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こんな近場で良型アカムツ!?手堅いクロムツと一挙両得

隔週刊つり情報編集部

今、相模湾のアカムツがおもしろい。

相模湾は最深部では水深1000mを超えるため深海の魚自体は珍しくないが、最近ではアカムツが近場の江ノ島沖で手軽に狙えて実績も上げていることから穴場として注目度が急激にアップしている。

相模湾腰越港の秋田屋では連日良型アカムツが上がっているが、前半はクロムツ、後半にアカムツを狙うのが標準的だと斉藤太俊船長はいう。

取材日は航程20分ほどのポイントでクロムツ(ムツ)をいい人で10尾ほど釣ってから少し移動し、水深300m前後でアカムツを狙った。

アカムツ狙いは1時間半と短かったが1kgジャストの良型が顔を出した。

希望者が多ければアカムツ専門狙いもOKとのこと。

今後も夢が広がる!

釣行の写真

▲前半はクロムツ狙い でトップ10尾前後釣れている

アカムツのエサは?

相模湾の江ノ島沖でアカムツが釣れていることは、意外と知られていないのではないだろうか。

相模湾腰越港の秋田屋が出船している中深場五目釣りではあっと驚くような近場のポイントで連日良型アカムツが出て盛り上がりを見せている。

特筆すべきは場所が近く手軽に狙えることだ。

アマダイポイントまでは腰越港からなら10分ほど。

そこから10分ほど沖に出ると水深100~200m前後のクロムツのポイントに、さらに10分も走れば水深300mのアカムツポイントに着いてしまう。

タックルもPE4号が400m巻ける電動リールがあれば対応できるライト中深場釣りだ。

秋田屋では目下のところ前半はクロムツ(ムツ)狙い、後半にアカムツを狙うことが多い。

乗船者の希望が多ければ最初からアカムツを狙うのもOKだと斉藤太俊船長は言う。

船長が中深場釣りを開始したのは5年ほど前。

そころアカムツは交じる程度だったが、この冬から春にかけてアカムツが多く釣れるようになったという。

「元もといたと思いますが、釣れる場所が分かってからはコンスタントに出ています」

釣果はいいときでトップ2~3尾とけっして数が多いわけではないが、釣れるサイズは30~40cm主体で小型はほとんど交じらないことから満足度が高い。

「狙えば型は見られますよ。貸し竿のビギナーの人が結構釣ってるんです」とのことだったが、取材した日も2回目の挑戦で貸し竿で1kgの良型を釣り上げた。

目下のところ、釣れる水深は300m前後。

今後、アカムツの動きが把握できるようになれば、さらなる展開にも期待できそうだ。

乗っ込み期には他エリアで見られるような水深130~140mの浅場で釣れるようになるかもしれず夢は膨らむ。

まさにここ相模湾はアカムツの穴場になる可能性があるといえよう。

ちなみに、秋田屋ではアマダイ&中深場狙いでの出船も可能。

これもポイントが近いゆえに実現している。

今回はクロムツ狙いとアカムツ狙いの両方の釣り方を解説する。

釣行の写真

▲アカムツにチェンジしてすぐにヒット。この日は1時間半で2尾だったが、数日前は8尾上がったそう

道糸は400mあればOK オモリは150号と手軽

クロムツ、アカムツとも共通したタックルで狙う。

竿はオモリ150号を背負える全長2m前後の中深場専用竿、アカムツ専用竿のほかビシアジ竿などでも流用できる。

リールはPE4~5号が400m以上巻けるサイズを使用する。

ダイワなら400~500番、シマノなら2000~3000番。

オモリ150号ならPE3号でもよさそうだが、斉藤船長によると「オマツリしたときに高切れのリスクがあるのですすめない」とのこと。

アカムツ狙いのポイントは水深300mを超えることもあるが、潮の流れがきつい場所ではないので最低400mあれば対応できるそう。

後述するがアカムツのポイントにはエドアブラザメというそれほど大型ではないが鋭い歯を持つサメがいて、たびたびヒットしてくる。

このサメが掛かったときにオマツリするとPEラインに歯が当たって切れることがある。

このため電動リールの予備があると安心だ。

実際、取材した日も2度そういったシーンがあった。

クロムツは胴つき3~5本バリで狙う。

慣れた人はもう少しハリ数を増やしてもいいが、慣れない人には船長は3本バリをすすめている。

ハリスは8号だが、そのまま同じ仕掛けでアカムツを狙っても食ってくるそう。

クロムツは鋭い歯を持ちハリス切れも多い。

このため、交換用にハリを結んだ枝スを用意しておくと素早く交換できる。

船宿仕掛けのハリはムツ17号、枝スの長さは60cm。

アカムツ狙いの仕掛けはクロムツのままでもいいし、専用の仕掛けを使用してもいい。

その場合はハリスを5号程度、ハリ数は3本がバランスもよく扱いやすい。

仕掛けの投入、回収にはマグネット板があると便利だが、3本バリなら船ベリの上に並べるだけでもトラブルなく対応できる。

これも船長が慣れない人に3本バリをすすめる理由の一つだ。

このほか、小型のヨリ取りリングを付けてもいい。

エサは船ではサバの切り身が支給される。

エサは端の中央にチョン掛けする。

アカムツ狙いで使いたいエサがある場合は各自で持参する。

ホタルイカを持参する人も多いがサバエサのほうが食うことも多いようだ。

ただし、アカムツ釣りはエサをあれこれ考えるのも釣りの一部なので色いろ試してみるのもいいだろう。

釣行の写真

▲クロムツは深場では大型のチャンス

クロムツ釣りは合わせを入れて追い食い狙い

