「乗っ込みの大ダイ祭りが今年も始まりましたよ」という船宿からの朗報を受けて5月19日、茨城県鹿島港の長岡丸へ急行した。
平日にもかかわらず、大ダイ狙いに集まった乗船者は釣友と私を含め14名と盛況。
集合時間の4時に受付を済ませ、左舷トモ2番に入る。
乗船者の乗り込みが終わった4時半に港を離れ、40分ほど北上したところでエンジン音がスローになる。
エサのエビが配られ、「水深25m、始めてください」と船長のアナウンスがあり、エンジン流しでスタート。
8号テンヤを投げ入れると、潮が流れていないのか、仕掛けはほぼ真下に落ちていく。
この状況ではパラシュートアンカーは入らないなぁと嫌な予感が脳裏に浮かぶ。
その予感は当たり、「潮が動いてないから、遠投して広範囲に探ってみて」とのアナウンス。
アンダースローで仕掛けをキャストし広く探っているとアタリが竿先に伝わり、即合わせを入れる。
だがハリの掛かりが浅かったのか、二度目の引き込みでフッと竿先が軽くなる。
そこで次投からは一呼吸置いてから合わせを入れる。
すると1kg前後のハナダイやマゴチ、ヒラメなどのうれしいゲストが釣れるようになる。
チャンス到来
マダイのアタリが遠いため、船長は少しでも潮が流れているポイントを探しながら小移動を繰り返す。
「水深28m、底から2~3mにマダイの反応があります。タナを高めにしてください」とのアナウンス。
テンヤを6号に替えて投入。
着底後、素早く糸フケを取り、竿いっぱい誘い上げ、フリーフォールで1mほど仕掛けを沈めた瞬間、良型マダイ特有のテンヤをひったくるアタリ。
即合わせは我慢し、次の引き込みを待ってから竿を立てて合わせると、道糸が一気に10mほど引き出される。
もしかしたら最初で最後のチャンスかもしれないと慎重にヤリトリ。
巻き上げては道糸が引き出され、また巻き上げるという良型マダイとの楽しい攻防の末、船長の差し出すタモに収まったのは後検量2.4kgのマダイ。
続いてミヨシでジグをキャストしていた常連氏が大ダイらしきを掛けている。
だが取り込み寸前でハリ掛かりが悪かったのか無念のバラシ。てください」とのアナウンス。
テンヤを6号に替えて投入。
着底後、素早く糸フケを取り、竿いっぱい誘い上げ、フリーフォールで1mほど仕掛けを沈めた瞬間、良型マダイ特有のテンヤをひったくるアタリ。
即合わせは我慢し、次の引き込みを待ってから竿を立てて合わせると、道糸が一気に10mほど引き出される。
もしかしたら最初で最後のチャンスかもしれないと慎重にヤリトリ。
巻き上げては道糸が引き出され、また巻き上げるという良型マダイとの楽しい攻防の末、船長の差し出すタモに収まったのは後検量2.4kgのマダイ。
続いてミヨシでジグをキャストしていた常連氏が大ダイらしきを掛けている。
だが取り込み寸前でハリ掛かりが悪かったのか無念のバラシ。
まだチャンスは続き、底上3m前後のタナを集中的に攻めていた釣友が1kg級のマダイを2連発。
私も1.5kg級のマダイを1枚追加し、11時に沖揚がりとなった。
釣果は1.1~2.4kgのマダイが一人0~2枚。
ゲストにヒラメ、マゴチ、メバル、ハナダイとクーラーボックスはにぎやかになった。
「今日は一日中潮が動かず、ここ最近では一番悪い釣果でした。大ダイを狙いにまた遊びにきてください」と船長。
「ハイ、近いうちに」と即答した私であった。
乗船MEMO
茨城県鹿島港 長岡丸
0299・69・0930
▼備考=予約乗合、4時集合。
フグ、マゴチへも出船。
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隔週刊つり情報(2023年7月1号)※無断複製・転載禁止