期。

目下は中ノ瀬20mダチなどで20cm前後の良型主体に釣れているが、数のほうは釣り手の技量によって大きく差がつくことがある。

まるでマルイカやカワハギ、テンヤタチウオのようだが、その難しさこそがまた行きたいという釣欲をかき立てる。

元祖テクニカルターゲットとも言える東京湾のシロギス、この機会に一度楽しんでみてはいかがだろう。

釣行の写真

▲テクニカルなシロギス釣りも面白い

私的に沖釣り入門にぜひともおすすめしたいターゲットが東京湾のシロギス。

東京湾は波も穏やかなので初心者にとって一番心配な「船酔い」のリスクが少ない。

出船時間が遅めなので特別早起きしなくても済む。

ポイントの水深が浅く軽量タックルで釣りができ、道具は船宿でレンタル可能。

さほど釣りの知識がなくともある程度の釣果が見込める。

そして、何よりも釣ったキスの天ぷらは格別においしい。

とはいえ、シロギスは初心者向けの釣りだけではない。

数を釣るためには状況に応じた色いろな誘い方を駆使するテクニカルな面もあるのだ。

私もそんなシロギス釣りが大好きで「釣りはシロギスに始まり、シロギスで終わる」と感じている次第。

今回は本格シーズンに先駆けて3月11日に釣友と葛西橋の第二泉水へ出かけてきた。

釣行の写真

▲釣れれば20cm前後の良型が多い

知っ得!シロギス豆知識

パールピンクの美しい魚体から海の女王と呼ばれるシロギス。

その体色は生息域である砂場の保護色となっている。

長い顔は砂の中にいる獲物を口から海水を吹いて探し出せるように進化したもので、細長い体は危険を察知したら砂の中に潜るのに適している。

昔は「鼠頭魚」と書いてキスを表すこともあったようで、これは頭部がネズミの頭に似ていたことに由来するとか。

漢字1字だと「鱚」で、昔から庶民たちが喜んで釣りをしていた様子がうかがえる。

Tackle Guide

仕掛けは本文で書いたように水温の低い時期は胴つき仕掛けがおすすめ。

その場合、リールはスピニングより小型両軸のほうが道糸の出し入れが容易で扱いやすい。

竿はキス専用で硬めは誘いの動作がしやすい、軟らかめは食い込みがいい、といった特徴があるので、自分の釣りスタイルに合わせて選択したい。

出足は好調だった

当日は平日でもあることから乗船者は私たちを含めて6名で、第二泉水も今日が今シーズンのシロギス初出船とのこと。

私がお客さんたちに取材のあいさつをして回っていると、「つり情報さんにはお世話になっております」と名刺を差し出してきたのが本誌で何度か紹介されている大西釣具工房の大西了路さん。

大西さんの工房ではカワハギ、マルイカ、シロギスなど比較的軽いオモリを使う釣りに特化したタックルを製作しており、今日は自作のシロギス竿の調子を検証しに来ていたようだ。

7時になって黒澤正敏船長の操船で出船。

50分ほどの航程で到着したのは、この時期で最も実績の高い中ノ瀬の水深20mラインだ。

さっそくエンジン流しのスタイルで「準備のできた方から始めてください」と開始の合図が出た。

当日は席に余裕があることから釣友の塙君以外は皆さん2本竿でトライ。

開始早々に右舷トモ2番の大西さんが18cmのシロギスを抜き上げると、隣の席の石橋さんも16cmを釣って後に続く。

ミヨシ側に移動すると左舷ミヨシの青柳さんも18cmのシロギスを釣り上げてニッコリ。

そして「きた。きましたよ」とリールを巻き始めたのは釣友の塙君で20cm近いサイズを連続ヒットさせて出足は好調だ。

テンビン仕掛けで挑む

この調子でバンバン釣れるかと思いきや、その後はポツリポツリとした展開が続く。

そんな中、一人異次元ともいえる釣りっぷりを発揮していたのは大西さんだ。

「この時期は一年で一番水温が低いのでシロギスが果敢にエサを追わないから、テンビン仕掛けより胴つき仕掛けのほうが断然有利ですよ」と、皆さんが苦戦する中一人ポンポンとシロギスを釣り続ける。

大西さんは小型両軸リールをセットしたタックルを1本は船下に、1本は軽くキャスト。

両手に持った竿を操る姿はアナゴ釣りに似ており、誘い方はカワハギ釣りに近いイメージだ。

チョンチョンチョンと穂先を揺さぶったら3秒ほどステイさせ、ジワーッと誘い上げる動作を繰り返して踊るように釣っていた。

時計の針が10時を回ったところから私も釣りに参加。

あえてテンビン仕掛けで遠投してサビいてくるスタイルで挑んでみる。

アクションをかけた後のステイ時間を長めに取って船下までサビいてきても魚信がこなかったので、その場で50cmほど仕掛けを浮かせてクイックイッと誘いを入れるとビビビッときた。

抜き上げたのは20cmのシロギスだったが、釣れたキスに触ってみるとその冷たさにビックリ。

底潮がかなり冷え込んでいるようで、それも食いの渋さにつながっているのだろう。

その後もサビいてくる途中でプルプルときてもハリ掛かりしない場合が多い。

普段なら再びアタックしてくるのだが、それっきりで終わってしまう。

なるほど、大西さんの言っていたのはこのことか。

それでも拾うようにしてシロギスを釣ってはいたのだが、ペースは大西さんの半分ほど。

するとこれまでにない手応えがあり、ようやくダブルでキスが掛かったかと思ったら釣れ上がったのは25cmもあるメゴチだった。

東京湾のメゴチは今ではめったに釣れなくなったが味はシロギスに劣らないので大事にキープする。

12時を過ぎて上げ潮が効き始めるとキスの活性が上がったのか皆さん数をのばし始めたものの、残念ながら午後2時に沖揚がり。

釣果は15~22cmのシロギスが一人11~51尾と今一歩だったものの、この記事が出るころには水温も上昇、キスの活性も上がることだろう。

手軽で小気味よい引き味も楽しく、食べておいしいシロギス釣り。

みんなで出かけてみてはいかがだろう。

釣行の写真

▲この時期は胴つき仕掛けのほうが有利とか

船宿INFORMATION

東京湾奥葛西橋

第二泉水

03・3645・2058

▼備考=出船7時、沖揚がり14時。

無料駐車あり。

ほかライトアジへも出船

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