クロムツ狙いの水深は170~200mほど。

朝方は100mちょっとの浅場を狙うこともある。

合図があったら一斉に投入する。

オモリが着底したら糸フケを取り1~2m上げる。

これがクロムツの基本のタナとなる。

そのまま待ってアタリがなければゆっくり大きく竿を振り上げて、続いてゆっくり落としていく誘いを入れる。

上のタナで食うようならここから2~3mは上げて再び誘ってみる。

ある程度待って釣れなければ再着底させ、最初からやり直す。

クロムツのアタリは鋭く下に持っていくように竿先に出る。

アタリがあったら必ず竿を大きく持ち上げるようにして合わせを入れること。

こうすることでバレにくくなる。

アタリがあってもそのままにしておくとハリを飲み込まれてハリス切れすることもある。

1尾食ったらすぐに巻き上げず、しばらく追い食いを狙ってみよう。

その場でそのまま待つだけでもいいし、1mずつ上げてもいい。

電動をオンにして微速で巻いていっても追い食いすることがある。

ある程度待って追加のアタリがないようなら巻き上げを開始する。

巻き上げスピードは1秒間に1mほど。

波があるときなどは手持ちで巻いたほうがバレにくい。

手持ちで巻き上げると、想像した以上にクロムツの引きが強いことが分かるだろう。

巻き上げて仕掛けの場所まできたら、幹糸をロッドキーパーの糸止めに固定して取り込む。

糸を緩めたりゆっくり取り込んでいるとハリが外れることも多いので、魚がいたら素早くすべての仕掛けを船内に入れよう。

取材日には取り込み直前にクロムツが外れてしまい、直後に海面に魚が浮いているシーンが多く見られた。

そんなときは船の前方にある伸縮式のタモですくおう。

かなりの長さまでのびるので、多少距離があっても無事にすくうことができる。

鳥に奪われる前に素早く行おう。

取り込んだら枝スのヨリを取り、エサを付けて船ベリに並べる。

「上げた人は待ってて」「またやってもいいよ」という場合があるので、船長の指示に従おう。

通常はクロムツをある程度釣ってお土産をキープできたらアカムツ狙いに移行する。

この時間配分はその日の状況による。

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アカムツ釣りは 高めのタナも探る

アカムツ釣りはクロムツの場所から少し沖に出た場所で、水深は300m前後。

仕掛けを交換するなら移動中に行う。

「クロムツは6本バリ仕掛けで狙っていますが、そのままの仕掛けでアカムツを狙っています。この前には一番上のハリにアカムツが食ってきました」とは、仲乗りの高野さん。

アカムツ用仕掛けを使うかどうかは好みでよさそう。

船長の話でもどちらでもいいそうで、船宿仕掛けの3本バリ仕掛けをそのまま使って釣る人も多いとのこと。

エサはクロムツ同様、サバの切り身をチョン掛けにしてもいいし、持参したホタルイカをツボ抜きしてミックスにしてもいい。

釣り方は、着底したら糸フケを取ってそのままゼロテン状態にして少し待ち、ゆっくり竿を上下して誘い、再びゼロテン状態にしてアタリを待つ。

これを繰り返していく。

高いタナで食うことも多いそうなので、3m前後上げて探ってみるのもいいだろう。

アタリはキュンとエサを強く引き込むようなものからジワーッともたれるようなものまで様ざま。

アタリがあったら必ず竿を手に持ち次の強い引き込みを待つ。

ここでギューンと入り込んだら大きく合わせを入れる。

クロムツ同様にしっかり合わせを入れることでバラシを防げる。

巻き上げは1秒1mほどの中速で巻いてくる。

アカムツは巻き上げ中にハリ穴が広がっていくことが多い。

このため仕掛けを緩めてしまうといとも簡単にハリが外れてしまい、クロムツなら浮き上がるが、アカムツはそのまま泳いでいってしまう。

取り込み時は仕掛けを緩めないように注意したい。

釣り方でもう一つ効果があるのが、電動を微速巻きしたデッドスローの誘い。

電動リールの種類にもよるがスピード5前後でゆっくり5mくらいまで上げていく。

この間に竿先に変化が出たら身構え、強く引き込んだら合わせを入れる。

アカムツは巻き上げ中に何度が強い抵抗を見せてくれ、「これはアカムツだ!」と釣り人のテンションを上げてくれる。

もっと断続的に引くのは大型のクロムツの可能性もある。

アカムツのポイントでは数こそ多くないものの大型が食ってくることもあるという。

今シーズンは最大46cmあったそう。

「前は違うサメだったんだけど、最近はエドアブラザメがよく食うんだよね」と仲乗りの高野さん。

このサメは最初のアタリはアカムツほどシャープではないが、巻き上げ中はよく引く。

断続的にずっと引いている、鈍重な感じがするようならこのサメを疑ったほうがいい。

モタモタしていると周りとオマツリするのでなるべく素早く巻き上げてくる。

ただし、大型のクロムツの可能性もあり判断は難しいところ。

どうしたらいいか分からないときは船長や仲乗りさんに聞いてみよう。

アカムツはだれか一人にアタリがあると、その周辺にまだいる可能性が高い。

周りを観察してアカムツがヒットしたら集中してやろう。

秋田屋ではまだしばらくはこの釣りを継続していくという。

穴場的なポイントで夢のある釣りを楽しもう。

INFORMATION

相模湾・腰越湾

秋田屋

0467・31・1289

▼備考=予約乗合、5時15分集合。

ほかアマダイへも出船

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