11月24日、茨城の一つテンヤマダイを楽しむため5年ぶりに日立会瀬の弁天丸へ釣行した。
5時15分に集合。
当日のお客さんは9人。
受付をして、右舷ミヨシに釣り座を構える。
前日は6.5kgのマダイが上がったらしく、運がよければ一発大物もありそうだ。
5時半に出船し、20分ほど走って日立会瀬沖の水深25mのポイントに到着。
船長がパラシュートアンカーを投入する。
テンヤの重さは1号10m換算を目安にすると3号だが、暗がりでは細いラインがよく見えなくて着底が分からない。
かなり重めではあるが10号のカブラから始める。
船宿支給のアカエビがやや小さいため、持参した大きめのシバエビを付けて仕掛けを投入する。
開始早々、左舷胴の間でヒットし、竿が大きく曲がった。
ややあって取り込まれたのは1.5kg級のマダイ。
これはジギングで釣れたようだ。
さらに左舷ミヨシで同サイズのマダイが取り込まれた。
これもジギングだ。
この方はその後1.5~3kgのヒラメを4枚上げたが、5年前にはジギングで釣っている人はいなかった気がする。
サイズアップに期待
仕掛けを投入し底ダチを取ったら、1mほどリフト、続いて底付近までフォールさせてステイ。
するとコツコツときた。
即合わせしたがハリ掛かりしない。
仕掛けを回収して確認するとエサ取りの可能性もあるが、エビの頭部だけ食われているのでマダイのような気もする。
次投も同じ誘いでアタリ。
今度は小さいアタリは合わせず、竿先が深く入るときに合わせを入れる。
するとバタバタと魚が暴れる感触。
上がってきたのはリリースサイズのマダイ。
気を取り直して再投入する。
またしても底近くでステイさせるとアタリ。
竿先が入ったところで合わせる。
重量感に欠けるものの水深が浅いため魚の引きは強く楽しい。
上がってきたのは0.3kgのマダイ。
あとはサイズアップを狙うだけだ。
探見丸に映る反応は小型の群れが海底付近、やや上に良型のマダイがいるように見える。
良型もフォールするテンヤに興味を示せば、追いかけてきてステイした瞬間に食ってくるのではないかと思いながら誘いを繰り返す。
船長はいくつかのポイントを流し変えたり、ドテラで流したりとこまめにポイントを移動する。
明るくなったところで5号のテンヤに替えてみた。
流しの中でまるで釣り堀のようにマダイが掛かってくる楽しい時間もあったが、この日はどうしても0.2~0.3kg級のマダイが多い。
「これは大きい!」と思って上げると43cmのイシガレイだったりウマヅラハギだったりして、残念ながらサイズアップできないまま沖揚がりとなった。
釣果は0.3~1.6kgを一人3~15枚。
私は0.4kg級を頭に3枚。
リリースサイズを含めれば20枚近くのマダイを釣り上げたので、マダイの魚影の濃さは感じられた。
乗船MEMO
茨城県日立会瀬港 弁天丸
090・2549・9043
備考=予約乗合、5時半集合
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