8月26日、釣友の大橋さんを誘ってショウサイフグを楽しみに東京湾奥金沢八景の野毛屋へ釣行した。
午後船に乗るため11時半ごろ受付を済ませ、空いていた右ミヨシから2人並んで入る。
出船前に船長から、以下のレクチャーがあった。
①竿先が目線の位置にくるように竿を構える。
竿先を海面に向けない。
②オモリが海底で動くとフグはエサを食わない。
オモリが動かないように意識して、ゼロテンションの状態を保つ。
11名の乗船者がそろうと12時半に出船。
20分ほど走って根岸沖の水深8m前後のポイントに到着。
船長がアンカーを打って釣り開始となる。
頭を取って殻をむいたエビの身を3等分に切り、用意したチラシ仕掛けのエサバリに付けて投入する。
着底と同時に糸フケを取り、船長のレクチャーどおりオモリが動かない程度に道糸のテンションを保ったまま3秒ほど待つ。
アタリがなければスッと30cmを目安にシャクって誘いを入れ、竿先にオモリの重さを感じながらゆっくり竿を下げてオモリを再着底させる動作を繰り返す。
チラシ仕掛けで食わせる
開始5分後、ショウサイフグが釣れたとのアナウンス。
私も続こうと竿先に集中していると、コツンとアタリ。
スッと手首を返して軽く合わせると竿先が曲がり、慎重に巻き上げて25cm級のショウサイフグをキャッチ。
次を期待して急いでエサを付け直し、再投入するとまたすぐ竿先にアタリがきて、即合わせで2尾目を追釣。
時合に乗るために手返しのスピードを意識して軽く前方に投げて投入。
しばらく誘いを繰り返してくるとモタッとした違和感が手に伝わり、すぐさま合わせるとエサバリに食った本命が上がってきた。
大橋さんにはアタリがこない様子。
仕掛けを回収した際に見てみるとエサはしっかり残っているので、アタリを見逃しているわけではなさそう。
船中を見回すとポツポツとショウサイフグやヒガンフグが釣れている。
やがて大橋さんも25cm級のヒガンフグを釣り上げオデコを脱出。
15時ごろに小柴沖に移動となる。
フグをよりおいしくいただくために、移動の間にエラブタからハサミを入れて血抜きをし、海水氷を張ったクーラーボックスにしまう。
移動後もアタリは続きショウサイフグをポツポツと追釣し、16時の沖揚がりを迎えた。
船中トップの釣果はショウサイフグとヒガンフグを合わせて14尾。
私はショウサイフグ11尾で、大橋さんはヒガンフグ1尾だった。
帰宅後は、船長に身欠きにしてもらったショウサイフグの刺身と雑炊が膳に並んだ。
一日では食べ切れないので、残りはキッチンペーパーとラップで包んで冷蔵庫で寝かせることに。
家族にも好評で、数日後の味変が楽しみだ。
乗船MEMO
東京湾奥金沢八景 野毛屋
045・781・5964
備考=予約乗合、12時半出船。
一日船へも
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隔週刊つり情報(2023年10月1号)※無断複製・転載禁止