11月26日、マハタを狙いに九十九里飯岡港の幸丸へ向かった。
同宿では11月4日からマハタ乗合を開始、ホームページを見ると良型ぞろいで、ヒラメやキントキなどうれしいゲストも釣れている。
そこで今回の目標は2kgのマハタとした。
3時50分に到着し、右舷3番に入ったがここでアクシデントが発生。
タックルをキーパーにセットしたつもりで尻手ロープを取り出そうとした瞬間、あろうことか尻に竿が当たり、海に沈んでしまったのだ。
慌てて船長に泣きつき、底を探ってもらうこと3分、無事引き上げに成功。
迷惑をかけたのにもかかわらず、ずうずうしくも船長に釣り方などを教わる。
①捨て糸やハリスの長さにこだわらなくていいこと。
②マハタは一番先に目にしたエサに飛びつくので投入前の準備をしっかりすること。
③型がいいのでハリスは10号、孫バリはトリプルフックだと伸ばされることもあるのでシングルフックがいいこと。
④道糸はPE2号厳守!
⑤釣り方は底トントンでは根掛かりするので仕掛けが着底したら1~2mほど底を切ること。
乗船者15名で4時40分に出船し、5時半に水深30mのポイントに到着。
エサはイワシとアジが配られるが食いに差はないという。
良型が食った
釣り始めてしばらくすると、左舷ミヨシの方が良型のマハタ、右舷トモ3番の方が小型のヒラメを上げる。
小さな根の周りをピンポイントで流しているらしく、すぐに流し変えとなる。
「流し変えのたびにエサを替えると足りなくなりますから生きているかぎり使ってください」と船長のアナウンス。
左舷では本命が順調に上がるが右舷はヒラメばかり。
気合を入れ直し、底から2m上でしばらく待ち、アタらなければさらに3m上げてからゆっくり底まで下ろし、また底上2mで待つ、を繰り返しているとゴツゴツと待望のアタリ。
無事にハリ掛かりしてゆっくり引きを楽しみながら上げてくると1kg級のヒラメ、晩のおかずを確保してホッとする。
7時過ぎ、右隣の方がかなりの大物を掛けたが痛恨のハリス切れ。
その後、私にも何かが掛かった。
上がってきたのは良型のキントキで、これを皮切りに船中キントキラッシュとなる。
右隣の方に再び大きなアタリ。
上がってきたのは2.4kgのマハタ。
底ダチを取り、底を切ると待望のアタリがきて5秒後にゴゴンと強烈な引き込み。
ドラグ2kgと強めの設定なので道糸が出されることなく巻き上げて取り込んだのは1.6kgの本命。
さらに次投では着底と同時にドンときたがこちらは小さな0.5kg級のマハタ。
すごかったのは右隣の方で先ほどの2.4kgのあとに3尾のマハタを釣り上げて10時15分に一足早く納竿する。
一人抜けた分配当が増えるはずと思っていたら、再び着底と同時にドドン。
今度はドラグが出る強烈な引きだったがバラしてしまい11時の沖揚がり。
釣果は0.5~4kgのマハタが一人0~4尾、船中15人で32尾。
ヒラメ、キントキ、カサゴ、カンパチが交じった。
私は目標に届かなかったし、最後に逃した魚にも会いたいので、近いうち再チャレンジするつもりである。
乗船MEMO
九十九里飯岡港 幸丸
0479・57・2258
備考=予約乗合、4時半集合。
一つテンヤマダイ、ヒラメ、ルアー船にも出船
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