9月17日、ライトアジを楽しみに東京湾奥金沢八景の黒川丸に釣友の岡本さんと釣行した。
午後船に乗るため11時半ごろ受付を済ませ、我われは左トモから2、3番目に並んで釣り座を構え、アカタンとアオイソメの2種類の付けエサと氷を受け取る。
小学生の親子連れを含む乗船者18名がそろうと定刻より10分ほど早い12時20分に出船。
航程20分ほどでポイントの八景沖に到着すると、「水深23m、タナは海底から2mです。準備ができた方から始めてください」のアナウンスで開始。
入れ食いタイムに突入
エサ持ちがよいアカタンをハリに刺し、コマセカゴにイワシのミンチを8割くらい詰めて投入。
底ダチを取り、道糸のマーカーを目安に1mほど巻き上げてコマセを1回振り、タナに合わせてもう1回振ってアタリを待つ。
アジを寄せるため、30秒ほど待ってアタリがなければ仕掛けを回収。
コマセを詰め直して再投入を繰り返す。
しばらくすると、岡本さんにアタリ。
25cm級のアジを釣り上げると船中第1号とのアナウンスが入る。
アジが船に寄ってきたのか、すぐに岡本さんが同サイズを追釣。
私も続こうとタナに合わせて待っていると、コンとアタリ。
軽く合わせると竿先がギュンと引き込まれる。
魚の引きを楽しみながら電動リールを低速にして慎重に巻き上げると、25cm級のアジが一荷で釣れ上がり、岡本さんに追いつく。
持参した潮時表を見ると、ちょうど上げ3分ごろの時間帯。
アジの活性が上がってきたのか、コマセを振って数秒待つとアタリがきて、投入するたびにアジが釣れ上がる。
岡本さんも順調にアジを釣り上げ、ライトアジらしい入れ食いを楽しんでいる。
気温が高くアジをバケツに入れておくとすぐに弱ってしまうので、アジが釣れるたびに海水氷を張ったクーラーボックスに直接しまい氷絞めにする。
アオイソメが残っているので使ってみると、アカタンと同じように食ってくる。
当日は、付けエサの種類でアジの食いに差はないようだった。
1時間ほどするとアジの食事タイムが終わってしまったのか、船中でアタリが遠くなる。
船団を形成していた他船は移動を開始。
魚探にアジの反応があるので、黒川丸はもう少し粘るとのこと。
船中でポツポツとアジの顔を見たところで移動となる。
次のポイントは田浦沖の水深17m前後で、指示ダナは海底から2~3m。
投入後、2mのタナで待ってもアタリがないので、コマセを振って1m巻き上げて3mで待つが、アタリは遠い。
小刻みに数回に分けてコマセを振り出したり、待ち時間を変えたりと試行錯誤するが状況は好転しない。
残り10分を告げるアナウンスの後、なんとかアジを追釣したところで16時の沖揚がりを迎えた。
釣果は2隻の高低で18~34cmのアジが3~48尾。
私は13尾、岡本さんは16尾で夕食のお土産をキープ。
帰宅後はたたきと刺身でアジを堪能し、翌日は干物を作って冷凍保存。
しばらくの間、アジの開きを楽しめそうだ。
乗船MEMO
東京湾奥金沢八景 黒川丸
045・781・8720
▼備考=予約乗合、午前7時半、午後12時半出船。ショートイシモチへも出船
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隔週刊つり情報(2023年11月1号)※無断複製・転載禁止