今回のイチ押しルアーはスローピッチジャークジギング(以下スロジギ)で狙う日立沖のアカムツ。
例年夏に開幕して秋に盛り上がりを見せるこのゲーム。
釣って楽しく食べておいしいとファンが急増中でありやす。
茨城県日立久慈漁港・釣友丸の若林一船長に色いろと話をうかがってみやしたよ。
ノブ「スロジギで狙うアカムツが釣れ始めたようですね。状況はいかがでしょう?」
船長「ハイ、今年はちょっと遅れ気味な感じですね。でも釣れるアカムツは型がよくて、今日(9月17日)は35~48cmでした。これでもう少し数がのびてくれればいいんですが、なかなかそう簡単にはいきません」
ノブ「釣り場はどのあたりでしょう?」
船長「日立沖の水深130m前後の根周りをやってます」
ノブ「ジグは何gくらいを用意すればいいッスか?」
船長「200~300gを中心に、潮が速いとき用に350g前後も用意してください」
ノブ「おすすめのカラーなんてあります?」
船長「やっぱりゼブラグローが強いですね。あとは赤金やオレンジなどアピール系ですね」
ノブ「アカムツをスロジギで釣るコツは?」
船長「アカムツの場合タナが上がることはまずないので、ジグが着底したら底から5m上までの範囲をスローピッチで探ってください。リールのハンドルを2分の1回転、または4分の1回転に1回シャクって竿先でジグを跳ね上げて、その後のフォールで魚に口を使わせるのが基本です。で、フォール中にアタリが出たら合わせて巻き上げてください」
ノブ「オレみたいなスロジギビギナーでも楽しめますかね?」
船長「難しい釣りじゃないのでビギナーの方も楽しめると思います。釣り方が分からなければ教えるので安心してください」
ノブ「アカムツ以外の魚が掛かったりもします?」
船長「ムシガレイやウスメバル、ソイなんかもよく釣れます。どれもおいしい魚でいいお土産になりますよ」
ノブ「タックルについての注意点を教えてください」
船長「潮が速いときはオマツリを避けられません。高切れしたときのことを考えてリールにはPE1.5号のラインを300~400m巻いてきてください。もしくはスペアのリールを用意してください。ラインが足らないと釣りにならなくなっちゃうので」
ノブ「今後の見通しはいかがでしょう?」
船長「遅れ気味にスタートしてるんで10月以降が本番になって数ものびるようになると思います。釣れるアカムツの型がいいのでぜひチャレンジしていただきたいです」
ノブ「やっぱりアカムツはうまいッスか?」
船長「僕は釣らせるほうなのでめったに口にしませんが、たまにお客様が分けてくださったアカムツを炙り刺しなどにします。もう絶品です(笑)」
ノブ「秋の夜長にアカムツの炙り刺しでキューッと一杯。たまりませんなぁ」
船長「ハハハ、竹田さんは相変わらずですねぇ」
ノブ「そのほかに注意点があったら教えてください」
船長「ハイ、この時期になると朝は寒い日もあるので1枚多く着込むようにしてください」
ノブ「今日はありがとうございました。なんかオレみたいなポンコツでもできそうなので今度ヨロシクです」
船長「了解しました。お待ちしていま~す!」
吸い込みのいいフックを上下に2本ずつ付ける
出典:
ジグは200~350gをそろえておこう
出典:
I N F O R M A T I O N
茨城県・日立久慈漁港 釣友丸
0294・22・7436
▼備考=3時半集合、集まり次第出船。一つテンヤ、タイラバのマダイへも出船。常磐道日立南インターより約10分
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隔週刊つり情報(2022年10月15号)※無断複製・転載禁止