皆さま、明けましておめでとうございます。
2023年もBグル隊+GXをよろしくお願いいたしやす。
というか見捨てないでください。
今回のお題目は東京湾のライトウイリー五目。
色いろ釣れちゃいそうでウキウキしながら行ってまいりやした。
お世話になったのは東京湾奥金沢漁港の忠彦丸。
斉藤俊恵船長に釣り物などについてうかがうと魚種は時期や状況によって変わり、その時どきにお客さんが喜んでくれそうな魚を色いろ狙っていくとのこと。
当日はまずワラサを狙うとのこと。
前日は7kgオーバーのブリが上がったらしい。
エッ!?
ウイリー仕掛けでワラサが釣れるの?
なんて思っていたらハリス8号6mの1本バリ仕掛けをテンビンにセットしておくようにと出船前に船長が教えてくれた。
7時20分に出船、約1時間ほど走った久里浜沖で開始となる。
近田と黒澤にカメラを任せて、食材確保のためにまずはオレが竿を出す。
タナは海面から85mで、水深90mから誘い上げてきてタナに合わせるという指示。
食ってくれるかなぁ。
ワラサ……。
▲当日の釣り場は久里浜沖の水深90m前後
出典:
隊長★竹田 信彦
釣り歴は40年以上だが釣りの腕は相変わらずビギナー程度のビンボーライター。
釣った魚で飲むことが生きがいだが、最近はγGTPがうなぎ登りでいつも医者に怒られている53歳のオッサン。
隊員★近田 憲男
沖釣りも料理もかじった程度の知識しか持たず、腕前はどちらもビギナーの外道料理担当。
食欲が旺盛で腹を満たすためなら外道も食らう。
白飯に合うゲドゥーのレシピが大好きなアラフィフ。
新入隊員★黒澤 尚人
最近入社したばかりの「超」がつくほどのド新人。
酒は好きだがそれほど強くはなく、飲むと一丁前なことばかり言う。
海釣りから川釣りまでなんでもやるが、どれも中途半端な腕前のアラサー。
大型のマダイが登場!ワラサはダメでもアジは絶好調!
しかしこの日は驚くほど潮が速くオマツリが頻発。
オレは1投目からオマツリして……。
船内ではしばらくしてアマダイとアジが上がったが、本命は出ないまま時間が過ぎていく。
大物とはまるで縁がないオレ。
今回もヤバそうな気配が濃厚。
なんでもいいから釣れてくれ!と心から祈る。
そんなとき左トモで大物がヒットした様子。
ややあって取り込まれたのは4kg級のきれいなマダイでビックリ。
釣り上げたのは高橋昌利さん。
お見事でありやす。
その後もしばらくワラサを狙ったが不発に終わり移動となる。
次のポイントはマダイやアジが釣れるそうで、仕掛けをハリス3~4号6mの1本バリにチェンジ。
釣り場は同じ久里浜沖、指示ダナ85mで再開。
釣りの神様に祈り続けたオジサンは疲れちゃったので若人の黒澤と選手交代。
歳を取ると集中力とか持久力がねぇ……。
再開後すぐに右胴の間で釣っていた阿多祐洋さんが1kg級のマダイをキャッチ。
人生初のマダイだそうで実にうれしそう。
おめでとうございやす。
「魚はいる。なんでもいいから絶対に釣れ!」と黒澤にハッパをかけると、「食いました!」と言って早々に竿を曲げた。
ややあって取り込んだのはおいしそうなアジ。
チャンスかもしれないと思い、「黒澤、釣り続けろ!」と言い放つと次つぎにアジを釣り上げるアジ釣りマシーンになった。
オレは黒澤が釣ったアジを血抜きする血抜きオジサンとなり、せっせとアジを血抜きしてはクーラーへイン。
わが隊的分業制でありやす。
でもなんかかっこ悪いなオレ。
▲念願のマダイを手に大喜び
出典:
▲隊長もアジの入れ食いを堪能
出典:
▲隊長と近田隊員の食材を確保
出典:
船長に教わった釣り方のコツ
コマセカゴの調節は上窓を全開、下窓を5mm開ける。
コマセを詰める量はカゴに7~8分目。
タナ取りは海面からで、指示ダナより5m沈めてから2~3回コマセを振って指示ダナに合わせる。
5分ほど待ってアタリがなければ仕掛けを回収して付けエサをチェックする。
こんな仕掛けで楽しもう
当日の仕掛けはハリス8号6mの1本バリ(ワラサ用)、ハリス3~4号6mの1本バリ(マダイ用)の2種類。
ライトウイリー五目は多彩なターゲットが魅力!
アジは絶好調で30cmオーバーの良型交じりで投入のたびに掛かり黒澤はなんとも楽しげ。
「ちょっとやらして」と交代するとすぐにキュキュン!ときてオジサンの心を癒してくれた。
アジはやっぱいいヤツだ。
その後もアジは順調に釣れ上がり近田も立て続けにアジをキャッチ。
料理撮影用の食材はもう十分だ。
あとは外道が釣れてくれれば完璧だけど不思議とまったく釣れない。
ところでウイリーはいつやるのだろうと思っていたら一日コマセ五目で通してしまう日もあるとのこと。
まさにこの日がそうで14時半の沖揚がりまでタイ五目となった。
ときにはブリやワラサ、大ダイも釣れちゃう忠彦丸のライトウイリー五目。
アジやサバのほかにイサキやクロダイなんかが釣れる日もあるそうな。
大物~小物用の仕掛けを色いろ用意してぜひお出かけくだされ。
黒澤隊員のBグルトピック ウイリー仕掛けでの釣り方とゲストたち
★忠彦丸の看板メニュー「ウイリー五目船」では、海の状況や季節により狙う魚や使用する仕掛け、釣り方も様ざま。
初めての方はどうしたらよいのか困ってしまいますよね。
そこでここではウイリー仕掛けで狙う魚種や釣り方をご紹介します。
基本的な仕掛けはハリス3号、全長2.5~3mの2本バリ。
ハリはチヌ3号で先バリにオキアミを付けて釣るのが効果的です。
ウイリーの配色などはその日の潮色や魚の活性によって異なるため、2~3種類用意するのがおすすめ。
食いが渋い場合はハリス4号4.5mの空仕掛けを使い、3本バリすべてにオキアミを付けて狙うと効果を発揮します。
ウイリー仕掛けで釣れる魚種はとにかく多彩。
イサキやイシダイ、クロダイ、ウマヅラハギ、アカイサキ、ソウダガツオなどなど。
過去にはハリ掛かりしたアジにヒラメがウバ食いしたなんていうこともあったとか!
そのようなラッキー事案にはなかなか恵まれないわがBグル隊ではありますが、場所によっては珍しくないそうなので日を改めてまたリベンジします!
近田隊員の戯れ言
★ウイリー五目船なので多彩なゲストを期待したのですが、今回はワラサとマダイがメインでした。
コマセ釣りならゲドゥーも釣れるはずと思いきや釣れるのは良型のアジ。
隊長や黒澤隊員、同船者もアジばかりということで今回はアジのレシピを紹介します。
ライトウイリー五目乗合はおまかせ
東京湾奥金沢漁港 忠彦丸
045・701・3086
備考=7時20分出船。
ライトアジ、タチウオ、フグ、カワハギへも出船
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隔週刊つり情報(2023年1月15号)※無断複製・転載禁止